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マクロビオティックで救われたみちよさんの体験談

「マクロビオティックの指導現場から(9)生理不順と月経痛を改善するために」の記事に、「もこ」さん(その後改名して今はみちよさん)からコメントをいただいたことがありました。
そのコメントをきっかけにして、みちよさんがご自身の体験をメールで送ってくださいました。
その内容がとても学びの多いものだったので、すぐさま記事にさせていただきたいと思いました。
しかし細かく書かれた内容だったので、公開するのは躊躇されるだろうと思ったのですが、みちよさんはイニシャルではなく正々堂々と「みちよ」さんでの掲載を許可してくださいました。
「大切なのは、今はどうかだと思います。もし、一人でも辛い方がいたら助けてあげて欲しいのです。」というお返事とともに。
私はそんなみちよさんに惚れました。
まずはそのみちよさんのコメントから。

美風さん こんにちは
いてもたってもおられず、コメントさせてもらいました。

私もじつは、6年前に子宮内膜症と診断されました。
ここに、至るまでの過程があります。
1、まず、膝に水が溜まっていたくて歩きにくくなった。
2、慢性の腰痛が悪化、ヘルニアと診断される。
3、原因不明の下腹部痛→2か月間で大量の痛みどめと抗生剤の服用
4、大病院でMRI検査、それでもハッキリとした病気がわからず、子宮内膜症と診断される。低用量ピルの服用をすすめられる。

今、考えても おおっ恐い!です。

私は、この直後、マクロビオティックに出合います。
3か月で、腰痛、腹痛も消えました。とても有り難い経験をさせてもらいました。
(漢方薬と徹底した食養生の指導を受けました。)

【今回のみちよさんからのメール】

●お腹にいたころ
母はひどいつわりだった。恐ろしい程の甘党です。

●生まれ
数週間の早産で2300g

●幼少期~小学4年生まで
ひどい喘息もちで、小学校1年生の冬にこんなに苦しいなら死んでしまいたいと思ったことを覚えています。
牛乳、パンを常時とっていました。お菓子は常に甘いものが家に置いてありました。

●小学4年から高校1年くらいまで
父の死を境に喘息が治る。父はかなりのヘビースモーカーで、コーラ、天ぷら、コーヒーが大好きな人でした。血圧の薬を服用していました。38歳他界
今の学校給食のような食事を食べていました。化学調味料、白砂糖、~の素で味付けられたお食事が主でした。とにかく安くてボリュームの出る卵料理が多かったです。
母からの愛情が感じられず、無気力で自身のない子どもでした。精神的なネグレクトだと今でも思うことがあります。

●高校1年から21歳くらいまで
摂食障害でご飯を美味しいと思えなくなりました。痩せてきれいになったら誰か私を愛してくれるのではないかという幻想に取りつかれていたと思います。
チョコレートの大袋1袋、食パン1斤、牛乳1パックなど、常識で考えられない食事内容でした。
精神的には、当たり前ですが、かなり弱っていて、吐いては食べてを繰り返す自分に嫌悪を感じますます、自分への信頼や自信はなくなっていきました。気力はゼロでした。
そして、吐いては食べるを繰り返しながら、死んでしまいたい、そのほうが楽だといつも思っていました。

高校生の時は、軽い引きこもりでした。ここにいては、自分は治ることはないと思い進学しました。一人暮らしで、開放感を感じたのと酷い孤独感を感じました。この時、考える時間だけは、たっぷりとあったので、私は母に愛されたかったのだと、初めて気づきました。
ただアルバイトをしながら、学校へ通っていましたので、外では元気にふるまっていました。
私の過食症をみた母はただうろたえるだけで、「生まなければ良かった」と。

この時はさすがにつらかったのですが、母にしたら一人親で娘がこんなでつらかったと思います。
9歳の父が亡くなったあの時から、ただ漠然と人間は1人なんだと思い、すごい不安でいっぱいでした。20歳にリストカット。「あんたは私のことをちっとも考えてない」と母
母こそ私をずっとみていないくせに…この時捨て猫を拾いました。この子がやってきたと時から1度も自分の命を粗末にしようと思ったことはありません。
結局不健康な体では両立できず、デザイン学校を中退してしまいました。

