マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

美味しい幸せの伝播

きょうは京都からの帰り道、関東地方が雷や豪雨で一時的に荒れた空模様になりました。
私は地下鉄の中だったので、Twitterでその模様を知ったのですが、自宅のある最寄り駅に着いたところ、激しく雨が降っていました。
折りたたみ傘はいつも持っていますが、きょうは傘があってもどうしようもない雨だったので、駅ビル内にあるお蕎麦屋さんに入って雨宿りをしました。
グラスビールと枝豆を注文して、窓際にある席で一人思わぬ時間を過ごすことに。

Twitterを見ていると、先日の講座の復習をした写真が次々と載っていて、嬉しいなぁと思いました。
そして、勢いというものを感じました。
人の気持ちなんていくらでも上下します。
どんな人でもそれはあります。
しかし、そのアップダウンを最小限にするのが理想的ですね。
なかなかそれが理想的に出来ない人は、自分より出来ている人のそばにいると良いです。
その「氣」の影響を受けるからですね。

先日の講座の前に私は、冷麦の麺つゆを飲み干したら「イッテシマイソウ」になるとTwitterで伝えておきました。
そんな濡れ場の言葉をお料理に使うなんてと思われたことでしょう。
そして、何と大袈裟なと思われたことでしょう。
でも、実際に召し上がっていただいたら、黙って放心状態になっているのを見逃しませんでした。
ლ(╹◡╹ ウフ
私は心の中でニヤリとしたのです。

その美味しさを味わったからこそ、帰宅されたらすぐに復習に取りかかってくださったのだと思います。
それは「良い氣」を持ち帰ったことになります。
そして良い気をご家族にも伝播させ、その氣がさらに自分にも返ってきて、またまたその氣は私や中川さんにも返って来るのです。
それは限りない喜びとなって私や中川さんの気持ちを幸せにしてくれます。
だから私は皆さんに言いたいです。
1分でもいいから長く、良い氣を発する人のそばにいたら良いですよと。

お食事は美味しそうに食べる人がいいですね。
楽しいですもん♪
本当にそのお料理が美味しかったら、もっと楽しいし幸せになれますよね。
そんな勢いがTwitterからもどんどん感じられて、本当に嬉しかったのです。
ああ、みんな良い波に乗れてるな。
そんな安心感でタイムラインを眺めているうちに雨が止みました。

賀茂茄子のピザ

(賀茂茄子のピザ)

ワインやおビールが欲しくなってしまいましたね。
これから受講される方は、ぜひそれらの用意をしてから受講されたらいいかも知れません(笑)

 
 

温泉玉子

(温泉玉子)

あの難しい温泉玉子が驚きの方法でこんなに美しく!
そして美味しく!

ピザも温泉玉子も「あとひき」料理でしたね。
ああ、美味しかったヽ(^。^)ノ

 

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乳房の大きさと母乳の関係 および血液の質と玄米ご飯 

ふと思うことがあります。
昔の女性の方がちょうど良い大きさのおっぱいが多かったなぁということです。
これは明らかに今より主食としてお米を食べている割合が多かったことによると思われます。
しかし今は、パンやパスタとして小麦粉を摂ることも多く、そこに大きな差があるように思います。
今の女性のおっぱいはザックリと二つに分かれて、中間が少ないのです。
極端に大きくて明らかに全身のバランスを崩している巨乳か、成人になっているのに小学生なみの貧乳か。
巨乳に顔をうずめたがる男性がいるかと思えば、ガリガリの方が燃えるという男性もいるので、男性の心理はなかなか分かりません。

しかし、どちらのおっぱいも出産を境に変化して来ます。
ホルモンの働きが変わって来るからですね。
巨乳だったらさぞかし母乳がたくさん出るだろうと思っていても、期待はずれのことがあります。
反対に貧乳なのによく母乳の出る人もいます。
ただ、平均的にみれば、やはりおっぱいの大きさがそこそこある人の方が、母乳が出やすいように感じています。
私自身の経験や周りの人達を見回してもそんな感じです。

では、どうやったら母乳の出るおっぱいになるのか?
そもそも外から見えるおっぱいは9割が脂肪で、母乳を分泌するのは乳腺の役目ですから、構造的に乳房が問題なく完成されていれば、あとは血液の問題でです。
なぜなら、母乳の原料は血液だからです。
赤血球が含まれていないから白く見えるけれど、あれはお母さんの血液そのものなんですね。
ということは、血液を次々と供給できるようにしておかなければなりません。
血液は食べ物から作られるので、良い血液が作られるような食べ方をする必要があります。

出産を境に玄米ご飯を食べるようになる人も多く、助産師さんから勧められたという人も多いです。
助産師さんはお産の現状と向き合い、母乳の質と向き合っていますから、玄米が質の良い血液を作ることを経験的に知っているのです。
ちなみに、玄米で出来た血液のほうがサラサラしているので、乳腺炎になりにくいのです。
ということは、玄米はお母さんの体をとおして血液の実験をしてくれていることになりますね。
これはとても重要なことです。

