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「子育て・野口整体・アトピー」カテゴリーアーカイブ
双子の赤ちゃんがやって来た! 東京→京都
1月30日に産まれた双子の赤ちゃん。
一卵生双生児なのに経膣分娩で保育器にも入らず、見事なお産を成し遂げたむそう塾生の緋乃ちゃんご一家が、昨日京都まで来てくれました。
緋乃ちゃんはご長男を、パパはご次男を抱いての京都入り。
下の写真は授業が終わってパパが教室に来てくださった時のものです。
パパはおくるみのくるみ方も手早くて、背も高くて逞しい惚れ惚れとするイケメン男子でした♡
生後42日の双子ちゃんを抱いて、東京から京都まで来られるのは大変だっと思います。
でも、緋乃ちゃんご一家にお会い出来て、とっても嬉しかったです。
うん、このご一家は大丈夫!
そんな安心感に浸りました。
次男くんを抱いたパパ。
次男くんはお兄ちゃんより100g少なくて活発。度胸もあります。

長男くんを抱いたママ。
しっかり母性溢れる美しいママになっていました。

では、クラスメイトに迎えられた昨日の一日を想い出に残しておきましょう。
長くなるので、折りたたみます。
(さらに…)
カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 子育て・野口整体・アトピー
8件のコメント
石巻から京都まで車で往復 神様からの授かりものに再会
先日の愛クラスに宮城県の石巻市からいらしてくださったSさん。
ご主人様が往復のハンドルを握ってご一家でいらしてくれました。
会いたかった「神様からの授かりもの」のとしくんも一緒です。
Sさんご一家とお会いするのは今回が3度目で、ご主人様と直接お話できるのをとても楽しみにしていました。
いらっしゃい♪

中川さんととしくんのラブラブショットもこんなにあります♡
パラパラ漫画のように、ぜ~んぶ公開!












