食べ物あれこれ」カテゴリーアーカイブ

新しいキムチが美味しかった! 京都で味わう韓国の味

 
 

今までのキムチが飽きたなぁと思っていたら、昨夜新しいキムチが手に入りました。
すごーい!
この巡り合わせに感謝!

巡り合わせのことは、あとで別記事で書きますが、かなり美味しかったです。
京都のとある所で作っています。

あ!
このキムチの賞味期限は、5月28日です。
念の為(笑)

 
 
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マクロビオティックと塩分について 古塩(こえん)のこと

<マクロビオティック指導者たちの話し合い>

先日、マクロビオティックに関する動画を観ていました。
2時間以上の長い動画ですが、そこに登場する人たちは私の知っている人たちばかりなので、当事者のような気持ちで観ていられます。

その動画は、マクロビオティックの指導者たちがZoomで話し合っているものなのです。
つまり会議ですね。
かつては指導者同士が集まって会を開いていたのですが、コロナの影響もあって今はZoomになりました。
会の準備をしてくださる先生方には、本当に感謝しています。

その動画を観ていて、共感することがいっぱいありました。
皆さんが体験を述べておられたのですが、まさに「あるある」状態で、私がマクロビオティックを知ってから体験してきたことと同じでした。
ですから、その動画を観て確信することがいっぱいあったわけです。

その動画で話されているような内容は、中川さんとむそう塾を立ち上げる時に、しっかり話し合って路線を決めたので、まさに今、それで間違いなかったと確信を新たにしたところでした。

 
 

<塩の摂り方は個人差が大きい>

動画の内容は「塩」に関することです。
塩は多すぎてもいけないし、少なすぎてもいけません。
「塩梅(あんばい)」という言葉があるように、塩加減はまさに人の健康状態を左右する重要な問題なのです。

テーマが大きいだけに、2時間では語り尽くせるものではありませんし、記事で書くのも長文になりすぎてしまいます。
たとえ記事で書いたとしても、受け取る人の体調に合っていればよいのですが、そうでない場合は体調悪化に手を貸すようなことになってしまいます。

しかし、むそう塾の授業では、お一人おひとりの体調を把握しながらアドバイスができるので、ずっとそれをしてきました。
むしろ、それをするためにむそう塾を始めたと言ってもよいほどです。
それほど塩の摂り方は個人差が大きいのです。
「1日に何グラム摂りましょう」と一律に言えないのが実情です。

 
 

塩味の濃いお料理で育った人は、どうしても濃い味が好きになります。
そして、濃い味はご飯が進むので、ついつい食べすぎになってしまいます。
小さいときから毎日のように甘いものを食べて育った人は、むしろ塩分のあるものを摂った方がシャキッとしたりします。

また、病を得てしまった人、薬を使っている人も、その病気によっては塩分を摂った方がよい場合がありますが、すべてはケースバイケースです。
なお、お子さんたちは成長のために陰性さが必要なので、あまり塩分を多くしない方がよいです。
もししょっぱいものを好むようでしたら、おかずにミネラルが足りていないかもしれません。

とまあ、この類については書ききれないほどたくさんありますし、事例も豊富です。

 
 

<古塩(こえん)と体調の関係>

塩については書きたいことがいっぱいありますが、一番書いておくべきなのは「古塩(こえん)」についてです。
私たちの体には、直接調味料として摂る「塩」だけでなく、お肉やお魚などに含まれる塩分も一緒に体内に入ります。
これをマクロビオティックでは「古塩(こえん)」と呼んでいるのですが、これが長い間に蓄積されて体調不良の一因になっていることがあります。

これを体外に排出するには、断食(デトックス)が適しているのですが、これではハードルが高い人には、極力塩分を控えたお食事を何日か食べてもらいます。
一切塩分を使わないお料理をすることもあります。
しかし、極端なやり方は危険なので、必ず指導者について実行してください。

これをしないままでいると、年齢が進むに従って甘いものやアルコールがほしくなります。
体内の塩分(陽性)が体を緩める陰性を欲しがるんですね。
そういえば、私の母も晩年はコーヒーに砂糖を入れて飲んでいてビックリしました。

果物を食べるのもオススメです。
果糖が気になるという人もおられるでしょうが、ジュースにするより繊維質も摂れるので、そんなに気にしなくても大丈夫です。
細かな対処法はマンツーマンでご指導しますので、お気軽に質問してください。

塩についてはこれからも発信していきますので、多くの人の目に触れましたら幸いです。

 
 

(ウドのきんぴら 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

山菜の美味しい季節です。
どんどん山菜やお野菜を摂って、デトックスの応援をしましょう。

 
 