●22歳から34歳まで
そんな中でも、いろんな人との出会いがあり、摂食障害が嘘みたいに治りました。
何でも針1本の間違いも嫌なくらいの完璧主義で潔癖症だったのですが、何に対しても完璧じゃなくてもいいんじゃないか、今の自分に満足しなければと。
仕事をしながら、自分のごはん、お弁当を作る生活で、ハレの日の内容ですが美味しくごはんを食べれるようになりました。
当時大好きだった食べ物は、生クリームたっぷりプリンでした。

書き並べてみると、当時を思い出すととても辛いです。
でも、すごくどのときも、よくなろう、よくなろうと自分では頑張っていました。
母からの精神的助けはありませんでしたが、幸い沢山のステキな方々に支えられて少しずつ前向きになれていったのだと思います。

●35歳から
24歳の時に、飼い猫が縁で主人と結婚しました。
自分の感情を出すのが苦手で、甘えるのも上手にできません。いろんな事や感情を沢山沢山飲み込んできました。辛いことや、いやなことがあったときは、お酒を飲んで眠りました。
相当飲んでたと思います。お肉も本当に沢山、牛肉を週2、鳥週2、豚週2、あとお魚も沢山。
ただ、子ども達に喘息があるので、食事に気を抜いたことはなかったと思います。
若かったこともあり、お酒を飲んで眠っても次の日にはけろりとしてました。

このころには、慢性的な偏頭痛と、痛くてどろどろした経血の生理は当たり前になっていました。
それを止めるために、痛み止めを飲むのも当たり前でした。
人との関わり方ですが、「こんなことを言ってしまうと嫌われるんじゃないか」と、いつもびくびくと、お付き合いをしていたと思います。夫に対しても同じで、心ではそれは違うと感じながらも色んなことに従っていました。だから、内と外が別々なので、言ったことと行動が調和できていない。昔より自分のことが受け入れられていましたが、決して好きじゃない。

●35歳の夏
いつものように、ビールを飲んで朝起きたら、膝がびっくりするくらい腫れて痛くて痛くて。
そして先日コメントさせてもらった内容につながります。

友達の紹介で10月に、漢方外来、N先生に出合います。
初めて診察して頂いたときに、叱られました。「あんたは、一体どうしたいんじゃい?」と。
でも、そこに愛を感じました。
わずか3か月で回復できたことに驚いて、食べるものでここまで変わるのかと。
マクロビオティックを学びたい、この不思議を知りたい。

子ども達2人とも、娘は3か月、息子は6か月で喘息のお薬を手放し、1年後には、息子のガサガサお肌はつるりとしました。

ネットで検索し、1番近いところで、お教室を探しました。正食料理教室にお世話になりました。
師範科を卒業しました。
マクロビオティックを知り1年くらいたったころ、むそう塾を発見しました。
学校にたった1人でお弁当をもって行く息子、これが正しいこと?動物性のものは、本当に毒なのか?
美風さんのお子さんの治病中のお話を読ませていただいて、息子は、1年間学校にお弁当をもっていってくれました。感謝してもしきれないほどです。本当にありがとうございます。

あまりの長いお話になってしまいましたが、私の精神的なこともびっくりする変化がありましたよ。
自分のことが受け入れることができて、今はとても幸せです。今年のはじめ温泉に一人でつかっているとき、素晴らしい閃きみたいなものが、ありました。

マクロビオティックに出合えてなければ、今の自分はいないと思います。良い時ばかりではなく、私ってこんなにも人のことを心の中で悪く言ってしまうんだ。そんなネガティブな感情に支配された時もありました。
マクロビオティックが、大嫌いになって知らなければ良かったと思ったこともあります。でも、陰陽の調和のとれたお料理は、お野菜、動物性問わず、とてもとても美味しいのです。

人との関わり方ですが、あの閃きみたいなものを感じた時から人恋しいなら積極的に関われば良いのだと思い、今も毎日素敵な出会いがあります。夫とも以前の、主従関係のような一方的な関係ではなく、してほしいこと、してほしくないこと、そして、どれだけ私が愛しているかを伝えることが出来ます。