熱いキスでおしまい!
もうすぐあの3.11がやって来ます。
あの日のことを思うと今でも緊張感が蘇ります。
ちょうど授業中でした。
授業の途中で中川さんが「東北が大変なことになってるみたい」とiPadを手に2階から降りて来ました。
みんなで津波の画面に食い入り息を呑みました。
京都からの新幹線も影響を受けてダイヤが乱れ、東京に帰らず京都に泊まった塾生さんもいました。
それからです。大変なことになったのは。
でも、こうしてご一家と3度もお会いできて、本当に感謝の言葉しかありません。
としくんの弾ける元気さがすべての過去を吹き飛ばしてくれます。
生きていてくれて良かった。
産まれて来てくれて良かった。
神様からのプレゼントに感謝。
ここまで育ててくださったご主人様、あけねーさん、ご苦労様でございました。
再会出来て本当に嬉しかったです。
遠くからおいでくださってありがとうございました。
<関連記事>
・神様からのプレゼント
・神々しい玄米っ子
カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, むそう塾の雰囲気(塾生の体験談を含む)
4件のコメント
卒乳と離乳食そして子供の食欲(マクロビオティックの指導現場から)
現在幸せコースに通われている塾生さんが育児のことで悩まれていました。
悩み事があっても自分で解決しようとされるタイプなのですが、悶々とする日々が続いているらしく、毎月の授業でも活気を感じられません。
その日はついにご主人と子供の前で夫婦喧嘩をしたそうで、反省の気持ちばかりが先行して今後どうしたら良いのか判断できない状態でした。
そこで授業中にしっかりと悩みに対して問題点をアドバイスしました。
彼女の悩みは育児中の人なら誰しも経験することなのですが、理想の育児をしようとするあまり、自分が疲れてしまってご主人にも優しく接することが出来なくなってしまったのでした。
彼女のお話を聞いて、この問題の解決の糸口は卒乳にあると判断しました。
お子さんが2歳になっているのですが、まだ夜間の授乳もしています。
そのためにお母さんは疲れに疲れて、昼間も眠いしおかずのことまで気がまわらないし、子供につき合うだけで精一杯の日々でした。
ですから、ご主人がお休みになると育児を手伝ってほしいのですが、それが思うとおりにならないと不満になってついに爆発してしまったのです。
もともと体力のある人なら2歳すぎまで授乳しても問題はないのですが、細くてキリギリスのような人なので、母乳の源である血液がどんどん消費されてしまって、母体の回復が著しく遅れてしまったのでした。
そもそも女性の体は授乳中は生理を止めてまで赤ちゃんのために血液をまわすようにしているのですが、それはせめて1年くらいまでで、それを過ぎたら赤ちゃんは自分で自分の栄養分は獲得出来るようになるため、母乳は不要になるのです。
母乳の成分は刻々と変化しており、すでに9か月くらいでまずくなってきて、赤ちゃんの方からバイバイするように出来ています。
それでもなかなか赤ちゃんがおっぱいを離さない場合は、スキンシップとしておっぱいを求めていることがほとんどです。
ですから、一般的な言い方でいう断乳や卒乳は1歳のお誕生日あたりが目安です。
さて、この塾生さんは私のアドバイス後「もうおっぱいが出なくなったの」とお子さんに言って、お子さんが泣いても飲ませないことでつらい一日目を過ごしました。
次の日はお子さんにあまり笑顔がなかったようですが、3日目には笑顔も見られるようになって来たそうでヤレヤレでした。
そして卒乳5日目までの変化を昨夜メールで教えてくれました。
ほらね。子供はちゃんと歯の生え方と比例して食べ物の受け入れ体制も準備できているんですよ。
それを阻んでいたのはお母さんの「泣くから可哀想」という気持ちだけだったんです。
育児というのは子供を観察することでもあります。
子供は勝手に育って行きますから、親はそのお手伝いをさせてもらうだけなんですね。
ですから、子供の成長の邪魔をしないように、その子の「今必要なこと」を見極めることなのですが、なかなかまわりの情報や自分の気持ちが相まって、悩みが複雑になってしまう人が多いですね。
では、塾生さんからの嬉しいメールをご紹介しますので、今育児中の方はご参考になさってください。
<塾生さんからのメール>
美風さん
こんばんは。
嬉しい変化があり、メールをお送りしました。
娘の食べっぷりが、本当によくなりました!
自分から『ごはんたべる!』とか、『~たべる!』と言い、お箸やスプーン、フォークなどを使って、モリモリ食べます。
前は椅子に座りたがらず、追っかけて食べさせていましたが、自ら椅子に座って、食べ残しもしなくなりました。
さらに、『おいしいね!』『これ、たべたい』と、食の感心も高まってきたようで、すごくすごく嬉しいです!
数日前、おもちゃのお台所で遊んでいた娘にエプロンをつけてやると、すっかり子どもの姿で、『ママもお料理教室でエプロンするよ』と言うと、得意気にぬいぐるみにご飯を作り、せっせと運んでいました。
その姿をみて、娘の成長を遅らせていたのは、私だったのかな…と思いました。
遊びも食事も、もっとおおらかに行きます!
私自身は、授乳がなくなったことで身体が回復してきて、睡眠時間が短くても大丈夫になりました。
身体が楽で動けるので、心も余裕が出始めました。
寝かしつけはまだ時間がかかりますが、イライラすることが減りました。前は、食事の献立も思い浮かばないことが多かったけれど、これを作ってみようかな?と、チャレンジする気力が湧いてきています。
『むそう塾にお世話になっているのに、こんなに身体が動かないなんて、自分はどこまで陰性なんだ…』と、自己嫌悪に陥いることがなくなるのも嬉しいです。
もっと元気になって、愉しい毎日を過ごしたいです。
上級クラスのお料理を愉しみにしつつ、お箸使いの練習もがんばります。
<マクロ美風より>
Fさん、おめでとう。無事に卒乳が出来ましたね。
2年間の昼夜の授乳、お疲れ様でした。
わずか5日間でも大きな変化があったでしょう?
陰陽だと思いませんか?
お腹がすけば子供は食べるのです。食べてくれないと悩むのではなく、食べなくても良い環境を作り出していただけなんですよね。
今後お子さんが食べるのを嫌がったり遊び食いをする場合は、ズバリまずいからだと思いましょう。
お子さんの方が本能がまだ錆びていませんから、自分の体に入れたくないものは拒否しますので、その時には無理強いしなくても良いです。
大人になるまでに何度も食の好みは変わりますので、今食べないからといって神経質にならないでくださいね。
それから、お子さんはその時の自分に必要な食べ物を本能で知っていますから、「ばっかり喰い」をして栄養的に偏っていても気にしないようにしましょう。
1週間の間にバランスが取れるようならOKとしましょう。
今嫌いなものでも、仲の良いお友達となら食べることもあります。
つまり、「食べたくなる楽しい気持ち」が一番大事なのです。
ですから、お食事の時間をしつけや栄養バランスの問題で小言をいって暗い雰囲気にしないようにしましょう。
あなたはすぐ管理したがる癖があるので要注意です。
これからは、上級幸せコースで美味しいお料理がたくさん習えますから、お子さんが喜んで食べてくれるメニューが増えます。
どうぞご一家で笑顔の食卓にしてください。
マクロビオティックの陰陽はご主人との間にもお子さんとの間にも適用されます。
あなたは万遍なくお二人に愛情を注いで、中庸の立場でいてください。
今までお子さんが最優先だったので、そのバランス配分を少し変えましょうね。
そして、ご主人と昔のように仲良くなってくださいね。

