マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

白米を食べてマクロビオティックに暮らしています

石井2

 
 

石井1

 
 

11月14日23時3分、Is(26−7)( @arinkoyuko)さんに第二子が誕生しました。
女の子で、昨日退院されたそうです。

Isさんはご主人の勤務の関係で中国にいた時、初めて愛クラスに来られました。
その時はマクロビオティックにこだわって、硬い玄米ご飯を押し付けて夫婦仲も最悪になっていました。
硬い玄米ご飯のために体調も最悪でした。
そこで夫婦仲を改善することを最優先事項として取り組んでいただきました。
ご主人が玄米ご飯に積極的ではないため、白米を召し上がってもらい、その結果夫婦仲も改善して第二子の誕生となったわけです。
最近では9月28日のモバ味噌講座に参加されています。
Isさん、おめでとう!

 

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マクロビオティックの基本を極める 中川式鉄火味噌研鑽  

鉄火味噌研鑽 むそう塾

 

子象さんとまぁらさんの鉄火味噌です。
お二人の作品を見比べて、上達の参考になさってください。

 

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中川式鉄火味噌の復習 けれん味のない仕上がり

鉄火味噌の復習に燃えているまぁらさんが、また進化されました。
中川さんからのアドバイスの一部です。

「こういうのを「ケレン味なく」というのです。
気持ちが良かったでしょう?
時間がかかってもかまいません。
小さな小さなサイコロを作るのです。
ただひたすら。」

まあら 鉄火味噌

(まぁらさんの鉄火味噌)

<まぁらさんからのメール> 抜粋

【刻みに要した時間】
生姜  4分12秒
人参  14分42秒
蓮根   18分16秒
牛蒡   40分15秒
合計  約 1時間18分

今回は、中川さんのアドバイスを意識して、一枚たりとも、無駄にしない、同じ厚さで切ると決めて、慎重に切りました。
刃が食材に当たる瞬間を気をつけました。
それでも、綺麗に揃えることができず、まだまだと思いました。

【火入れに要した時間】
2時間20分

【作っての感想】
昨日は、早く作りたくて、帰って、そのまま、台所に直行しました。集中してつくれました。

【食べた感想】
ふわっとして、甘さもあり、美味しかったです。

責任あるお仕事をお持ちのまあらさんですが、こうして鉄火味噌の復習を頑張っておられます。
九州と京都に離れていても、本人のやる気さえあればこうしてどんどん上達することを物語ってくれる鉄火味噌の練習でした。
鉄火味噌を習った皆さんはどうされていますか?
上手になるにはひたすら練習あるのみですよ。

 

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マクロビオティックだからこそ動物性の食べ方を教えるむそう塾

私はいつも現実から目をそらさないで生きていたいと思っています。
それはマクロビオティックの料理教室として「むそう塾」を始めてから、特に重要なこととなりました。
なぜなら、相変わらず動物性は排除するけれど、甘いものは今までどおり、あるいはマクロビオティックを始めてから甘いものが増えたという人まで登場するからです。
先の記事に書いたように、マクロビオティックは完全に動物性を排除するものではありませんが、もし動物性をいただく場合には「良質のものを少しだけ+毒消しをしっかり」という食べ方をおすすめしています。

現実には、マクロビオティックをしていて動物性を一切食べない人はとても少ないと思います。
そもそも私はこの「マクロビオティックをする」という言い方が好きではないのですが、皆さんに伝わりやすいために敢えて使っています。
使いたくない理由は簡単で、「マクロビオティックは気づくもの」だからです。
ことさら「する・しない」と二分するような考え方は、ちょっと違うような気がします。
マクロビオティックとは、すでにある宇宙の営みと、そこから派生する自然界の動きと一緒に生きましょうという考え方だからです。
その考え方で物事を見て理解してくださることが「マクロビオティックに気づき」、それを意識して暮らしてくださることが「する」に該当するかと思います。

現実問題として考えると、私たちはお肉もお魚も食べて育って来ましたし、牛乳もそれらの加工品も食べて来ました。
そしてマクロビオティックの考え方を知らない人たち(こちらが圧倒的多数)は、きょうもそれらを「美味しいね♪」と食べています。
でも、ひとたび健康に目を転じれば、動物性は少なめにした方が良いのも現実です。
しかし、頭から動物性を否定するのではなく、食べ方を工夫することを教えてあげたら良いと思います。

そのためには「毒消し(または中和)」と言って、動物性が体に負担にならないような食べ合わせを知ると良いのです。
また、量はとても大切で、動物性の量が多いと、せっかく質の良い食材を選んでも帳消しになってしまいます。
そのくらい量の及ぼす影響は大きいのです。

一般的なマクロビオティック料理教室では、動物性のお料理は教えないで、野菜料理ともどき料理を教えているところがほとんどです。
しかしむそう塾ではあえて「ほんまもんの動物性」をどんなふうにして食べれば体への負担が最小限に食い止められるのかを教えています。
この方が現実的だと思うからです。
結果として、「あまり外食しなくなった」というご報告が多いです。
理由は「家のお料理の方が美味しいから。」
嬉しいですね。