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マクロビオティックとベジタリアンのこと 豆乳のこと

<マクロビオティック>

今では日本でもいろいろな食べ方を選ぶ人がいるので、レストランでもベジタリアンメニューがあったり、ビーガン対応のお店があったりします。
東京オリンピックの影響もあって、急にそれらのお店が増えたように感じます。

私がマクロビオティックを始めたときには、「マクロビオティック」という言葉自体があまり知られていなかったので、説明に時間を要しそうなときには「ベジタリアン」ということで通したりしました。

しかし、マクロビオティックは完全に動物性を排除しているわけではなく、体調のために必要な場合には動物性も摂ります。
原則としては植物性のものに軸足を置いた考え方なので、外から見たら分かりにくいのだと思います。

マクロビオティックでは「陰陽」を大切に考えていますので、食べる人の陰陽と食べ物の陰陽がうまく調和が取れることを理想としています。
ところが、この「陰陽」に馴染みがない人が多いために、大きく広がらなかったものと思われます。
単純に食べ方だけでなく、哲学的な考え方が魅力的なんですけどね。

 
 

<ベジタリアン>

食べ方の違いでいうと、次のようなものがあるでしょうか。
1 ベジタリアン (肉・魚などを摂らない菜食主義)
2 ヴィーガン (卵、乳製品、はちみつなどの動物性なし)
3 エシカル・ヴィーガン (2が衣食住にも及ぶ)
4 オリエンタル・ビーガン/ベジタリアン (仏教の戒律に基づき五葷を除く植物食材)
5 フルータリアン (葉、実、種子、ナッツ)
6 フレキシタリアン(ゆるべジ) (乳製品、卵、魚介類、鶏肉のいずれかは食べる)
7 リデュースタリアン (赤身肉、家禽、魚介類、乳製品、卵などの摂取量を減らす)
8 リキッダリアン (水、コーヒー、青汁、スムージー等の植物性の液体を摂る)
9 ブレサリアン(プラーナタリアン) (光などの「気」からエネルギーを摂取)

 
 

「ベジタリアン」は上の他に次のような分類もあって、世界には本当に色々な食べ方があるものだと驚きます。
1 ラクトベジタリアン (乳製品は摂る)
2 オボベジタリアン (卵は摂る)
3 ラクトオボベジタリアン (乳製品と卵は摂る)
4 ポーヨーベジタリアン (鶏肉・魚・卵・乳製品は摂る)
5 セミベジタリアン (植物性が基本で時々肉も摂る)

 
 

<精進料理>

多くは宗教上の理由からでしょうが、そういう意味では日本人は本当になんでも食べる国民ですね。
しかし、日本にも「精進料理」というものがあって、これが和食の土台になっているわけです。
動物の殺生もしないし、五葷(ごくん)も摂らないので、「オリエンタル・ビーガン/ベジタリアン」に入るでしょう。
京都には寺院が多いので、精進料理のメッカともいえますね。

マクロビオティックの食べ方は、この精進料理に似ているのですが、完全に精進料理というわけではありません。
たとえば精進料理では五葷を避けますが、マクロビオティックでは避けません。
陰陽で考えて必要なら摂ります。

 
 

<豆乳と膝痛>

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
マクロビオティックでは乳製品を摂ってはいけないと思って、牛乳を止めて豆乳に切り替える人がいます。
しかし、ご存知のように牛乳は動物性であり、豆乳は植物性です。
当然ですが陰陽が間逆なので、体への影響は大きく異なります。

しかし、頭で「豆乳は体にいいのだ」と思って摂り続けると、体調に合わない場合は病気に発展することがあります。
大豆製品は発酵していない状態で食べると、あまり体によくないのですが、豆乳は大豆そのものより陰性な状態です。
ですから、陰性なタイプの人が豆乳を摂り続けると、体調が悪くなると思った方がよいです。

 
 

以前ご相談のあった人で、膝に痛みが出てきた男性がいました。
その人は、奥様が動物性を一切摂らないマクロビオティックをされていて、大豆・納豆・油揚げ・きなこ・大豆ミート・豆乳を瀕雑に摂っていました。
マクロビオティックの人って、大豆をお肉代わりに使うことが多いんですよね。

ストイックな奥様だったため、ご主人も動物性は一切摂っていません。
そこで私は、発酵していない大豆製品を減らして、豆乳をやめることをアドバイスしました。
すると、膝の痛みは解消したのです。
よかった〜\(^o^)/
ということで、豆乳にはご注意を。

精神性を高めて行くことを目的とする場合は、動物性を減らすのもよい食べ方ですが、あくまでご自分の体調を観察しながら、心地よい状態を持続できるようにしましょう。

 
 

