中川式糠漬け」カテゴリーアーカイブ

糠床の気持ち

糠床の管理をするとき、のんびりゆっくりしている人はいませんか?
中川さんは幸せコースでいつも「ささっと終わらせる」とか「材料に気づかれないうちに切る」とかおっしゃいます。
これはとても意味のあることなのですが、なかなかその真意を皆さんにご理解いただけていないようです。
たとえば糠漬けでもこれが当てはまります。
発酵する生き物は、まるで自己完結するかのように、自分で環境を調えながらコントロールして行きます。
そこに人間が糠漬けに都合の良いように調整してしまうんですね。
勝手に手を突っ込んで野菜を出し入れしたり、かき混ぜたり、塩を入れたり、空気をよけいに入れたりしてしまっているんです。
それらはいずれも糠床の環境を急に変えることになります。
つまりそれらの中には発酵を弱めるものも含まれているのです。
ですから、それらの作業は出来るだけ少なく、手早く終了して、糠床に負担をかけないうちに終わらせるようにするのが理想的です。
スヤスヤ眠っている赤ちゃんをイメージしてください。
そのそばで大きな音を立てたり、振動させたり、強い風を当てたりしませんよね。
糠床も同じなのです。
玄米ご飯を炊く時、圧力鍋の中をイメージして炊いたように、糠床の上手な維持は樽の中をイメージ出来るかどうかにもかかっています。
ぜひそんなことにも氣を巡らせて、上手に糠床をキープしてみてください。
美味しい糠漬けが漬かって、あなたの腸が驚くほど元気になります。

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(必読)糠床と乳酸菌の関係

お盆が過ぎてあちこちから帰宅される人が増えました。
旅行中に糠床のことを心配された人も多いことでしょう。
もちろん中川さんも私も気にしておりました。
なぜなら買われた方の性格を知っているからです。
きっとあの人は塩足らずにするだろうなぁ、きっとあの人は混ぜ過ぎるだろうなぁ、きっとあの人は漬け過ぎるだろうなぁなんてね。
そうすると、笑えるほどそのとおりのメールが中川さんのところに殺到しております。
瑠璃茄子投稿の殺到だったら良いのに・・・。
一番多いのが「水分が多くて塩気を薄く感じたから足し塩と足し糠をして混ぜた」と言うもの。
これでは乳酸菌を痛めつけていることになりますね。
二重三重に乳酸菌が弱くなることをしているのですが、そのことに気づかず、中川さん見てくださ?いと言って写真とメールが届きます。
上の方法がなぜ間違っているのかお解りですか?
糠床とともにお渡しした覚え書きにはその答えになることが書いてあるのですが、なかなかご理解いただいていないようです。
中川さんが何度もTwitterで呟かれているように、これは足す発想しかない人の処置の仕方ですね。
塩と糠は足したけれど、乳酸菌は足せていません。
ですから糠床全体としては乳酸菌が薄くなってしまうのです。
さらに乳酸菌が弱い時には混ぜてはいけないのです。
このことに思いが巡らないと間違った処置をして、中川さんにSOSとなるのですが、それでは遅いのです。
水分が多ければ水分を抜くのです。
そのうえで乳酸菌の発酵を待つのが筋ですよね。
これが引き算の発想です。
このように書くと水分の抜き方が分からないから教えてくださいとメールが来ます。
でもね、糠漬け講座ではその方法を教えています。
忘れたからもう一度教えてくださいと言われます。
しかしよく考えてください。
目の前にある水分を少なくする方法って、教わらなければ分からないことでしょうか?
お料理以前の問題だと思います。
バックアップ用の糠床はもうなくなりました。
これからは何としてもあなたの力で糠床をキープしなければなりません。
これからは糠床を陽性化する時期です。
間違ってもこれからどぼ状態にしないように。
気温は高くても自然界は秋を知らせてくれています。
その自然と同期して糠床を管理して初めて理想の糠床になります。
水分の多い物は気温が下がると冷えます。
人間も水分の多い人は冷えを訴える人が多いです。
冷えるということは、糠床にとっては発酵から遠ざかるということですね。
それは乳酸菌の勢いを弱くさせることになります。
陽性化しても乳酸菌は元気でいるように。
これが中川式です。
さあ、頑張ってください!

