中川式糠漬け」カテゴリーアーカイブ

見事な瑠璃茄子の背景

人間って本当に変われるものです。
1年前のあの方がこのような瑠璃茄子を漬けられるようになるなんて、私も中川さんも正直ビックリしました。
ぜひ良い方向に変わっていただきたいと願ってはおりましたが、こんなに変化されるとは驚きです。
初めて愛クラスでKaさんにお会いした時は、申し訳ないのですが荒れて乱れた波動がビンビン伝わって来ました。
「ああ、この人の炊く玄米ご飯は硬いだろうなぁ」と思わず想像したものです。
案の定(失礼)、予想どおりの玄米ご飯が送られて来て、それからパスポート取得まで苦戦されておりました。
そのKaさんが先月の愛クラスと糠漬けクイック講座にいらした時にはビックリ!
別人かと思うほど変わっていました。
穏やかで柔和なお顔からは、過去の苦しみを置き換えられた自信のようなものまで感じました。
芯の強さを初対面の時に感じましたが、それが良い方向に働いたようで、すっかり波動まで変わっていました。
2011年7月17日の愛クラスは過去最高の心地良い波動を感じるクラスでしたが、そのクラスにKaさんが存在していたことは大きな意味があると思ったものです。
そして翌日のクイック講座もKaさんは受講されました。
その中川式糠床を上手にキープされて、本日お写真を送ってくださいました。
ご本人は添削のおつもりだったのでしょうが、これは立派な瑠璃茄子です。
この瑠璃茄子を拝見していると、彼女の越えて来た山々に想いが至ります。
沢山の苦しみがあったからこそ、このご褒美の瑠璃茄子があるんだなぁと思わずにはいられません。
玄米投稿の時にもそうでしたが、彼女はご自分で問題点をキャッチして解決して行く能力がおありでした。
しかし、精神面での問題が彼女の波動を狂わせていました。
ところが、その精神面が改善されると、こんなにも素晴らしい瑠璃茄子が漬けられる人になっていたのです。
7月の2日間は彼女にとって大いなる自信を生んでくれる日になったことでしょう。
これからの彼女のさらなる進化が楽しみです。
では、Kaさんのお人柄がにじみ出る文章をご覧下さい。
*  *  *
<Kaさんのメールより>

中川さん


おはようございます!