ところで、最近は次々と食材の偽装が明るみに出て色々な意見が交わされています。
外でお食事をいただく場合は、おのずとコスト計算された上での商品であることを忘れてはなりません。
本物のお料理をいただきたいと思った場合は、それなりのお金をお支払いする覚悟も必要です。
そもそも常々舌を敏感にしておけば、ある程度のところまでは判別出来るはずです。
文字や数値を頼りに食べ物を決めるのではなく、自分の舌で納得できるものをセレクトする訓練をむそう塾ではいつもしています。

動物性であれ、植物性であれ、自分の体に最適な状態の食べ方をして、ぜひ「ほんまもんの人生」を切り拓いていただきたいといつも願っています。
それが「むそう塾スタイル」であり、無理のないマクロビオティックだと私は思います。

鯵の塩焼き むそう塾

(鯵の塩焼き 料理:中川善博)

 

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中川式鉄火味噌の体験談 体が求めているように思います

玄米ご飯が美味しく炊きあがると本当に幸せ感を味わえます。
スイッチ一つでポンと炊き上がったら、この感動はないかも知れません。
でも、難しくて微調整の必要な気難しい玄米を中川式で炊きあげると、それまでの苦労が報われた気持ちになるのです。
なんというか、ご飯に愛着がわく感じです。
それはまさに使い捨てではなく、手づくりの愛おしさに似ています。

ユネスコ無形文化遺産に「和食;日本人の伝統的な食文化」が登録申請されておりますが、それは「食べ物」だけではなく「精神」も評価されるのだと私流に解釈しています。
一汁三菜を中心とした丁寧な料理工程と味わい方。
自然界に五感のすべてを投入して感謝していただくその精神のあり方こそが、日本の伝統的な食文化なのだと思います。
そしてそこには当然のことながら「穏やかな心」が存在します。
これは使い捨ての文化にはないように思います。

むそう塾では一貫して和食の良さをお伝えしてきましたが、それは体に負担をかけないからです。
さらに、マクロビオティックの陰陽を駆使すると、心身をコントロールすることができて、少しの食事でも元気に行動することが可能になります。
それはいわゆる「陽性」のエネルギーのおかげなのですが、何かの都合で陽性のエネルギーが不足している時には、食べ物で補うことも可能です。

マクロビオティックで最高の陽性食品というと、代表的な食べ物が鉄火味噌や胡麻塩です。
私は鉄火味噌が大好きで、リマ・クッキングスクールの試作会でも鉄火味噌を提出したほどです。
忙しい今は自分で作る時間がとれないのですが、ありがたいことに塾生さんが作れるようになってくれたので、それをいただけるようになって助かっています。

ところで、鉄火味噌の歴史を調べていたら、江戸時代にはすでに存在していたそうです。
鉄火味噌を作るときに重要な「氣」のあり方は、案外武士の世界にも通じるのかもしれないとふと思ったのでした。
いわゆる「武士道」の氣で鉄火味噌を作ったら、さぞかし美味しくキレのある味に仕上がるだろうと思ったことでした。

今朝も鉄火味噌で子育ての大変な時期を乗り切っている塾生さんからメールが届きました。
彼女は先日風邪をひいてしまって体調がダウンしていたのですが、それでも京都まで日帰りで愛クラスを受けに来てくれました。
遠いところをご苦労様でした。
その後の体調を心配していたのですが、鉄火味噌を召し上がってお元気になられたそうです。
その体験談をお寄せ下さいましたので、記事にさせていただきます。

<Tさんからのメール>

美風さん、おはようございます、Tです。
おかげさまで、R投稿は無事に終えられました。
鉄火味噌の力によるところが、とても大きかったです。

1瓶、3〜4日を目安に食べ始めて、2〜3日目から、効果を感じました。

体のだるさが少しずつ抜けて、疲れにくくなりました。
何かひとつ家事や用事を済ませては一息入れたくなっていたのが、体が軽く、さっさと動けるようになってきました。
以前は、to do リストを書き出したり、思い浮かべるだけでげんなりしてたのが、あまり深く考えず、淡々とこなせています。

体がじわっと熱く(カーッとなるイヤな感じはないです)、薄着で過ごしています。室内では、半袖でいることも多いです。

精神的に、あまりイライラしなくなったように思います。
あと、無駄な空腹感が減りました。

以前に比べて喉が渇く感じは、ほとんどないです。
朝ポットに入れるお茶の減り具合から見ると、むしろ飲む量が減っているような?

鉄火味噌はとにかく美味しくて、まったく飽きなくて、制限がなければ一度に1瓶でも食べてしまいそうです。
お味が元々よいのはもちろんですが、やはり体が求めてるように思います。

愛クラス受講と投稿の相乗効果もあってか、心身共にかなり浮上してきました。
もうすぐ2瓶目が終わるところです。
引き続きこのペースでいただき、またご報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。

鉄火味噌 中川善博 むそう塾

(中川式鉄火味噌 料理:中川善博)

 

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