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見事な瑠璃茄子の背景

人間って本当に変われるものです。
1年前のあの方がこのような瑠璃茄子を漬けられるようになるなんて、私も中川さんも正直ビックリしました。
ぜひ良い方向に変わっていただきたいと願ってはおりましたが、こんなに変化されるとは驚きです。
初めて愛クラスでKaさんにお会いした時は、申し訳ないのですが荒れて乱れた波動がビンビン伝わって来ました。
「ああ、この人の炊く玄米ご飯は硬いだろうなぁ」と思わず想像したものです。
案の定(失礼)、予想どおりの玄米ご飯が送られて来て、それからパスポート取得まで苦戦されておりました。
そのKaさんが先月の愛クラスと糠漬けクイック講座にいらした時にはビックリ!
別人かと思うほど変わっていました。
穏やかで柔和なお顔からは、過去の苦しみを置き換えられた自信のようなものまで感じました。
芯の強さを初対面の時に感じましたが、それが良い方向に働いたようで、すっかり波動まで変わっていました。
2011年7月17日の愛クラスは過去最高の心地良い波動を感じるクラスでしたが、そのクラスにKaさんが存在していたことは大きな意味があると思ったものです。
そして翌日のクイック講座もKaさんは受講されました。
その中川式糠床を上手にキープされて、本日お写真を送ってくださいました。
ご本人は添削のおつもりだったのでしょうが、これは立派な瑠璃茄子です。
この瑠璃茄子を拝見していると、彼女の越えて来た山々に想いが至ります。
沢山の苦しみがあったからこそ、このご褒美の瑠璃茄子があるんだなぁと思わずにはいられません。
玄米投稿の時にもそうでしたが、彼女はご自分で問題点をキャッチして解決して行く能力がおありでした。
しかし、精神面での問題が彼女の波動を狂わせていました。
ところが、その精神面が改善されると、こんなにも素晴らしい瑠璃茄子が漬けられる人になっていたのです。
7月の2日間は彼女にとって大いなる自信を生んでくれる日になったことでしょう。
これからの彼女のさらなる進化が楽しみです。
では、Kaさんのお人柄がにじみ出る文章をご覧下さい。
*  *  *
<Kaさんのメールより>

中川さん


おはようございます!

先月の愛クラス、糠漬け講座、R投稿では大変お世話になりました。

ありがとうございます。

おかげさまで、玄米と糠漬け、毎日おいしくいただいています。


玄米は本当にやわらかく炊けるようになって、

今までの水分量ではちょっとやわらかすぎるかなと思い、

水分量を変えて色々試しています。

これはおにぎりにちょうどいい感じ、

これはチャーハン作るときに良さそう、

カレーだとこのくらいが合うかな、

などと、なかなか楽しい炊飯の日々です。


ただ、私のからだはまだやわらかめのご飯を求めているようなので、

またしばらくはやわらかめに戻してみようと思っています。

お通じと相談ですね。


それにしても、玄米がやわらかく炊けるようになったことに加えて、

じゃい安の糠漬けが加わったことで、かなり体調が変わってきました。

便秘がちな娘のお通じがあっという間に変わりましたし、

疲れやすかった私自身も、ずい分とふんばりがきくようになってきました。

同割に挑戦した一週間集中してがんばれたのも、

じゃい安の糠漬けが我が家に来てくれたおかげと思っています。


さて、じゃい安の糠床ですが、

本当にたくさんのことを教えてもらっています。

ちゃんとどうして欲しいか教えてくれますし、

手のかけ方が合っているか、間違っているかもちゃんと教えてくれますね。

次にふたを開けたときにちゃんと反応を返してくれるのが、

対話しているようでとても楽しいです。


ただ、そろそろ「どぼ」に近づいてきたというころに、

お茄子がうまく漬からなくなって戸惑ったことがありました。

でも、ちょうどその時に二軍の投稿にヒントをいただけて、

過発酵の状態だとわかったので、足し糠と足し塩、

エアレーションで様子を見たところ、

なかなか良い感じに戻ってきたので、

お茄子を漬けてみました。


それが写真の茄子です。

へたの先から計って約15センチほどの小ぶりのナスを

2日半ほど漬けたものです(9日の夕方に漬けて今朝出しました)。

お味も、ああ久しぶりに美味しい茄子の漬物が食べられたと

うれしかったのですが、皆さんのお写真と比べると、

ちょっと青みが強いでしょうか。

糠床は過発酵の頃よりも安定していて、よい香りがしています。

しょっぱ酸っぱいは維持できていると思いますが、

少し前に比べれば、確かにちょっと塩が勝ってきたかもしれません。


もっと目の覚めるような瑠璃色を目指して、

ますます糠床と仲良くしていきたいと思います。


添削よろしくお願いいたします。
Ka(36−3)

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玄米ご飯で病気が治った犬

 

