こころ・想い」カテゴリーアーカイブ

物事には必ず二面性があるから、一つの情報に振り回されないこと

物事には必ず二面性がある。
裏表といってもよい。

マクロビオティックを知って、陰陽で物事を考えるようになると、実にそれらが精神面の支えになった。
それまでなんとなく感じていたものが、陰陽に置き換えるとストンと納得できて爽快だった。

コロナ騒動のために、人々の考えが二極化していくのも二面性そのものだ。
それを前提にして、様々な情報を取捨選択した。
2020年の初期段階でも、有益な情報はどんどん発せられていた。

それから3年あまり、世は新型コロナウイルスに振り回された。
しかし私は陰陽のおかげで、最初から迷うことなく方針を立てられたし、それは常々の生活スタイルそのままだった。

多くの人はコロナ騒動でマイナス面もあったが、プラス面もあったはずだ。
これほど「免疫力」という言葉が飛び交った時代はなかったかもしれない。
免疫力のすごさを知っただけでもプラスではなかろうか。

免疫力より医学の力を過信していた人も多かっただろう。
しかし、人間の身体は正直だ。
身体の仕組みのとおりになる。
だから、その仕組みの力を最大限に発揮できるように応援することがベストだ。

なにが仕組みを応援できて、なにが仕組みを壊すのか?
それも陰陽で考えられる。

今後、第9波が起こる可能性があるそうだが、だからといって怖がるのではなく、淡々と暮らしていこう。
今までどおりに仕組みを意識して。

コロナ、大規模な第9波の可能性 専門家有志が見解 2023.4.19

 
 

(モッコウバラ 京都市左京区にて)

「モッコウバラ」の花言葉の一つに「素朴な美」というのがある。
黄色の華やかさと相まって、幸せを運んで来てくれるような気がする。

 
 
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男性もお料理をしよう! せめて食べ上手になってほしい!

こんな記事を読んだ。
【「週3日は外に出て」妻に言われた夫 一駅分の電車賃でつぶす3時間】

「定年クライシス 居場所はどこに」という連載なのだが、最初の記事は妻への配慮がないなぁと思った。
この夫は、その後自分の居場所を見つけられたのだが、問題の根本解決にはなっていない。
妻はそもそも、いっさいお料理をしない夫への不満が根底にあるのに、そのことに記事は触れていない。
私の意見は、コメント欄の長野智子氏の文章と同じだ。

お料理が苦手でも、他のことで妻をねぎらう姿勢があったら、また妻の気持ちも変わっていたかもしれない。
それほど男性の食事に関する姿勢は、結婚生活に大きく影響する。

 
 

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2023年度の「第15期  幸せコース」は、8名中5名が男性となった。
奥様がすでに通われていて、そのご主人さまたちが3名、お母さんが通われていて、そのお子さんが1名、まだむそう塾は未体験のかたが1名。

なんと素敵なことだろうか!
私は常々「男性もお料理をした方がいい」と思っていたので、こんなに嬉しいことはない。

男性がお料理を作ると、結果として良いことばかりになる。
・お料理を作る人の気持ちがわかる
・パートナーが喜んでくれる
・男性も家事をする姿を子どもに背中で教えられる
・結果として夫婦円満につながる

しかし、世の中にはお料理ぎらいの女性がいるのと同じように、お料理ぎらいの男性もいる。
多くは作ったことがないだけで、案外やり始めてみればハマる人もいるのだが…

 
 

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お料理が苦手な人は、せめて「食べ上手」になろう。
ニコニコと笑顔で食べてみたり、お料理に対して反応してみたり、感想を相手に伝えてみよう。
お料理を作る人が最も悲しいのは、相手が無言でササッと食べてしまうことなのだ。
「まずい」なんて論外。

言葉一つで作る人の気持ちが報われたり、怒りに達したりするものなのだ。
何を作っても当然のように食べて、お皿洗いもしなければ、そりゃあ、冒頭の記事のように、週3日は外に出てと言いたくもなる。

ところで、「幸せコース」の最後の1席は、大学1年になったばかりの男性がゲットした。
この年齢からお料理を作ったら、間違いなく人生に勝利したようなものだ。

実は、このことをとても喜んだ塾生さんからiMessageが届いた。
「なんだか嬉しくてメールしちゃぃました!」と書かれていた。
ありがとう!
私も同じ気持ちです。

 
 

(京都市左京区にて)

 
 
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「宝石みたいなちらし寿司」 ある塾生さんの復習投稿より

「マクロビオティック京料理教室  むそう塾」には、「復習投稿」というのがあります。
この投稿は必須ではないので、投稿したくない人はスルーをしてもかまいません。
しかし、人間はえてして勘違いをする生き物なので、習ったことを正しく持ち帰っているかどうかを確認するために、家で復習をして、それを投稿するシステムを設けているのです。

習ったとおりの味と技術を家で再現できるまで、お料理を教えた中川善博がみずからとことん指導するのが、むそう塾の特長です。
これによって、格段にお料理が上手にできるようになるので、塾生さんも熱心に取り組んでおられます。

