子育て・野口整体・アトピー」カテゴリーアーカイブ

親とは難しいものだね

先日、息子が京都に来た。
3日間京都にいたのだけど、北大路魯山人展だけは一緒に行き、その他はただ一緒にご飯を食べてやるだけだった。
親も子も色々想うことはあっても、息子の年齢になると一言を選ぶのが難しい。
あどけなさのあるうちはもう少し気軽に話せるけれど、今は彼の意志を優先する年齢なので、親の考えを押しつけることもできない。
子育てって、内容が変わるだけで一生続くものだと思う今日このごろ。

 
 

加賀屋 京都店 とうもろこしご飯

 
 

(加賀屋 京都店)

息子が帰る日のお昼にいただいたご飯。
この三種類がしっかり作れたら人生は大きく間違わない。
息子もお料理が出来るようになってくれたらなあと心から思う。
手先は器用だけど、お料理には関心がないらしい。
車や時計には異常なほど興味を示すのに。
なかなか思うようには行かないものだ。

生きていてくれるだけでいいと思ったあのアトピーのころ。
親とは、ついつい子供に何かを求めてしまうものだ。

 
 
カテゴリー: 京都やマクロビオティックのことなど, 子育て・野口整体・アトピー, こころ・想い | 4件のコメント

夜の帰りが遅い夫の食事に妻はつき合うべきか?

私が結婚した当初は、夫と一緒にお食事をするのが当たり前と思っていたので、朝晩は一緒に食べるようにしていました。
しかし夕食に関しては、夫の仕事の都合で遅くなることもあるので、時々お腹をすかせて遅くまで待っていました。
そんなある時、夫はこんなことを言うのです。
「家で待たれていると思うと落ち着いて仕事が出来ないから、待たないで先に食べてていいよ」と。

ずっと待っていた者の立場としては複雑な心境でしたが、独身時代に男性たちと一緒に仕事をしていた私としては、夫の気持ちも分かるので遅くなりそうなときには先に食べるようにしていました。
そして、遅く帰宅した夫にごはんを作って、私はお茶を飲みながら話をする感じでした。
そうこうしているうちに子供が産まれたので、それからは子供中心のお食事時間になりました。

しかしお父さんっ子の息子は2〜4歳のころ、お父さんと一緒にごはんを食べるんだと言って、父親が帰ってくる道路まで迎えに行くと言って聞きません。
仕方なく父親の車が見えやすい交差点で息子と一緒に夫を待つ日々でした。
遠くから来る父親の車を目ざとく見つけて喜ぶ息子のために、夫は残業したいのを止めて夕食に間に合うように帰宅して、朝早く出かけるようになりました。
しかし、どうしても夜のうちに片づけて安心してから眠りにつきたい仕事もあるので、夕食のために帰宅してからもう一度仕事に行くこともありました。

一日に2往復も職場と自宅を行き来するのは時間的にも肉体的にも負担なので、そんな生活を解消すべく、私は思い切って夫に職住接近を提案して、さっさとマンションを購入したのでした。
夫の職場と新しい住まいは交差点を挟んで目の前なので、お昼ごはんもスタスタと歩いて戻って来れます。
通勤時間1分の暮らしは快適で、健康と家族団らんをもたらしてくれました。

多くのサラリーマンが通勤電車に揺られながら遠くまで通う今の時代は、家族とのお食事は週末以外なかなか思うように行かないかもしれません。
でも、家族とは一緒に食事をしながら絆を深めるものだと思うので、1食でも多くご家族でお食事が出来たらいいなと思います。

ところで、夜遅くお食事を取ってすぐ眠るのは健康的ではありません。
しかしお仕事上どうしてもそうなってしまう場合は、お子さんがいないご家庭ではせめて奥様だけは健康的な時間帯に食べておきましょう。
それは奥様を病気にさせないためでもあります。
奥様がいつも健康でいてくれてこそ、ご主人様も安心して働きに行けるのですから。