(菜の花の辛子漬け 料理:陰陽京料理人 中川善博)
カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, 子育て・野口整体・アトピー, 体験談
2件のコメント
集中力と思いどおりあれこれ
生きていると思いどおりにならないことがたくさんあります。
むしろ私たちは思いどおりにならない世界に住んでいて、たま〜に思ったとおりになるというのが現実ではないかと思います。
その最も顕著なのは子育てではないでしょうかね。
オギャーと産まれてから、日々思いどおりに行かないことの連続で、発狂しそうになっている新米ママさんもいらっしゃるでしょう。
でも、小さいうちはまだいいのです。これから自我がだんだん強くなって思春期を迎え、大人になってきても子育てに対する悩みはつきません。
最初から別人格だからと割り切っていても、どうしても親は子供にあれこれ期待や望みを抱いてしまうものですね。
外部から見たら、あんなに腕の良いお父さんの後をなんで継がないのか? もったいないなぁと思える職業であっても、本人にその気がなければ無理な話です。
また、あれだけの人脈を生かさないなんてもったいないなぁと思っても、本人と波長が合わなければ上手く行きません。
さらに、本人が親の職業を継ぎたくても、その資格を取らなければダメなお仕事もあります。
親側にも子供側にも言い分はありますが、一番良いのは働く本人が夢中になれる仕事に就くことですね。
しかし、現在のこの厳しい経済社会では、「夢中になれる=生活できる」とはいかない職業がありますね。
また、趣味が夢中になれるほど高じたとしても、それで食べていけるのはほんの一握りです。
まだまだ世間に慣れていない若者でも、真面目に働けばそこそこに食べていける古き良き時代は去りました。
働いてもまともに評価されないどころか、過労死するような雇用関係がまかり通ってしまうこの時代に、将来のある若者たちをどうやってその能力を伸ばしてあげたら良いのだろうと思う日々です。
強さのある人は良いのです。自分で困難を突破していけるから。
しかし、内にこもってしまう性格の人は厄介です。
でも、必ず人は何か一つでも関心のあることがあるはずなので、その延長線上で自分の将来を描いて行くのが一番落ち着くのだと思います。
ちなみに私は、結果として自分が関心のあったことばかりが今の仕事につながっています。まるで無から有が生まれた感じがします。
60年あまりの集大成が今の仕事ですね。
自分で言うのもなんですが、私は器用貧乏なところがあって、どのようなことでもそこそここなせてしまうタイプでした。
それらに関わるときに持ち前の好奇心が働いて、あっちこっちと道草をするのですが、その道草の結果が今の状態です。
ですから、私の人生は道草人生とでも名付けるのが正確かと思います(^_^;)
道草しているときは好奇心が働いているときですから、そこには集中力があります。
この集中力はとても力になるので、子育て中はこの集中力を削がないように育てるのがいいですね。
私が独身の時からしていた野口整体の野口晴哉先生は、学校の時間割がもっとも集中力を育てないと本に書かれています。
子供の関心があるなしにかかわらず、一斉に時間を区切って次々と授業を進めるからですね。
私も子育ての時にはこの集中力を意識して、おっぱいを飲ませるときにも、遊びにつきあうときも、集中力を削がないように心がけました。
ところで、集中力って先天的なものだけでなく、後天的にかなり鍛えられますよね。
マクロビオティックでも食べ物で集中力を養うことはできますし、結構即効性があります。
そうそう、バレンタインデーでチョコレートをいただいて、すっかり集中力が欠如している人はいませんか?
贈る方ももらう方も陰性になって、なんだか体がだるい(眠い)なんていう人が絶対いると思います。
そんな人は確実にミネラル不足ですね。
ミネラル不足では集中力は出ません。
ミネラルの代表であるお塩を使ったお料理と海藻や根菜類を多めに摂りましょう。
中でも糠漬けはお塩がなれた状態なので、塩味の角がなくて味噌やお醤油と同じく発酵食品独特のまろやかさがあります。
体がだるい時は腸もゆるんでいます。糠漬けをおやつがわりに食べて、しゃきっと集中できるようにしましょう。
集中出来る時間が多ければ多いほど、思いどおりになることが多くなります。