2月のことですが、復習投稿でとても心に残る内容のものがありました。
「上級幸せコース」に通われている塾生さんのものですが、メールの書き方といい、文章の内容といい、とてもスッキリしていて心打つものでした。
私は嬉しくて、スクショを撮って、ずーっとデスクトップに鎮座させていました。

明日は「上級幸せコース」の修了月です。
頑張って遠くから通ってくれる彼女のために、この記事をプレゼントしたいと思います。

 
 

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<Hさんからの復習投稿文>

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<マクロ美風より>

いつも物静かなHさんですが、「宝石みたいなちらし寿司」の言葉に感じるように、Hさんの内なるセンスを垣間見た文章でした。
そして、やっとそのちらし寿司の授業がやってきて、ワクワクしながら復習してくださったのだと思います。

召し上がるときのお気持ちも丁寧に書かれていて、慈しみのお気持ちも感じられる素晴らしいものでした。
でも、Hさんは教室では寡黙なんですよ(^^)
内面では感動していても、あまり表情には出さないタイプなんですね。
人間には色々なタイプがあるので、それでも一向に構わないのですが。

来月からHさんは「満足コース」に進まれます。
42種類のメニューから何を楽しみにされているのでしょうか?
これからも復習投稿で実力を積み重ねて行きましょう。

 
 

(玄米ちらし寿司 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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自分は誰かのために時間を使っただろうか?

これから先のことを考えて不安になる人がいる。

漠然とした不安に包まれて、日々虚ろな時間を過ごしてしまう人がいる。

そんなときには、「自分は誰かのために時間を使っただろうか?」と考えるとよい。
誰かのために時間を使えた人は、回りまわって助けられることが多い。

もしかしたら、「誰かにしてもらうこと」ばかり望んでいなかっただろうか?

もし、誰かのために時間をあまり使わなかった人は、これからでもいいから、一歩踏み出してみるとよい。

そこには「不安」という状態がなくなる。

 
 

(教室の掛け花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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マクロビオティックでもお魚は食べたほうがよい話 青森の例

きょう、青森に住む女性(Aさん)から相談メールが届いた。
メールの文章は簡潔に書かれていたので、もう少し詳しく把握しないとアドバイスが的確にできないと思い、お電話を入れた。
結果的に2時間近く話しただろうか?

お住まいのこと、お隣さんのこと、お子さんのこと、ご自身の健康のこと、マクロビオティックのこと、お料理のことなどなど。
話は尽きないほどいっぱいあった。

私は過去に2回青森を訪れている。2008年5月と7月だ。
この頃は「美風ゼミ@秋田」「美風ゼミ@仙台」「美風ゼミ@新潟」「美風ゼミ@青森」などで東北方面でもお世話になった。
そのすぐ後、京都でむそう塾を始めたため、他県に行くことがなくなった。

しかし、Aさんは私のブログをよ〜く読んでいてくださって、記事の内容をよく把握されていた。
驚いたのは、「青森は三方が海に囲まれた土地なのだから、お魚は摂った方がいい」と書いた記事をしっかり読んでいてくれていたこと。
マクロビオティックのブログだから驚いたそうだ。

青森で私は、「厳しい寒さを乗り越えるには、むしろお魚は必要」と話してきたのだった。
沖縄には沖縄の、北海道には北海道の、東北には東北の郷土料理があって、それこそが一番大切にされるべきお料理だと話し、そんなことをブログにも書いていた。
だから、その大事なことが伝わっていて、本当に嬉しかった。

 
 

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ところで、むそう塾には青森から通われている人がいると伝えて、町名をお教えしたら、なんと、自転車で行けるくらいの近さだった。(もちろん、塾生さんの許可を得てお教えした)
広い青森で、そんな近くにむそう塾生がいるなんて、なんというラッキーなことだろうか!

さらに、Aさんはブログ上からその塾生さんのお料理を知っているとのこと。
ちゃんと「お弁当投稿」の記事を読んでいてくれたのだ。
だから、初めてお話ししたのに、グングンと具体的な内容の会話ができた。

私たちは一歩前に踏み出すと、そこで風が起き、その風が次の動きを呼び込んでくる。
Aさんは私にメールを送ることによって、悩んでいたあれこれの問題に対する解決法を見つけ、確実に次のステップに移行した。
そして、ご近所であるむそう塾生とも連絡がとれた。

私のマクロビオティックの第二の師匠は、「偶然は、その時心に抱えている問題に対する直感的解答なのである。」と言い切る。
Aさんがこの直感的解答を、どのようにこれから活かされるのか、とても楽しみにしている。

 
 

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あ、そうそう。
Aさんは、マクロビオティックの料理教室に通ったことがあるそうだ。
そして、「私って、もどき料理ばかり作って来たなあと思う」と話しておられた。

そうなるのがよく分かる。
しかし、もどき料理は本来のお料理と陰陽が変わってしまうのが問題だ。
お肉のかわりに、お魚のかわりに植物性の食材が使われれば、植物性の影響が体に及ぶからだ。
大事なことは、食材の陰陽を素直に体のために役立てること。

そして、その食材の美味しさに感動して、感謝していただくこと。
これが一番健康への道になると思っている。

Aさんとお目にかかれる日が来てくれますように。

 
 

(タラの芽の天ぷら 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

旬の食材をいただくのが、一番健康のためになる。

 
 
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