息子が中学校に入ってから無気力で、高校に入学したもののだらだらしてて心配です。
私の物の見方、関わり方が良い風に変化することで、彼も変わってくれるんんじゃないかと思っています。
ここには、陰陽の物差し、桜沢先生の魔法のめがねの使い方を上手に学なければなりません。
覚悟がいると思います。自分の大切な家族が幸せであってほしいです。

桜沢先生の御本に救われたことや、中川さんの力強いブログで励まされたこと、もういっぱいありすぎて書けません。今日美風さんに褒めてもらって、とても嬉しかったです。

私と同じような辛い思いをする子が1人でも減りますように…
どうか自分は一人ぼっちだと思わないでください。沢山の素晴らしい出会いがあるはずです。

●追伸
私、24歳の時に
卵巣のう腫の手術を受けて
右側の卵巣がありません。
中身は、脂肪と髪の毛でした。
忘れたかったのかしら。

*   *   *

【マクロ美風より】
みちよさん、ありがとうございます。
こんなふうにご自分の体験を誰かのために役立てようと決心されたあなたを尊敬します。
なかなかできることではありません。
そのあなたの体験は、マクロビオティックの観点からみると実に多くの教訓が潜んでいます。
しかしあなたはものの見事に過去のことはもう精算されています。
ですから私からは過去の細かな陰陽のことは申し上げません。
このブログをお読みになる方が、それぞれに判断していただければ良いかなと思います。

あなたのお気持ちは今、高校生の息子さんのことがご心配なのだと思います。
詳しくは分かりませんが、少なくてもお母様の理想の高校生像ではないようですね。
いいじゃないですか。
それでこそ彼が大人になりかけていると言えるのではありませんか?
いつまでも親の思うとおりには行かないのですから。
みちよさんはきっとしっかりタイプのお母さんなのだと思います。
意志の強い方なのだと思います。
そうすると、その陽性さが息子さんには鬱陶しいことでしょう。
仮に彼に何も言わなかったとしても、雰囲気で感じとっているはずです。
その年齢のお子さんはそんなものです。
どうか自由にさせてあげてください。

ちなみに私がその年齢の息子に言ったことは、「何をしてもいいけど、警察だけには捕まるな」でした。
ですから、万が一の場合は逃げ切れる見込みもなければいけないわけです(笑)
私はそもそも法律ごとき小さなもので、人間の可能性を摘んでしまってはいけないと思っています。
それは校則も同じです。
子供たちはその純粋な感性で大人とは別の判断をしているので、大人の手垢のついた価値観や判断で子供の感性を汚すことのないようにしてあげてほしいです。
子供には子供の価値観があるのですから、それを尊重したり、教えるべきものがあったら人生の先輩として教えてあげたり、その程度で良いと思います。

子供は親の所有物でもないし、将来の親の介護役でもないわけです。
私の実感としては、親の暴走を止めるためにやって来たのだと思っています。
つまり、親は子供から学ぶわけですね。
そんなことが頭にあったら、お子さんがどんな生き方をされていても、会話が途切れたり小言を言ったりすることはなくなると思います。
息子は16歳でバイクの免許を取り、バイクを乗り廻し、学校にバレて免許証は取り上げられ、親も始末書を書かされました(^^;)
それでもバイクに乗り続け、大学に入ってからは車一直線で今に至っています。
私はずっとそんな彼に向き合って来ました。

二度とない青春を、好きなことで埋め尽くすのも良いのではないでしょうか?
あるいは消極的なお子さんなのかしら?
みんな違っていいのです。
オンリーワンの人生にしてあげましょうよ。

なお、卵巣のう腫の件ですが、私の得ている情報とピッタリ一致して恐ろしいくらいです。
極端な陽性と極端な陰性の食べ物が混在する現代の食糧事情と、経皮毒の問題も避けて通れないほど大きくなって来た今を代表する病気ですね。
卵巣や子宮に髪の毛の例は何人か経験者がいるので、その人たちのお食事を調べたこともありました。
マクロビオティックを知っていたからこそ納得出来る病気でもありました。
今後は病気にさよならした生活が出来ますように。
2月の愛クラスでお会い出来ることを楽しみにしております。

