マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

船越康弘さんという人

先日、船越康弘著「野菜たっぷり重ね煮レシピ」の出版記念講演会が開催されました。
私と船越さんは、かつて、編集者の吉度日央里さんからご紹介されて、それ以来、ハグの間柄にさせていただきました(^^;)
さて、私が「重ね煮」を初めて教わったのは、東京のリマ・クッキングスクールでした。
その時の感想は、「なぁるほどね?」というように、陰陽理論として理解している部分が強かったのです。
その後、日本CI協会の書籍売り場で、船越康弘さんの「わらのごはん」に出会いました。
綺麗な写真の数々は、お料理本であることを忘れさせるものでした。
そして、いたるところに出てくる家族揃っての笑顔の写真。
胸に響くものがありました。
マクロビオティックって、まず、家族が幸せになることが第一なんだよね。
船越さんの家族は、みんな楽しそうに笑っている。
特に船越さんの笑顔は、少年のようだね。
納得できるなぁ?、この人の考え方。
当時の私は、この本の中に「鰹だし」があることに、ちょっとひっかかっていましたが・・・。
それから年月が経って、「わらのお話」(という本を入手しました。
その頃になると、私も、教えられたマクロビオティックから、自分なりに考えるマクロビオティックに移行しつつあったので、船越さんの考え方が以前より深く納得できるようになっていました。
鰹だしのことも。
この本は、私のマクロビオティック観を代弁してくださっているようで、とても心強く感じたものです。
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船越康弘さんと大谷ゆみこさんに、私は共通性を感じます。
それは、お互いにマクロビオティックをベースにしながらも、「陰陽の言葉を乱用しない」ことです。
ともすると、マクロビオティックを知った途端に、「陰陽の奴隷」になってしまう人がいます。
あるいは、そんな時期があります。
私にもそんな時期がありました。
でも、ちょっと落ち着いて自分を遠くから眺めると、そんな私ってきっと素敵な人ではないと思ったのです。
陰陽はマクロビオティックの基本中の基本ですから、もちろん疎かにしてはいけないのですが、そのために、人間性が損なわれるのは本末転倒だと思うのです。
そして、何より社会性が問題になってきます。
そんなことを、充分知りぬいた船越さんや大谷さんは、マクロビオティックという土俵にとどまらない活動を展開して、大成功を収めているんですね?。
そして、それは、経済的に自立できるやり方でもあったわけです。
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マクロビオティックのセミナーだと、圧倒的に女性が多いのですが、船越さんのセミナーは様子が違います。
男性が結構多いのです。
先日の講演会でも、男性の姿が他のマクロビオティックセミナーより多かったですね。
それはやはり、「生き方やお金の問題がメインで、そのためのお料理」という捉え方が効を奏しているのだと思います。
今は、地球のことを考えても、慢性病のことを考えても、心の問題を考えても、マクロビオティックが本当に必要な時代です。
そんな時代に、私達は井の中の蛙にならず、軸足の置き方を再検討して、真の意味での素敵な人になりたいですね。
船越さんのホームページに、そんな人のためになるヒントが載っていますので、お読みになると肩の力が抜けますよ?。
そうね?、こちらがいいかな。
そこで、いいなぁと思うこと。
それは、「日常的 それが大切」という視点です。
「農薬の有無にこだわることより大切なことが私にはあります。」

この言葉に代表されるでしょうね。
なお、この文章は「わらのごはん」にも出ています。
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こんなふうに書くと、船越康弘さんという人は、マクロビオティックから離れようとしているのかと誤解されてしまうかも知れませんね。
いいえ。NO!です。
それが証拠に、先日の講演会でも、最後に声を大にして仰っていました。
“桜沢先生が最も嫌ったもの、権力、それに繋がることはしないと。
マクロビオティックの真髄を知り、実行している人の言葉ですね。

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「第3回美風ゼミ@東京」が終わりました

きのう(11月3日)、「第3回美風ゼミ@東京」が終わりました。
毎回ご参加くださるかたもいらして、段々、雰囲気が一層やわらかくなって来ました。
それでもまだ、私の理想からいえば硬いんですよ。
私の理想はね、お酒を飲みながら青臭い議論をするってカンジ。
あ?、こんなことを書くとヒンシュク(顰蹙)を買っちゃいますね?。
いや、別に、お酒を飲むってワケじゃないんですよ。
なんていうかな?、お酒が入って開放感に浸りながら、色んな「差」を意識することなく、一つの共通項のもとに、あーでもない、こーでもない、って話すのがいいな?って思うの。