(中川式糠漬け 2015.2.22撮影)
きょうは陰性な記事です(笑)
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離乳食の役目 おかゆを勘違いしていませんか?
子育てをしたことのある人ならお分かりでしょうが、子育てって報われることのない作業の連続のような気がして、何だか泣けてしまう時があるものです。
特にお産直後から始まる授乳期の寝不足の連続は、頭が朦朧とすることもあって、正常な判断が怪しいときだってないとは言えません。
その次は離乳食で頭を悩ませます。そこで育児書片手に離乳食を作る人はまだ良い方で、市販のベビーフーズに最初から頼る人もいます。
時間をかけて最初からお料理をしても、小さじ1杯の離乳食を食べてくれなかったり、ひっくり返されてしまったり、虚しいことが続くと離乳食を作るのが嫌になってしまうのがよく理解できます。
先日も離乳食のことで塾生さんからご質問がありました。
マクロビオティックで子育てをしていると、あれこれ余計な悩みが発生して、市販の本では物足りなくなってしまうのですが、難しく考えないで単純に考えてはいかがでしょうか。
まず、離乳食というのは文字どおり母乳から離れて固形物へのデビューとなる大事なときです。
しかし、まだ赤ちゃんは胃腸が固形物用に頑丈になっていませんから、薄いスープや流動食から始めて徐々に硬さのあるものに移行するわけです。ただそれだけなんです。だから難しいことではなく、赤ちゃんの胃腸の育ち具合を想像できれば良いのです。
そして案外忘れられているのですが、子供を育てるということは、子供の胃腸を育てることでもあるのです。
離乳食は味覚デビューでもあるわけですから、お母さんの母乳から異なった味と形状のものに移行するため、本来ならとてもワクワクするし、好奇心を駆り立てられる場面でもあるわけです。
ですから、そんな時はお口に入るものだけが対象となるのではなく、お子さんの気持ちやお食事全体の雰囲気も大切にしましょう。
ご家族が何やら楽しそうにお食事をしていて、そこに赤ちゃんも一員として加わって行くという構図です。
ですから、ご家族が召し上がっているものを少し軟らかくして赤ちゃんのお口に入れるだけで良いのです。
ポイントは軟らかくしすぎないということです。離乳食をするころには赤ちゃんは歯が生えてきていますから、噛み切る用意は出来ているのです。しかし、まだ臼歯が生えていませんから、すりつぶすことが出来ないだけです。
歯の生え具合を観察しながら硬さを調整していけば良いのですが、まだ噛みきれないものでもガーゼに包んで持たせてやると、チューチューと吸ってエキスは吸収できるので、そんな楽しみ方もありですね。
案外と誤解されているのがお粥です。胃腸が弱っている時にお粥を召し上がる人がいますが、あれは食べ方を気をつけないとかえって胃腸に優しくない食べ物になります。
なぜなら、お粥になっていることであまり噛もうとしないからです。つまり、お粥は噛まずにささっと流し込んでしまう食べ方をする人が多いのです。そうではなくて、普通のご飯をよ〜く噛んで、お粥以上の状態にしてから飲み込んだ方がよほど良いエネルギーが体に入ります。
このことはマクロビオティックで陰陽を知った人なら容易に理解できるはずです。水分は陰性ですよね。噛むということは陽性ですよね。ここがきちんと理解出来ていないと、思わぬ食べ間違いをすることになります。
そして、このことは離乳食にも当てはまります。
みんなのお顔が一人ひとり違うように、胃腸の強さも一人ひとり違います。ですから、そのお子さんの要求度に合わせて月齢に惑わされることなく、離乳食を進めてほしいと思います。
究極的には「噛む楽しさ」を教えてあげるのが離乳食の役目でもあります。噛むと美味しい(楽しい)ことがあると教えるのが、子育ての第一歩なんですね。
噛むことは顎の成長にも脳の成長にも影響します。
人間の真の強さの鍵は胃腸が握っています。ですから、いかに胃腸をしっかり育ててあげるかが、育児の最大任務だと思って頭でっかちにならない育児をしてほしいと思います。
マクロビオティックでは陰陽の物差しがありますから、それを大いに活用して温かみのある育児ができることでしょう。
子育ては報われます。必ず報われます。今は寝顔だけで報われているかもしれませんが、もっともっとスケールの大きなところで報われますから、弱音を吐いてもいいので頑張ってください。
子育て中のお母様を心から応援しています。

(1月30日に産まれた一卵性双生児の赤ちゃん 2月21日撮影)
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