 
 

京都駅

(京都駅構内にて)

 
 
カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, 体験談 | 22件のコメント

鬱なんて病名はいらないんですよね 陰陽バランスの問題だから

ある塾生さんからメールがありました。
愛クラスを受ける何年も前からずっと体調が悪くて、寝たり起きたりの状態で家事や子育てもままならなかったのですが、たった1回愛クラスに来られただけでも、こんなに変化がありました。
その間にメールのやり取りをしたことはもちろんですが、ご本人が頑張って玄米ご飯を炊き続けてくださったことが大きかったと思います。
硬く炊き上がってしまったときには、すぐ中川さんにメールをして指導を仰いでおりました。
私からは本を紹介して、彼女の考え方とは違う世界があることをお知らせしました。
その結果、ずいぶんお元気になられて、日々の生活に楽しさが出てきたそうです。
良かった。
本当に良かった。

 
 

<Aさんからのメール>  抜粋

今回は、現状報告とお礼のメールです。

美風さんからすすめていただいた本を読んだ後、家族との話し合いをし、今後の自分がどうしていきたいかを話しました。
夫は理解してくれ、全面的に協力してくれることになりましたが、母はなんとなく納得していないような印象でした。

精神科通院と服薬は即刻やめ、向精神薬の副作用と戦いつつ11月が過ぎました。
急な精神不安状態と身体的不快(吐き気、頭痛など)はありましたが、玄米炊飯は続けました。おかげさまで、今はとても体調が良いです。
これも中川式玄米のおかげだと感謝しております。

それから。
その後、私のこの精神不安定の原因と度重なる体調不良の原因を探りたくて、いろいろ本を読んでいましたら、ピンとくる原因がみつかりました。

アルコール依存症の親を持つ、機能不全家族で育った子供が大人になって
生きづらさ、無力感などを感じるアダルトチルドレン(AC)。

私はまぎれもなくこのACでした。
自己肯定感が低く、依存が高く、極端な思考に陥りやすい。。。などなど
私の短所は、まさに生まれながらの家庭環境と、その環境で生き抜いていくために備わったゆがんだ思考、行動などすべてACの特徴と合致しました。

現在は、AC専門のカウンセリングに通い、ACから脱却し、人生をいきいきと楽しんでいける訓練を行っています。

むそう塾のレベルまでたどり着くにはまだまだ時間がかかりそうですが、原因がわかったこと、それに対する対策が自分でとれていることがなにより嬉しく、それ以来毎日普通に家事をし、子供の世話をし、買い物に行ったり日々の暮らしを楽しめるようになってきました。
ここまで来られたのも、混乱状態にある私にアドバイスくださった美風さんのおかげと深く感謝しております。
ありがとうございました。

 

京都 紅葉 東福寺 鬱(京都 東福寺)

しっかり大地に根を張って生きましょう。
それを可能にするのが根菜類です。
根菜類の力、お味噌の力、そして時間の陽が合わさった鉄火味噌は、鬱状態の方には良い食べ物です。
それに玄米や新鮮な果物のパワーが加わると、鬱はかなり改善されるかたが多いです。
鬱は極端な陽の力を内在しているので、それが悪い方向に行くと自殺につながります。
何でもかんでも陽性に持って行くのではなく、ところどころで陰性を上手に使って息抜きしながら陰陽バランスを調整します。

本当は鬱なんて病名はいらないんですけどね。
陰陽バランスが狂っているだけなんですから。

 

カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 体験談 | 2件のコメント

幸多かれと祈るお母様のお気持ちが分かります

先ほど京都から帰宅したところ、嬉しいメールが届いていました。
現在幸せコースに通っていらっしゃるOさんからいただいたのですが、お母様のことが書かれていて胸がいっぱいになりました。
私も年頃の子供を持っていますので、お母様があなたを思うお気持ちがよく理解できます。
親っていつも子供の幸せを再優先に思って暮らしているんですよね。
男の子であれ、女の子であれ、子供が伴侶を得て新しい人生に向かってくれてやっと「やれやれ」と思うのです。
それまでは子育てが終わった感じがしないんですよね。
なんというか、まだ一人前に育てていなくて、子育てを失敗してしまったかもなんて、少なからず自分を責めてみたりするものです。
そんな思いとともに読ませていただいたメールでした。