 
 

マクロビオティック料理教室 むそう塾 にゅうめん

 
 

(にゅうめん 料理:京料理人  中川善博)

 
 
カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, その他 | 2件のコメント

お肉を食べている方が肌の調子がいいし、以前ほど甘みやクリームを欲しないことに気づいた塾生さん

マクロビオティックに関係なく、小さい時からお肉やお魚が苦手だった塾生さんが、幸せコースでは中川式の美味しい煮魚やお刺身が食べられるようになり、上級幸せコースではラーメンのスープもトッピングの煮豚もOKになりました。
この調子だときっと鶏の唐揚げも食べられるようになるかもしれません。
マクロビオティックでは動物性をいっさい摂らなくても体調が良い人もいます。
しかし、それで偏りが出てきて生活に支障を来すようなことがあれば、躊躇せず動物性を摂ることもマクロビオティックの範疇です。

順序としては先に貝類やお魚、次に2本足の動物(鴨肉や鶏肉など)、それから4本足の動物(豚→牛)に進みます。
小さいものから大きいものへ、そして大きいものは回数も量も少なくを意識して。
細かくは個人の体質や体調に合わせますので、ブログではこの辺までとしておきます。
では、ラーメンの復習をしてくださったKさんのメールをご紹介します。

 
 

<Kさんのメールより>

おはようございます。
ラーメンの復習を送信させていただきます。

実は二度ほど作っていたのに一度目はネギの位置があれれ?で投稿を見送り、二度目はいい写真が撮れずに断念、三度目になります。
両親にも食べてもらいましたが普段ラーメンが好きでない母も汁まで完食、父も黙々と食べて普段お汁は絶対飲まないのに半分くらいは飲んでいました。
(余談ですが好きな彼にも食べてもらいました。完食でしたし、私が豚を食べていることに驚いていました。)

このラーメンのスープは体が求めているのがよくわかります。
本当に毎回無言で飲み干してしまいます。
煮豚が美味しくて、毎回感激しています。
一生懸命紐で巻いても巻きが緩いのか切る時に煮豚フレークを量産してしまいますが、それもご飯のおかずにして食べています。

今回の授業でお肉革命が起こりました。
一生お肉が好きになれないと思っていましたので肉メインのお弁当を作るようになった自分の変化にびっくりです。
そしてお肉を食べている方が肌の調子がいいですし、以前ほど甘みやクリームを欲しないことにも気付きました。
これについては季節や体調、食べ物の量もあるので引き続きチェックしていこうと思っていますが私には良い脂質やたんぱく質が足りなかったのかな、と想像しています。

中川さんがクラスの時におっしゃった「もっと陽性にして君を健康にしたい」というメッセージ、嬉しかったです。

ごちそうさまでした。

 
 

<マクロ美風より>
Kさん、ラーメンがご両親や彼にも喜んでもらえて良かったですね。
それはやはりあのさっぱり感が大きな理由だと思います。
一般のラーメンスープのようなギトギト感が中川式にはありませんものね。
体調で実感できたことは、それが体の声であったと理解しましょう。
アトピーがラーメンを召し上がっても悪化しないことが凄いと思いませんか?
私はそのことにも感動しています。
それから、甘いものやクリームが減ったこともお肌には良かったと思います。
私も中川さんと同じく、あなたに陽性を取り込んでほしと思っています。
その陽性は体を作り精神を作り、ひいてはあなたの人生を作ってくれます。
「今までしていたことをやめる」「今までしなかったことをする」は変化のための王道です。
ラーメン革命からあなたの人生が変化することを期待しています。

 
 

中川式ラーメン マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(中川式ラーメン 料理:京料理人  中川善博)

 
 
カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, からだ, 体験談 | 2件のコメント

アトピーの子供をもった親同士の気持ちや余談として授乳のこと

先日アトピーが糠漬けを食べて改善されたという記事をアップしました。
そのコメントがとても素直な気持ちを書かれていて、アトピーで苦しむ人には参考になると思いましたので、記事にさせていただきます。
腸内細菌叢は私たちの目に見えないものですからピンと来ないかもしれませんが、こうして体験してみるとその存在を感じることができると思います。

さらに、こちらの記事でご紹介した番組では、腸内にペットを飼っているつもりで、毎日腸内細菌にエサをあげましょうということでした。
そのエサの一つが今回の事例では糠漬けだったわけですが、これは続けて摂った方が良いのは当然です。
なにしろエサですから、毎日欠かせないのです。
このことをしっかり認識されれば、腸内環境を良い方向に持っていかれると思います。

 
 

<Ebさんのコメントより>

美風さん

ご報告を記事にしてくださいましてありがとうございました。
息子のアトピーの改善を美風さんにもそのように思っていただけますこと、
本当にありがたく嬉しく存じます。
美風さんは、私などよりもっと大変な思いやご苦労をなさってこられたのだということは、
お話しや記事を拝見していつも思っておりましたが、
私自身に心の余裕がないため、子どものしんどそうな様子を目の前にすると、軽度のことでも、
感情が先に立ってしまい、神経質に、過剰な反応になってしまうことがよくありました。
本物の発酵食品の力、腸内環境を整えることの大切さについて身をもって実感できたことと、
ブログの記事でも勉強させていただくうちに、今までの断片的な知識ばかりでまとまらず、
結局どうしてよいかわからない・・・と思っていたことが、少しずつ整理されてきています。
子どもの様子にも落ち着いて対処できることが増えてきたように思います。
子どもをもってから、私は何にも分かっていなかったんだと思うことばかりですが、子どもから
教えてもらい気づかせてもらう毎日で、それも含めて周りの皆様に感謝しています。
これからも、講座や記事などで勉強させていただき、正しい知識や技術を身につけていきたい
です。そして何事についても、一本自分の芯になるものを持てるようになりたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

息子の肌の荒れがおさまりつるつるになったのは、
糠漬けをいただきだしてから1週間から10日くらいです。
中川さんの糠漬けは本当にすごいなあと感動し、毎日欠かさず美味しくいただいています。

お礼とコメントが大変遅くなり失礼しました。

 
 

<マクロ美風より>

Ebさん、おはようございます。

息子さんのお肌の調子はお母さんの心と連動しますよね。
母親ってそんなものです。産み落とした者の責任を感じるからですよね。
私は何度も息子と替われるものなら替わってやりたいと思ったかしれません。
血みどろの息子を抱えながら万策尽き果てた時、息子を殺して自分も死にたいと本気で思いました。
ちょうどその頃、アトピーの子供を殺してしまったお母さんの記事が新聞に載り、ハッと我に返って思いとどまったのでした。

もっと早くマクロビオティックを知っていたら、死ぬことは考えなかったと思いますが、そんな息子の状況に同情してくださった健康オタクの人が1冊の本をくださって、初めてマクロビオティックを知ったのでした。
ですから、息子のアトピーがなかったらマクロビオティックとの出会いはなかったかも知れないと思うと、私にとって息子はマクロビオティックを連れてきてくれた恩人になるのです。
アトピーのお陰というには余りにも無残な出来事でしたが、私にとってはアトピーのお陰なのです。
ですから、私はせめてもの恩返しとして、同じアトピーで苦しむ人のために少しでもお役に立ちたいと思ってブログを書くようになったのでした。

アトピーは軽度であっても気持ちに影を落とします。
そのことが一家にとって暗くのしかかってくることが多いので、そんなこともサポートしてあげられたらいいなと思っています。
つらい時って藁にもすがりつきたいものなんですよね。
ですから私は、その藁になろうと思いました。

子どもをもってから、私は何にも分かっていなかったんだと思うことばかりですが、子どもから教えてもらい気づかせてもらう毎日で、それも含めて周りの皆様に感謝しています。