 

「マクロビ井戸端会議」が、二次会・三次会だけでなく、朝まで盛り上がったのは、楽しかったからだと思うのね。
そんなラフな気持ちで、マクロビオティックのお話しをするのって、すっごく楽しいし、腑に落ちることが多いんだよね。
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きのうもゼミの後に、8名でお食事をして、喫茶店に行って、それでも話し足りなくて、駅の改札付近で「陰陽」の立ち話をしてたんだよ。
この類のお話は尽きることがないので、どんどんお話が弾むんだけど、終電の時間になったので、サヨナラになったの。
あ、そうそう、ゼミの時にはあまり発言しない人でも、お食事会になったら一転して饒舌になる人もいるんだよね。
さらに、お茶会になったら、より密度の濃いお話になって、ついつい身を乗り出してお話に聞き入っているんだよね。
こんな雰囲気って、いいな?と思うの。
尾形妃樺怜先生と一緒の「土鍋の会」では、泊り込みで夜中の遅くまでこんな議論をするから、楽しかったよ?。
大森英櫻先生は、「昔は寝袋に入ってよく議論したもんだ」とおっしゃっていたっけ。
そうだ! 泊り込みの「美風ゼミ」も楽しいかも知れないね♪
あ、今回はゼミの内容をちっとも書いていなかったね(^^;)
ま、いいか♪
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次回は、12月1日(土)です。
これからは、常時受付にしましたので、お申し込みはこちらから。
なお、要領はこちらをご参考になさってください。
途中でもう一度告知しますね。

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「美風ゼミ@東京」&「船越康弘さんの講演会」

明日(11月3日)(土・祝日)は「美風ゼミ@東京」の開催日です。
今回は「主食とおかずの量」をとりあげますが、過食にも言及します。
なぜなら、過食には主食のあり方が大きく関わってくるからです。
また、最も重要な塩分についても取り上げます。
塩分の取り方も過食に関わるからです。
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11月4日(日)は、船越康弘さんの講演会が開催されます。
こちらは、きょうが締め切りですが、まだお席がありますので、お出かけになりませんか?

 

船越さんは、メチャクチャにポジティブな人なので、ちょっと落ち込んでいるかたは、勇気を出して足を運んでみてください。
きっと、考え方が変わりますよ!
悩みを解決する糸口が見つかるかも知れません。
お勧めの講演会です。
私も出かけます。

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胎児期・幼児期、子育てへの想いあれこれ

子供はいつだって「 i n g 」!の記事に、mizutamanaoさんからコメントをいただきました。
私なりに思うことがあるので、記事にしてみますね。
何だか、子育ての記事が続いてすみません。
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<mizutamanaoさんのコメントの抜粋>
「おかずが一品足らなくなってもいい、洗濯物が雨に濡れたら部屋干しすればいつかは乾くさ、な気持ちで先ずは受け入れ、安心感充足感を満たしてあげたいなと思います。」