 
 

<Oさんからのメール>  抜粋

ここ数カ月、ずっと来年のことで悩んでいたのですが、先日美風さんにご相談出来てよかったです。
さらに家族の後押しもあり、来年も1年間むそう塾に通うことができそうです。
今日突然母に「来年も通った方がいいと思う」といわれてとても驚きました。
幸せコースに通うことを決めた当初は体調のこともあり、なぜそこまで
するのかと言われることもあったのですが、私が半年でとても変わったことで、「1年間、間を空けるよりも続けた方がいい。最後まで納得できるまで頑張ってほしい」と言ってくれて本当に嬉しかったです。

それから、最近出会いがあったことも思い切って伝えたら涙を流しながら、この1年間、ずっと私が幸せになるのを願い続けてきたと喜んでくれました。
自分がどれだけ心配をかけてきたのかと切なくなりましたが、嬉しかったです。
私、幸せにならなきゃいけないんだな!と改めて思いました。

むそう塾に出会えてここまで変われたことに本当に感謝しています。
思ったことがどんどん実現していきます。
まだ幸せコースに通い始めて半年。これからがもっと楽しみです。
まだまだ積み残しが沢山あるので頑張って練習します。

いつも本当にありがとうございます。
これからもいろいろとご相談させていただくと思いますが
今後ともよろしくお願いします。

 

包丁砥ぎ マクロビオティック

(ジーンズ素材でも襟元にアクセサリーをつける女らしさが素敵です。)

 

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, 子育て・野口整体・アトピー, 体験談 | 4件のコメント

仕事以外に打ち込めることがあって、自分を向上させられるのは凄いことだね

むそう塾で学ぶ意味は何なのか?
そんなことを思っている人も少なくないことでしょう。
決して安いとはいえない金額を投入する意味は何なのか?
本人はじゅうぶん分かっていても、むそう塾未経験の周りの人には納得してもらいにくいことでしょう。
事実、ご主人にそのことを納得してもらえなくて、幸せコースを断念されたかたも過去にはおられました。
あるいは一度はご家族の反対で断念したものの、どうしても行きたいと翌年には渋々許可をもらって通えることになった人もおられます。
それで、通い始めるとお持ち帰りされたお料理の美味しさにご家族がビックリして、いつの間にか応援してくれるようになっているのが面白いところです。

先日は秘伝コースへの試験がありましたが、その試験を受けた舞さんが連絡のメールをくださって、その中に書かれてあった内容に大きく頷けるものがありました。
舞さんが思っていることは、多くの人と共通点がありますので、記事にさせていただこうと思いました。
誰でも感じることが日常生活の中で時間の経過とともに良い方向に変化して行く過程が書かれていて、他の方にも参考になると思いました。

 
 

<舞さんからのメール>  抜粋

主人も、応援してくれています。

実は以前は、練習をしていたりすると、コースで教わってくるお料理は美味しいけれど、そんなに打ち込む意味はあるの?
と思っているのが、言葉の、会話の端々から滲み出ていました。
「仕事じゃないのに」、と。

でも今回、試験が終わったときに、「仕事以外でそうやって試行錯誤して頑張ったり、生活や、自分を向上させようとするのってすごいことだね。いいことだと思う。」と言っていました。

嬉しかったです。

試験の練習中、困ったり迷ったりすると技術的なことや何かを習得したいと思った時に、どういう心持ちでいたのかなど、主人の意見や話をいろいろ聞いて、参考にさせてもらっていました。

そのおかげで、仕事のことや、価値観・考え方など、今まであまり話さなかったこともお互いにいろいろ話すことができて、それもよかったのかな、と思っています。
試験の思わぬ副産物でした。