みんなそうですよ。英語や数学のお勉強はしても、子育てのことは学校で習わないからみんな分からないのです。
私は39歳で子供を産んだのですが、仕事や社会のことはある程度自信があっても、子育てのことでは爪切り一つとってもドキドキでしたから、何歳になっても初めてのことは分からないのです。
ですから、子供の反応を見ながら生き直しをするのが子育てなんだと思っています。

余談ですが、電車の中でお母さんがおっぱいを出して授乳出来るくらいの環境があれば、もっと子育ても楽にできるだろうなあというのが実感です。
そのくらい鷹揚とした社会の方が子供もノビノビできますね。
授乳のときにケープをかけている光景を見ると心が痛みます。
むそう塾では塾生さんが赤ちゃんを連れてきた時には、ケープなんかしないで赤ちゃんのお顔を見ながら授乳しましょうと言っています。
授乳時に人前でおっぱいを出すことは恥ずかしいことではなく、授乳する姿は尊く美しいものなんだと多くの人が感じる社会になってほしいです。

これからはもっと自信をもって子育てに向き合いましょう。
むそう塾が応援しますから安心してね。

 
 

マクロビオティック料理教室 中川式糠漬け むそう塾

 
 

(中川式糠漬け 料理:京料理人 中川善博)

 
 
カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, 中川式糠漬け, 子育て・野口整体・アトピー | 4件のコメント

中川式糠漬けがアトピーをみるみるうちに改善してくれました

先日、塾生さんから次のようなメールが届きました。
お子さんのアトピーが中川式の糠漬けを食べて綺麗に治ったそうです。
すでにこちらの記事でもおはるちゃんのアトピーが改善された様子をご紹介しましたが、やはり腸内細菌は確実に皮膚の状態を変えてくれる鍵を握っているようです。
最近は腸内フローラの働きが注目されるようになっていますが、むそう塾が早くから感じていたことが追認された感じがして嬉しいです。

<Ebさんからのメール> 抜粋

一部省略

糠漬けをいただくようになってから、軽度のアトピー性皮膚炎がある息子(1歳7か月)の肌が、特に両頬の荒れが常にあったのですが、それがみるみるうちにきれいに、すべすべになり、こんなにすぐにきれいになるなんて!と感動し、本当に嬉しかったです。
中川さんの糠漬けだからこのような効果がよりあるのだと思いますが、本物の発酵食品のすごさや腸内環境を整えることの大切さを実感し、今まで何にもわかっていなかったんだ・・・と思いました。
質のよいおいしい糠漬けを毎日いただける環境を与えてくださり、心より感謝申し上げます。
これからも続けていただくことができましたら嬉しく存じます。
よろしくお願いいたします。

 
 

<マクロ美風より>

Ebさん、良かったですねぇ。
お子さんのアトピーが改善されることは、お母様としてこんなに嬉しいことはありませんよね。
アトピーは皮膚に何かを塗って治そうとしがちなのですが、重要なのはなぜ皮膚にそのような症状が出るかを知ることです。
皮膚というのは腸内の状態がそのまま表面に結びついて、腸内の状況をお知らせしているととらえられれば、その状態を変えるには何をすれば良いかが分かりますね。
その関係をマクロビオティックは古くから陰陽で教えてくれました。
そして今、やっとその考え方と同じ結果があちこちで確認されつつあります。
自信をもってこれからもお子さんの腸に理想的な腸内細菌を届けてあげてください。
中川式の糠漬けがそのお役に立ててとても嬉しく思います。

<参照記事>
腸内細菌を元気にしてして糖尿病を改善する方法(ためしてガッテンから)
NHKスペシャル 腸内フローラ ~解明!驚異の細菌パワー~

中川式糠漬け アトピーに著効を示す

 
 

(ある日の中川式糠漬け)

 
 
カテゴリー: 中川式糠漬け, 子育て・野口整体・アトピー, からだ | 2件のコメント