先月の愛クラス、糠漬け講座、R投稿では大変お世話になりました。

ありがとうございます。

おかげさまで、玄米と糠漬け、毎日おいしくいただいています。


玄米は本当にやわらかく炊けるようになって、

今までの水分量ではちょっとやわらかすぎるかなと思い、

水分量を変えて色々試しています。

これはおにぎりにちょうどいい感じ、

これはチャーハン作るときに良さそう、

カレーだとこのくらいが合うかな、

などと、なかなか楽しい炊飯の日々です。


ただ、私のからだはまだやわらかめのご飯を求めているようなので、

またしばらくはやわらかめに戻してみようと思っています。

お通じと相談ですね。


それにしても、玄米がやわらかく炊けるようになったことに加えて、

じゃい安の糠漬けが加わったことで、かなり体調が変わってきました。

便秘がちな娘のお通じがあっという間に変わりましたし、

疲れやすかった私自身も、ずい分とふんばりがきくようになってきました。

同割に挑戦した一週間集中してがんばれたのも、

じゃい安の糠漬けが我が家に来てくれたおかげと思っています。


さて、じゃい安の糠床ですが、

本当にたくさんのことを教えてもらっています。

ちゃんとどうして欲しいか教えてくれますし、

手のかけ方が合っているか、間違っているかもちゃんと教えてくれますね。

次にふたを開けたときにちゃんと反応を返してくれるのが、

対話しているようでとても楽しいです。


ただ、そろそろ「どぼ」に近づいてきたというころに、

お茄子がうまく漬からなくなって戸惑ったことがありました。

でも、ちょうどその時に二軍の投稿にヒントをいただけて、

過発酵の状態だとわかったので、足し糠と足し塩、

エアレーションで様子を見たところ、

なかなか良い感じに戻ってきたので、

お茄子を漬けてみました。


それが写真の茄子です。

へたの先から計って約15センチほどの小ぶりのナスを

2日半ほど漬けたものです(9日の夕方に漬けて今朝出しました)。

お味も、ああ久しぶりに美味しい茄子の漬物が食べられたと

うれしかったのですが、皆さんのお写真と比べると、

ちょっと青みが強いでしょうか。

糠床は過発酵の頃よりも安定していて、よい香りがしています。

しょっぱ酸っぱいは維持できていると思いますが、

少し前に比べれば、確かにちょっと塩が勝ってきたかもしれません。


もっと目の覚めるような瑠璃色を目指して、

ますます糠床と仲良くしていきたいと思います。


添削よろしくお願いいたします。
Ka(36−3)

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玄米ご飯で病気が治った犬

 

犬を育てている人も多いかと思いますが、犬に玄米をあげたことはありますか?
きのう塾生さんが犬の写真を見せてくださいました。
玄米ご飯を食べてすっかり元気になり、犬の波動まで変わったということです。
恩師の大森英櫻先生は犬で様々な実験をされて、その結果を話してくださったものですが、今回塾生さんが見せてくれた写真は、まさにその結果を裏付けるものでした。
犬にも玄米ご飯効果がこんなに出るなんて、嬉しくて記事にさせていただきました。
メールとお写真をくださったFuさん、ありがとうございました。
<Fuさんのメールより>

りりちゃんは現在、133カ月の柴犬のメスです。

りりちゃんの経過ですが、りりちゃんは子犬のころから尿路結石ができやすく獣医さんから分けていただくドッグフードを食べていました。

しかし、その食餌はただ結石の原因となるであろうリンとマグネシウムの含有量が低いだけで根本的に治すものではありませんでした。

だからそのドッグフードを食べているにも関わらず、結石は出ていました。

さらに、りりちゃんは皮膚が弱く、特に耳が非常にかゆいらしく血が出るまで後ろ足で掻いていました。

獣医さんに行って、塗り薬をもらうのですが塗った時だけ治まってまたすぐに痒くなるということの繰り返しでした。

耳はずるむけでまるでイカのエンペラのようでした。

1枚目の写真のむかって右の耳です。

ビフォーアフターの比較として見ていただければと思い送らせていただきました。

これは平成22年4月のものです。
私が愛クラス受講前の頃です。

そして運命の日がやってきました。
419日愛クラスを受講しました。

平成225月、パスポートをいただくちょっと前、残った玄米ご飯をりりちゃんにあげたらドッグフードよりかなり喰いつきがよく残さずきれいに食べてくれました。

そこからりりちゃんはドッグフードから玄米ご飯を食べるようになりました。
体の変化は著しく、まず強烈な犬独特の体臭がなくなりました。

耳も徐々に掻く頻度が減ってきて白い毛が生えてきました。

毛並みもピカピカになりました。

獣医さんに行って尿検査をしていただくと結石の症状はなく、先生はドッグフード食べてないのに不思議だなという表情をしておられました。

驚いたことに、りりちゃんの波動が変わりました。

以前は荒くごつごつした直線的な波動で、常にいらいらしているような感じでした。

今は穏やかで曲線的な柔らかい波動を感じます。

目から出ているエネルギーが全く変わりました。

りりちゃんはいつも嬉しくてたまらないという気持ちを体中で表現しています。(と思います。)

 

仕事休んで愛クラスを受講してよかったなあとしみじみ思います。

また幸せコースで教わった糠床の糠がりりちゃんの大好物です。

13年間、獣医に行っても治らなかったのに、1年でこんなに良くなるとは

中川式玄米ご飯恐るべしです。

 

なんとりりちゃん、まさかの生理が今日から始まりました。

この1年で年老いるのではなく、6年ぐらい若返りました。

 

生き物が病気だと周りまで暗くなります。

ペットは大切な家族の一員です。

ペットが元気だとその家族全員が元気になれると思います。

全国のわんこに伝えたいです。

ありがとうございます。


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糠床はお元気ですか?