試験が終わって、落ち込むかと思っていたのですがそんなことありませんでした。

それも、立て続けに先を見せてくださったおかげです。
落ち込み陰性になる隙を与えない陽性な展開を見せてくださってありがとうございます。

身近な人と比べられたり競うことに拒否感と恐怖心がすごくあったのですが、みんなで試験を受けてみんなの講評も聞けたことで、色々な可能性を知ることができました。
自分を俯瞰するって、落ち着くことなんだと初めて実感しました。

 
 

<マクロ美風より>

やっと夫婦らしい夫婦になって来つつありますね。

仕事のことや、価値観・考え方など、今まであまり話さなかったこともお互いにいろいろ話すことができて、それもよかったのかな、と思っています。

ここです。
こうして色々なことを話し合いながら、自分の人生の最も良き理解者が伴侶であるというのが理想なのです。
それはご夫婦で同じ方向を向けるからですね。
幸いに舞さんのご主人は技術でお仕事をされているので、理解してくださる部分も多いと思います。
今回のことは、舞さんが地道に頑張って来た結果が評価されたわけですから、これからはさらにその結果を高めるべく、目標のある日々を送りましょう。

自分を俯瞰するって、落ち着くことなんだと初めて実感しました。

そうですよ。
私たちは小さなことに囚われがちですが、もっと大きな視点で物事を考えたら、いっぺんに景色が変わります。
蟻(アリ)ではなく鳥の視点で考える癖をつけましょう。
実はそれがマクロビオティックなんですよ。
気づいてくれたかしら?

 
 

山茶花 マクロビオティック

(道端の山茶花)

 
 
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フランスに留学中のむそう塾生便り(2)

パリに留学中のhanaさんからメールがありました。
ご紹介しますね。

<hanaさんのメールより>

美風さん

お久しぶりです!受講者番号34-9のhanaです。
おかげさまで無事こちらに来てから2ヶ月が経ちました。
郵便や事務手続きでいくつかトラブル(!)もありましたが、解決し、生活もだいぶ落ち着きました。
雪は降らないものの、だいぶ冷え込んできていて、街はクリスマスの雰囲気です。

心配していた水ですが、水道水は煮沸したあとに鍋が白くなるレベルなので、ミネラルウォーターを使っています。
Mont Roucousという硬度25mg/Lの水が手軽に買えて、今のところベストです。
お米は結局、玄米も白米もイタリア米に落ち着いています。
フランスのお米も試してみましたが、甘みがいまいちでした。
穀物は、ビオ関係のお店やマルシェがいちばん充実している印象です。
そこまで玄米を欲さないので、白米を炊いたり、パスタをつくったり、最近はうどんをよく食べています。
鰹節と昆布、醤油、味噌は、本当に最強です。。。
そんな風に、馴染んできた味のよさを再確認する一方で、これまでよく知らなかった食文化のすごさも感じています。
バゲットの美味しさや、エスニック料理の多彩さなど、簡単には語れない歴史・文化・社会背景があるとはいえ、発見が多いです。

寒くなってきてから、少しさみしくなるときもあるのですが、
そんなとき、Twitterを見たり、HPを読んで、励まされています。
仕事で少し緊張状態が続いているので、うまくバランスを取って師走を過ごしてゆきたいです。
美風さんもお元気でいてください。
それではまた!

hana

嬉しいですね。
こうして近況をくださると、親が娘を思う構図になっています(笑)
そろそろご主人を恋しく、ご主人もhanaちゃんに逢いたくなっていることでしょう。
何しろ新婚さんですもの♡
でも、もう少しの辛抱でご主人がお正月に逢いに行かれるでしょうから、待っててね〜というところです。

異文化に対する興味の持ち方もhanaさんらしく、好奇心いっぱいで素敵です。
きっと彼女の中で熟成させて、後々に開花させてくれることでしょう。
彼女の今後を大いに期待するマクロ美風でした。
むそう塾生の応援をhanaさんにお届けしましょう。

hana1
(パリのシャトレ座)

hana2(南仏の風景)

hana3(ビオのお店で買った玄米)

<関連記事>
フランスに留学中のむそう塾生便り(1)

 

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