母乳が命の根源を教えてくれるなんて、なんという素晴らしいことでしょうか。
乳腺炎を起こさないような食べ物は、つまるところ、等しく人間にも良い食べ物だと推測できます。
その証拠に、玄米ご飯を食べてから体調が良くなる人が多いです。
特に女性は生理が楽になって来ます。
血液に直接関係することだからですね。
また細胞は血液から作られますから、臓器や皮膚や体の内外で変化が現れます。

冒頭のおっぱいの大きさも変化してくるのが面白いです。
なお、乳房のほとんどは脂肪で出来ているので、当然のことながら痩せるとおっぱいも小さくなります。
太るとおっぱいも大きくなって来ます。
ただし、太り方が問題です。
甘味や水分(どちらも陰性)で太るのではなく、穀物(中庸〜陽性)をしっかり摂って太る方が良いです。
日本人で穀物というとご飯ですね。
ご飯がしっかり食べられたら、かなり理想的なおっぱいになります。
脂肪で膨らんだだけのおっぱいではなく、弾力のあるおっぱいが実現するからです。

あなたのおっぱいはいかがでしょうか?
女性は子供を一人産んだくらいの時が最高に美しいのです。
それは女性ホルモンが活発に働いているからですね。
妊娠中の時にも女性ホルモンが全開で体を守り、授乳中はまた授乳のためのホルモンが働いて、女性の体はめまぐるしくホルモンが体を大掃除してくれている感じです。
私は出産を境にずいぶん体が変わりました。
もちろんおっぱいも。

ところで、マクロビオティックをしている人にはお痩せさんが多いですね。
それは玄米の排出力で脂肪がどんどん排出されていることも影響します。
つまり、玄米の炊き方が玄米の良さを引き出せないまま、排出力が勝ってしまった場合です。
そうではなくて、玄米の良さを十分に引き出して、それを体に吸収させることが出来る炊き方なら、醜い痩せ方はしません。
体に良いと「思って」食べている玄米ではなく、実際に体に「吸収出来る】玄米を食べなければ、反対に体調を崩すことすらあります。
こういう人のことを私は「頭で玄米を食べている」といいます。

玄米は白米と違って硬い物なので、これを軟らかくするには白米と同じ炊き方では駄目なのです。
炊き方は色々ありますが、私はむそう塾でお勧めしている方法が一番美味しくて喜ばれると確信しています。
その方法は「中川式玄米炊飯法」と呼ばれ、その方法を編み出した中川善博本人が写真とメールを利用してブログで「玄米炊飯投稿」として指導しています。
指導回数はゆうに1万回を超え、その結果嬉しい変化のお知らせが次々と届いています。
その感想の記事はこちらから。
玄米炊飯投稿の記事はこちらから。
炊き方を習いたい方はこちらから。

もし中川式の玄米ご飯を一定期間召し上がっても太れない場合は、女性ホルモンの影響も考えられます。
ホルモンはストレスの影響をまともに受けますから、精神的な面からのアプローチが必要になります。
ここに問題を抱えている人がかなり多いです。
ストレスは太る方にも痩せる方にも影響します。
一日も早くストレスを根本から減らせる考え方を実行しましょう。
そのためにマクロビオティックの陰陽で物事をみる考え方は有効です。

 

ちらし寿司201306303

 

このちらし寿司は玄米ご飯で出来ています。
上級幸せコースを修了した塾生さんが作ったものです。
この塾生さんは当初「中川式稲荷寿司講座」(玄米ご飯で作る)を受講したかったのですが、基本である玄米ご飯を重視して、「玄米の炊き方秘伝(愛クラス)」を再受講されました。
その上で上級幸せコースのメニューである「ちらし寿司」を復習されたのです。
それはそれはとても美味しく出来たそうで、嬉しい報告メールが届きました。

むそう塾では「玄米ご飯に始まって玄米ご飯に終わる」という教えています。
それは玄米ご飯を炊く工程には、それほどお料理の基本がビッシリ詰まっていることを表します。
基本を大切に。
それはお料理でも習い事でも生き方でも同じです。
もし今、あなたが体調不良なら、体の基本に忠実な食べ方をして体調を改善してください。
そこから新しい人生がスタートすることでしょう。

 

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糠床注意報 塩分不足に注意

糠床のSOSが増えて来ました。
理由は色々ありますが、一番多いのが塩分不足でしょうか。
記事を書きたいのですが時間が取れな〜い、と思っていたら、ちょうど昨年のきょう、「糠床と塩分の関係」なんていう記事を書いていました。
やはりこの時期になると、この問題で糠床をダメにする人がいるから書いているんですね。

野菜を漬けるということは、そこに浸透圧の作用が必要なわけです。
ですから、絶対に塩分が必要なんです。
その塩分濃度が分からないという人が圧倒的に多いですね。
あれほど糠床が配達された時の塩味や酸っぱさを良く覚えておくようにと口を酸っぱくして話しておいたのに・・・・_| ̄|○

届いてから1ヵ月間、足し塩・足し糠・エアレーションをしていないという人がいて、ビックリしてしまいました。
その間野菜は漬けているのです。
そりゃあ、ダメになりますって。
逆にいうと、よく1ヵ月間ももっているなぁという感じです。
超特級の濃厚さで送った糠床なのでここまで耐えてくれたのでしょう。
(偉いぞ、じゃい安!)