7月にあなたの元に届いた糠床はお元気ですか?
中川菌は健在ですか?
中川さんはじゃい安の身を案じています。
みんなに可愛がってもらっているのだろうか?
粗末に扱われていないだろうか?
寒い思いはしていないだろうか?
エアレーションして欲しいのに天地返しだけになっていないだろうか?
塩は足りているだろうか?
酸素はちょうど良い状態になっているだろうか?
変な臭いはしていないだろうか?
酸味はあるだろうか?
瑠璃茄子は出来ただろうか?
もう、書いたらキリがありません。
これは手塩にかけて育て上げ、最後は手放したくないと言っておられた中川さんだからこそ気になるのでしょうね。
そうそう。
糠漬けを食べるようになってから感じる体調の変化をメールで送ってくださる人が多くなりました。
その内容に我が意を得たりの思いが強くなります。
やっぱりね。
これが正直な気持ちです。
塾生さんの体質や体調を把握している私や中川さんとしては、その人が糠漬けを食べるとどうなるかが予測出来ているからです。
きっと今頃皆さんが朝も早起きできてスカッとした一日を送っていらっしゃることと思います。
え?出来ていない?
それなら大問題!
そんな時にはまず玄米ご飯の炊き上がりを反省してください。
必ず問題点があるはずです。
まずは玄米ご飯。
それがあっての糠漬けです。
順序を見失わないように。
<追記>
糠床を食べるようになって、アトピーが飛躍的に良くなっている塾生さんもいます。
アトピーを改善するためにはまず腸を整えることが大事なのですが、それをまさに実行した結果となっています。
あ、お肌つるつる手すべすべはモッチロンです!
むそう塾としても、糠床の上手な使い方を研究してみたいと思っています。

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必読! 中川式糠漬けの重要ポイント

過去に開催した糠漬け講座・幸せコースでの糠漬け講座・糠漬けクイック講座のすべてについて言えることですが、糠漬けというものを正しく把握していない人があまりにも多くて、頭を抱えています。
先日中川式糠床の宅配をしましたが、それに関する質問メールが寄せられて来る度に、「ああ、根本的なことを理解されていないんだなぁ」と悲しくなります。
中川式糠漬けの前に立ちはだかる敵は、何を隠そう「冷蔵庫過信」や「漬け物の理解不足」だと感じます。
つまり冷蔵庫の功罪のうち罪の部分が大きく表れているのです。
そもそも漬け物は冷蔵庫がない頃の塩蔵方法でした。
それが時の経過と共に発酵して、発酵することにより旨味も加わった漬け物が誕生したわけです。
ですから漬け物と冷蔵庫は切り離して考える必要があります。
今は一家に一台必ず冷蔵庫があって、何でもかんでも冷蔵庫に入れる癖がついています。
冷蔵庫に入れなくて良い食品まで深く考えずに入れてしまう人が多いです。
一つはそのものが作られる工程を知らないので、とりあえずの安心のために冷蔵庫に入れてしまうのでしょう。
つまり、冷蔵庫を必要とする食品が多く流通しているので、なんでも冷蔵庫に入れることが当たり前の日常になっているのです。
そんな時代に本物の作り方で冷蔵庫を必要としない作り方をお伝えしても、なかなか頭が切り替わらないのかも知れません。
きょうも先日宅配された糠床の一部を冷蔵庫に保管していた人からの質問メールがありました。
クイック講座で目の前であれほどお伝えしたのに、保存は冷蔵庫と安易に思ってしまったのでしょう。
覚え書きをしっかり読み込んでくださったら、決してこのようなことはないのに、伝えることの難しさを痛感します。
*  *  *
また糠漬けは発酵させて漬けるものですが、その前に塩蔵が出来ていることが必要になります。
塩蔵ができていなまま発酵させようとしても腐るだけです。
塩足らずの人はまずここで問題が起こります。
多くの人が瑠璃茄子まで辿りつけないのは、この発酵がうまく行っていないからです。
では、どんな条件の時に発酵が進むのか?
これが一番把握して欲しいところです。
この時に温度と酸素が関係します。
中川式糠床の宅配は、皆さんが最も失敗する発酵のところまでを、十分すぎるほど発酵・熟成させて、その上に旨味まで引き出してから濃厚な味に仕上げてお届けしています。
ですから、後は温度と酸素のコントロールをすれば良いだけなのです。
時々足し塩・足し糠をして水分調整も併せてするだけで、あの美味しい瑠璃茄子も漬かるのです。
なお、水分のコントロールは酸素のコントロールにもつながることを確認しておきましょう。
この点をきちんと把握していない人は瑠璃茄子は漬かりません。
もう一度ご自分の認識を確認して下さい。
そして美味しい糠漬けでこの夏を楽しく快適にお過ごしください。
すでに瑠璃茄子が漬けられるレベルの人に、中川さんが重要なアドバイスをされています。
こちらでもご紹介しておきますので、何度もこの文章の意味することを反芻してほしいと思います。