(鰹のタタキ 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

これからは鰹が美味しい季節です。
たっぷりの大根おろしを添えて、ポン酢でいただきましょう。
特に女性には鉄分補給になってオススメです。

(豆乳の写真がなかったので、鰹で失礼)

 
 
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うちゅうの夜明け(平飼い有精卵) 京都美山 卵アレルギーのこと 

京都の「GOOD NATURE STATION」(グッド ネイチャー ステーション)の1階にある、「BIOマルシェ」で、先日面白い鶏卵を見つけました。

「株式会社バイタルフォース研究所」という会社が作った鶏卵です。
なんだか色々なことを手掛けているんですね。

 
 

【うちゅうの夜明け】
平飼い有精卵というところがいいですね。
卵を食べるなら有精卵がオススメです。

 
 

お値段は1個216円と高めです。

 
 

なんだかこだわっていることがいっぱいあるようです。

 
 

 
 

飼料や水など不安な材料は使用していないみたいですね。
卵の蛋白質に反応する場合を除いて、飼料に反応するアレルギーのお子さんなら、もしかしたら食べられるかもしれないなと思いました。

というのは、スーパーの安売り卵には反応するけれど、良質の1個60円程度の卵なら反応しないお子さんが何人かいたからです。
餌の問題が大きいなあと思った例でした。

 
 

***

マクロビオティックでは鶏卵を避ける場合が多いのですが、長年塾生さんを見ていると、むしろ鶏卵くらい食べた方がよいと思える人がゴロゴロいます。
もし食べたいのを我慢しているのだったら、ぜひ食べてみてほしいな。
そして、体の反応で決めてほしいです。

昔は病人のお見舞いには、お花ではなく卵だったんですよ。
それほど卵は栄養のいっぱい詰まった優れもの食品なのです。

マクロビオティックでも食養に「卵醤(らんしょう)」というのがあります。
ダブル陽性であることに「ははーん!」と気づけたあなたは陰陽を分かっている人です。

卵醤は文字どおり、卵の黄身とお醤油なので、メチャクチャしょっぱいのですが、これのお醤油を少なくして、白身もあるのが「卵かけご飯」というわけですね。
ですから、卵かけごはんは簡単で栄養のつく食べ物なのです。

ところが、コレストロールが高くなるからと卵を敬遠している人がいますね。
でも、卵はそんな悪者ではありません。
高血圧と同じく、コレストロールの高さを「悪」だと思いこんでいる人が多いのです。
怖いですねぇ。

たとえば、こんな記事があります。
「最低1日3個」コレステロールを気にせず卵をどんどん食べるべき理由
この前はジム通いの男性が、卵5個をごはんにかけて食べているのがありました(笑)
これは極端すぎますが、卵を著しく避けてしまうのは、私としてはすごく勿体ないと思います。

お子さんが卵のどんな成分に反応しているのか調べてみて、良質の卵であれば食べられるのだったら、おかずの悩みが減りますね。
卵料理は本当に数が多いのです。
そして、年齢が上がると良質のタンパク源も必要ですから、卵料理を増やしてみるのもよいでしょう。

 
 
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高血圧がキムチのおかげで下がった? 賞味期限切れキムチのススメ

先日、中川さんのところで夕ご飯をご馳走になったとき、賞味期限切れのキムチが冷蔵庫から出てきました。
私が「どれどれ」と口に運ぶと、すごく美味しいのです。
すでに賞味期限を1か月半経過していました。

それはそうです。
キムチには賞味期限なんてないようなもの。
でも、今は賞味期限なんて面倒くさいものを表示しなければいけません。
それで、それに振り回されている人も多いです。

キムチに限らず、糠漬けも時間の経過とともに、発酵食品独特の旨味が増して、だんだん味に丸みが出てきます。
もし、冷蔵庫にキムチがあったら、賞味期限を気にしないで召し上がってみてくださいね。
乳酸菌がたっぷり増えていて、より健康によい食べ物になっていますよ。

今朝は私もキムチをいただきます。
私は血圧は低めなので、血流促進のためです。

 
 

(賞味期限1か月経過のキムチ)

 
 

あ、そうそう。
中川さんはキムチ料理を作っているうちに、血圧が下がって来たそうですよ。
200超えだった血圧が、180台まで下がっています。
真面目に続けたら、もっと下がるのではないかと思っています。

 
 

(昼間、動いている時に計測した血圧)

 
 

<追記>
こちらの記事を書いてから、「お宝さんDIRECT」では、「賞味期限切れたてのキムチ」のご注文があるそうです(笑)
面白い表現ですね。

 
 
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