塩分不足は雑菌の繁殖を許してしまいます。
かと言って塩を足しすぎても乳酸菌の活動が弱まります。
(塩不足よりはいいのですが)
酸味があるなら、しっかりエアレーションをして、新鮮な酸素を送ってあげましょう。
糠床の上の方が黒くなるのは糠床がお年寄りになっています。
若返りのために新しい力を入れてあげてくださいね。
酸味があれば米糠も足せます。
精米したての甘い米糠は、糠床が大喜びします。
新鮮な酸素も大好きです。

これらの過補給はいけませんが必要な補給をしていない人が糠床を弱らせているようです。
必ず糠床には乳酸菌のエサがなければなりません。
それが野菜であったり、米糠であったりするわけです。
酸味がない時にはキャベツの外葉が効果的です。
この気温ならグンと酸味が出てきます。
漬けっぱなしにするとキャベツから水分が出るので、さっさと引き上げましょう。
春に糠床をおこすときに、水分が欲しくてキャベツを捨て漬けにする時ほど長く漬けないように。

おっと、ちょっとのつもりが長くなりました。
SOS組の糠床が無事復活してくれますように。
糠漬けはこれからが一番美味しいのです。
ぜひ「糠床のあるくらし」と「糠漬けのある食卓」を実現してください。

 

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茄子の糠漬け 漬けた人:じゅん子さん)

 

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玄米炊飯投稿の記事が1000番に!

きょうは2013年7月1日。
2011年8月20日から採用した玄米投稿のTweet形式は、Fu(24−6)さんの小豆ご飯が1000回目の投稿になりました。
実際はTweet形式にする前から玄米投稿の記事を書いていたのですが、中川さんが通しナンバーをふっていなかったため、正確な数字が分かりません。
記事数は1747本ありますが、以前は1本の記事に何人も入れていたので記事数よりアドバイスをした投稿数の方が何倍も多いのです。
多い時には1本で23名(だったかな?)ほどへのアドバイスと写真を盛り込んでいました。
ということで、きっと10,000は軽く超えていると思います。

ちなみに第一号の投稿は2008年9月25日で、このような記事です。
ただ写真を送って来て、それを中川さんが記事にしていたのです。
懐かしい言葉が並びます。
すでに盛り付けの指導もしているし、内容はしっかり今のむそう塾の基本が入っていますね。
昔からレベルが高かったなぁ。

さて、記念すべき1,000回目の玄米投稿なので、ビッグなプレゼントを差し上げます。
単発1回の無料受講ができる権利です。
講座申込みの時に備考欄に書いてご使用ください。
さっこちゃん、おめでとう!

 

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(中川式小豆入り玄米ご飯 炊いた人:Fu(24−6)さっこさん)

それにしても、1万枚以上の玄米写真を見つめ、的確なアドバイスをし続けている中川さんって、やはり凄いエネルギーのある人です。
そして、並外れた根性と忍耐力のある人ですね。
きょうはちょっといつもと違う中川さんの写真を載せておきましょう。
何年か前に中川さんのお嬢さんと一緒に、3人でお食事に行った時のものです。

 

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お食事前にちょっと梅酒を飲みました。
そうしたらこんなに赤い顔になったのです(笑)
私が古〜いiPhoneで撮ったのですが、中川さんの優しさや人間味が溢れていて好きな写真です。
目の前には愛するお嬢さんがいるので、こんなに穏やかな表情をされているのです。
強い絆の素敵な親子です。
料理上手な中川さんは、子育て上手でもあると確認しました。

 

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中川式糠漬け講座がすべて終わりました

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2013年度の「中川式糠漬け講座」が、昨日ですべて終了しました。
日本全国から身体に良い糠漬けを求めて、たくさんの塾生さんが集まってくれました。
新幹線を乗り継いで駆けつけてくれた人、深夜バスに長距離を揺られて来てくれた人、皆さんの熱い想いはしっかりと伝わっていますよ。
明日、濃厚な糠床を発送しますから、お待ちくださいね。

腸の環境を整えることは、命を養うことにつながります。
「腸を制するものは健康を制する」と言っても過言ではありません。
消化器系を損ねてしまったら、徐々に体力が落ちてきます。
そうならないうちに、今から腸を最高の状態にしておきましょう。
そのためには、まず良好な腸内細菌を増やすことです。
みんなで中川菌を育てて、健康と幸せに一歩一歩近づきましょう。

 

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