<中川さんの文章より>

糠床を弱らせないように、発酵を促しながら毎日食べるだけ漬ける。

このライフサイクルが重要です。

この「息」をつかんでしまえばまるで永久機関のように永遠に美味しいのではないかと思うくらいの糠床で居ることができます。

そこに至るまでには「我」や「欲」、勘違いや思い違い、氣の悪さ、その他いろんな「ダメになる要素」があります。

それを1つでも多く排除していくことが瑠璃茄子への道なのかもしれませんね。
<お知らせ>
万が一のために中川さんのところでは大樽でバックアップ用の糠床をキープしております。
ご希望の方はご相談下さい。

 

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中川式糠漬けのご質問をされる方へ

中川式糠床を受け取った皆様、美味しい糠漬けができていますか?
きっと毎日美味しい糠漬けをお楽しみいただいていると思います。
きゅうりはもちろんですが、茄子も美味しく漬かっていますか?
一般の糠漬けでは茄子を美しく漬けることはとても難しいのですが、中川式糠漬けでは茄子が見事な美しさに漬かるので、「美味しい」という文字を使うことの意味を心から納得します。
口においしいものは美しさもあるものであることを。
中川さんのところには幸せコースの人も含めて、毎日糠漬けの質問が寄せられます。
さすがに今回の糠床宅配ではお二人だけのご質問ですが。
その質問内容を拝見すると、その人が糠床についての理解不足であることが良く判ります。
あれだけ丁寧にお伝えしても、覚え書きをお渡ししても、なかなか正しくご理解されていない人がおられます。
ちょっとでも理解を間違っていると、確実に糠床の様子は変わって来ます。
徹底的に覚え書きを読み込んで、糠床に対する先入観を払拭してください。
一番多い文面が「夏なので一日2回混ぜています」とか、「毎日かき混ぜています」というもの。
これだけでもう理解不足が判ります。
糠床に酸味があればかき混ぜても良いけれど、酸味がないときにはかき混ぜてはいけないのです。
その点に言及していないご質問が多いので、その度に中川さんは「酸味はありますか?」と反対に質問しなければなりません。
また、「酸味がないんです! 死んじゃったのでしょうか?」と焦ってメールが届くこともあります。
糠床の表面部分には酸素を好む菌が住むので、そこは酸味が弱くなります。
一番上の糠を食べて判断するのではなく、真ん中あたりを食べてみてください。
下に行くほど酸味は強くなります。
私の糠床の一番下は、酸味も塩分も強くなってギュッと体が目覚める強さを持っています。
ちょっとつまんで口に入れると「喝!」という感じです(笑)
中川菌の凄さを改めて感じます。
それから乳酸菌のことで少しヒントを。
乳酸菌はちょっと塩分好きです。
ですから塩分を多くしても死ぬことはありません。
でも、塩分不足の糠床をむそう塾にお持ちになって「中川さん見てください」という人の何と多いことか!
だいたい陰性の人は塩分少なめの傾向がありますのでご注意を。
この傾向は実に面白いのですが、本当の話なので仕方ありません。
以上のことから、中川さんにご質問をされる場合は必ず糠床の重要ポイントを書くようにして下さい。
中川さんはそれらを判断材料にします。
本当は質問フォームを作って必須記入事項にしたいくらいなんですよ。
ですから、必ずお書きくださいね。
【糠床の質問に必ず書いてほしいこと】
・酸味
・塩分
・旨味
・混ぜ方

では、美味しい糠漬けのご報告を待っています!
瑠璃茄子投稿も楽しみにしています♪

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