私は、この文章を拝見して、自分の子育て時代のことを思い出しました。
来る日も来る日も、子供のことを最優先し、24時間を子供のために捧げていました。
しっかりと子供の目をみて授乳し、場合によっては陽が傾いても、干した布団が外に出ていることもありました。
でも、この時、今が大事。
おまじないのように自分に言い聞かせていましたね?。
あ、そうそう、子供が1人だからこんなことが出来ましたが、2人以上いる場合はちょっとしたコツが必要ですね。
あまり詳しく書くと長くなりますが、一つのポイントです。
たとえば子供が3人いる場合、子供は3分の1のお母さんを求めているのではなく、どの子も「」のお母さんを求めているんですね。
だから、ひとりひとりの子供に「あなただけ」を演じるわけです。
恋愛にたとえたら解りやすいかしら。
交際相手が複数いるとしたら、相手には本能的に「あなただけ」を意識しませんか?
もし、妻子ある人と不倫をしているなら、自分と逢う時は、「自分のことだけ」を考えてほしいと思いませんか?
人間関係は、いつだって「あなただけ」の時が最も安心するように思います。
あれ?、なんの記事でしたっけ(^^;)
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マクロビオティックではお馴染みの説明ですが、地球上に初めて単細胞が出現してから、ヒトが出来るまで30数億年かかっているといわれますね。
その進化を、ヒトは胎内で10ヵ月でやってのけるので、胎児の1日は私たちの1日と同じではなく、1000万年に相当するというものです。
昔、学校で習った生物の進化の歴史を、こうしてマクロビオティックの視点から考え直してみると、背筋が凍りつきそうなくらい真剣になります。
だって、母親が口にする一口の食べ物は・・・、母親が考えた想いは・・・、などなど、その影響の凄まじさを思うと身震いしてしまいます。
さて、無事に出産して、これでメデタシ、メデタシといきたいところですが、まだまだ油断は禁物です。
だって、赤ちゃんはこれから凄い成長率で大きくなるのですから、ここでも私達大人とは違うスピードの1日なんですね?。
そして、20年間近くも成長し続けます。
だ・か・ら、妊娠中の食事は重要であり、子供を育てるのは真剣勝負であり、軽はずみな言葉は慎まなければいけないのです。
この世の中は、すべてが大人のリズムで動いていると思ったら大間違いということですね。
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ですから、子供が精神的にも、肉体的にも大人と同じリズムで暮らせるようになるまで、親の務めは、「子供の成長段階に合わせる」ことだと思って、日々を過ごしています。
息子は19歳になりましたが、まだ、気は抜けません。
でも、父親・母親との信頼関係は、しっかり築けたようなので、一つの山は越えたのだと思っています。
子供が母親を要求している時は、それはそれは、しんどいこともあります。
「もうイヤ!」と家出したくなる時もあります。
でも、その度に、「今のこの時間は、一生を左右する大事な時なんだ」と自分に言い聞かせて頑張りました。
当時は、ヘアスタイルもお手入れが簡単なショートで、自分のオシャレなんて何も出来ませんでした。
ネックレスをつければ子供が引っ張るのでダメ、子供を追いかけやすいようにハイヒールなんてご法度。
爪のマニュキアもダメ。
アトピーの息子のために、私の着る洋服の素材も厳選。
ああ、こんなこと書いたらキリがありません。
でもでも、月日は経ちました。
今は、子育て中には伸ばせなかった髪も伸ばし、髪を巻く時間も捻出できます。
イヤリングもネックレスもつけられます。
時には、私のイヤリングを息子が一緒に選んでくれます。
*    *    *    *
今、子育て真っ最中のお母様がた。
子育ては、長い人生のいっときです。
今は不自由でも、必ず子供が巣立つ日がやって来ます。
その日のために、どうぞ、ご自分の将来像を描いて、日々、イメージだけでもなさってください。
そして、それを励みに、この「思うようにならない時期」を乗り越えてください。
野口整体もマクロビオティックも、こんな時期を強力にバックアップしてくれます。
ぜひ、子育てを楽しんでくださいね♪

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, 子育て・野口整体・アトピー | 13件のコメント

「『歯の矯正』について」の追記- -費用について- –

先日、「歯の矯正」についての記事を掲載いたしましたところ、多くの方からコメントをいただきまして、大変ありがとうございました。
この記事の原稿をお寄せいただいた
Gentarohさんから、新たに費用についてのコメントをいただきました。
お金のことはとても大事なので、これも記事にさせて頂きたいと思います。
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<以下は、Gentarohさんの文章です。>

今更書くのはどうか?と思っていましたが、皆さんの参考になると良いので、掲載することにしました。
費用について、私が今受けている治療では、一般に認識されている80?100万などという治療費は掛かりようがありません。
大まかに計算してみても、最初に受ける検査代が3万円、上下の床矯正の装置が約6万円X2で、現在下顎につけているブラケットが透明の物で1万円アップの8万円、今月下旬に上顎にブラケットをつけたら、大きな費用の支払いは終わる予定で、すべて合計しても30万円前後になります。
もちろん、この他にも月に1?2回の通院費等もありますが、高くとも5千円程度で、すべて合計しても、概算で40万円は掛からないと思います。
これは、あくまで私の場合になりますが、この私の例をみても、いかに通常の矯正治療が高価なものか、証明出来るのでは?と思います。
これで普通の矯正では抜いてしまう、横向きの親不知を(横の歯も)抜かずに矯正してしまうのですから、私にとっては願ったり叶ったりで、歯を抜かずに矯正するという、当初の目的をより低費用で出来ることがわかっただけでも収穫があったと思います。
よって「俺は100万かけて治療するのだ!」という方ならともかく、より低費用で治療を行いたい方に参考になればと思います。
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Gentarohさん、ありがとうございました。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, マクロビオティックと歯科治療 | 20件のコメント