犬を育てている人も多いかと思いますが、犬に玄米をあげたことはありますか?
きのう塾生さんが犬の写真を見せてくださいました。
玄米ご飯を食べてすっかり元気になり、犬の波動まで変わったということです。
恩師の大森英櫻先生は犬で様々な実験をされて、その結果を話してくださったものですが、今回塾生さんが見せてくれた写真は、まさにその結果を裏付けるものでした。
犬にも玄米ご飯効果がこんなに出るなんて、嬉しくて記事にさせていただきました。
メールとお写真をくださったFuさん、ありがとうございました。
<Fuさんのメールより>

りりちゃんは現在、133カ月の柴犬のメスです。

りりちゃんの経過ですが、りりちゃんは子犬のころから尿路結石ができやすく獣医さんから分けていただくドッグフードを食べていました。

しかし、その食餌はただ結石の原因となるであろうリンとマグネシウムの含有量が低いだけで根本的に治すものではありませんでした。

だからそのドッグフードを食べているにも関わらず、結石は出ていました。

さらに、りりちゃんは皮膚が弱く、特に耳が非常にかゆいらしく血が出るまで後ろ足で掻いていました。

獣医さんに行って、塗り薬をもらうのですが塗った時だけ治まってまたすぐに痒くなるということの繰り返しでした。

耳はずるむけでまるでイカのエンペラのようでした。

1枚目の写真のむかって右の耳です。

ビフォーアフターの比較として見ていただければと思い送らせていただきました。

これは平成22年4月のものです。
私が愛クラス受講前の頃です。

そして運命の日がやってきました。
419日愛クラスを受講しました。

平成225月、パスポートをいただくちょっと前、残った玄米ご飯をりりちゃんにあげたらドッグフードよりかなり喰いつきがよく残さずきれいに食べてくれました。

そこからりりちゃんはドッグフードから玄米ご飯を食べるようになりました。
体の変化は著しく、まず強烈な犬独特の体臭がなくなりました。

耳も徐々に掻く頻度が減ってきて白い毛が生えてきました。

毛並みもピカピカになりました。

獣医さんに行って尿検査をしていただくと結石の症状はなく、先生はドッグフード食べてないのに不思議だなという表情をしておられました。

驚いたことに、りりちゃんの波動が変わりました。

以前は荒くごつごつした直線的な波動で、常にいらいらしているような感じでした。

今は穏やかで曲線的な柔らかい波動を感じます。

目から出ているエネルギーが全く変わりました。

りりちゃんはいつも嬉しくてたまらないという気持ちを体中で表現しています。(と思います。)

 

仕事休んで愛クラスを受講してよかったなあとしみじみ思います。

また幸せコースで教わった糠床の糠がりりちゃんの大好物です。

13年間、獣医に行っても治らなかったのに、1年でこんなに良くなるとは

中川式玄米ご飯恐るべしです。

 

なんとりりちゃん、まさかの生理が今日から始まりました。

この1年で年老いるのではなく、6年ぐらい若返りました。

 

生き物が病気だと周りまで暗くなります。

ペットは大切な家族の一員です。

ペットが元気だとその家族全員が元気になれると思います。

全国のわんこに伝えたいです。

ありがとうございます。


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糠床はお元気ですか?

7月にあなたの元に届いた糠床はお元気ですか?
中川菌は健在ですか?
中川さんはじゃい安の身を案じています。
みんなに可愛がってもらっているのだろうか?
粗末に扱われていないだろうか?
寒い思いはしていないだろうか?
エアレーションして欲しいのに天地返しだけになっていないだろうか?
塩は足りているだろうか?
酸素はちょうど良い状態になっているだろうか?
変な臭いはしていないだろうか?
酸味はあるだろうか?
瑠璃茄子は出来ただろうか?
もう、書いたらキリがありません。
これは手塩にかけて育て上げ、最後は手放したくないと言っておられた中川さんだからこそ気になるのでしょうね。
そうそう。
糠漬けを食べるようになってから感じる体調の変化をメールで送ってくださる人が多くなりました。
その内容に我が意を得たりの思いが強くなります。
やっぱりね。
これが正直な気持ちです。
塾生さんの体質や体調を把握している私や中川さんとしては、その人が糠漬けを食べるとどうなるかが予測出来ているからです。
きっと今頃皆さんが朝も早起きできてスカッとした一日を送っていらっしゃることと思います。
え?出来ていない?
それなら大問題!
そんな時にはまず玄米ご飯の炊き上がりを反省してください。
必ず問題点があるはずです。
まずは玄米ご飯。
それがあっての糠漬けです。
順序を見失わないように。
<追記>
糠床を食べるようになって、アトピーが飛躍的に良くなっている塾生さんもいます。
アトピーを改善するためにはまず腸を整えることが大事なのですが、それをまさに実行した結果となっています。
あ、お肌つるつる手すべすべはモッチロンです!
むそう塾としても、糠床の上手な使い方を研究してみたいと思っています。

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