胎児期・幼児期、子育てへの想いあれこれ

子供はいつだって「 i n g 」!の記事に、mizutamanaoさんからコメントをいただきました。
私なりに思うことがあるので、記事にしてみますね。
何だか、子育ての記事が続いてすみません。
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<mizutamanaoさんのコメントの抜粋>
「おかずが一品足らなくなってもいい、洗濯物が雨に濡れたら部屋干しすればいつかは乾くさ、な気持ちで先ずは受け入れ、安心感充足感を満たしてあげたいなと思います。」

私は、この文章を拝見して、自分の子育て時代のことを思い出しました。
来る日も来る日も、子供のことを最優先し、24時間を子供のために捧げていました。
しっかりと子供の目をみて授乳し、場合によっては陽が傾いても、干した布団が外に出ていることもありました。
でも、この時、今が大事。
おまじないのように自分に言い聞かせていましたね?。
あ、そうそう、子供が1人だからこんなことが出来ましたが、2人以上いる場合はちょっとしたコツが必要ですね。
あまり詳しく書くと長くなりますが、一つのポイントです。
たとえば子供が3人いる場合、子供は3分の1のお母さんを求めているのではなく、どの子も「」のお母さんを求めているんですね。
だから、ひとりひとりの子供に「あなただけ」を演じるわけです。
恋愛にたとえたら解りやすいかしら。
交際相手が複数いるとしたら、相手には本能的に「あなただけ」を意識しませんか?
もし、妻子ある人と不倫をしているなら、自分と逢う時は、「自分のことだけ」を考えてほしいと思いませんか?
人間関係は、いつだって「あなただけ」の時が最も安心するように思います。
あれ?、なんの記事でしたっけ(^^;)
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マクロビオティックではお馴染みの説明ですが、地球上に初めて単細胞が出現してから、ヒトが出来るまで30数億年かかっているといわれますね。
その進化を、ヒトは胎内で10ヵ月でやってのけるので、胎児の1日は私たちの1日と同じではなく、1000万年に相当するというものです。
昔、学校で習った生物の進化の歴史を、こうしてマクロビオティックの視点から考え直してみると、背筋が凍りつきそうなくらい真剣になります。
だって、母親が口にする一口の食べ物は・・・、母親が考えた想いは・・・、などなど、その影響の凄まじさを思うと身震いしてしまいます。
さて、無事に出産して、これでメデタシ、メデタシといきたいところですが、まだまだ油断は禁物です。
だって、赤ちゃんはこれから凄い成長率で大きくなるのですから、ここでも私達大人とは違うスピードの1日なんですね?。
そして、20年間近くも成長し続けます。
だ・か・ら、妊娠中の食事は重要であり、子供を育てるのは真剣勝負であり、軽はずみな言葉は慎まなければいけないのです。
この世の中は、すべてが大人のリズムで動いていると思ったら大間違いということですね。
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ですから、子供が精神的にも、肉体的にも大人と同じリズムで暮らせるようになるまで、親の務めは、「子供の成長段階に合わせる」ことだと思って、日々を過ごしています。
息子は19歳になりましたが、まだ、気は抜けません。
でも、父親・母親との信頼関係は、しっかり築けたようなので、一つの山は越えたのだと思っています。
子供が母親を要求している時は、それはそれは、しんどいこともあります。
「もうイヤ!」と家出したくなる時もあります。
でも、その度に、「今のこの時間は、一生を左右する大事な時なんだ」と自分に言い聞かせて頑張りました。
当時は、ヘアスタイルもお手入れが簡単なショートで、自分のオシャレなんて何も出来ませんでした。
ネックレスをつければ子供が引っ張るのでダメ、子供を追いかけやすいようにハイヒールなんてご法度。
爪のマニュキアもダメ。
アトピーの息子のために、私の着る洋服の素材も厳選。
ああ、こんなこと書いたらキリがありません。
でもでも、月日は経ちました。
今は、子育て中には伸ばせなかった髪も伸ばし、髪を巻く時間も捻出できます。
イヤリングもネックレスもつけられます。
時には、私のイヤリングを息子が一緒に選んでくれます。
*    *    *    *
今、子育て真っ最中のお母様がた。
子育ては、長い人生のいっときです。
今は不自由でも、必ず子供が巣立つ日がやって来ます。
その日のために、どうぞ、ご自分の将来像を描いて、日々、イメージだけでもなさってください。
そして、それを励みに、この「思うようにならない時期」を乗り越えてください。
野口整体もマクロビオティックも、こんな時期を強力にバックアップしてくれます。
ぜひ、子育てを楽しんでくださいね♪

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コメント

  1. ぢゅん より:

    わたしには無理だ、こわい、と思っていた妊娠出産子育て・・・。
    この記事を拝見して、『やってみたい』と思う気持ちが生まれました。
    美風さん、こんな気持ちをありがとうございます。

  2. マクロ美風 より:

    ぢゅんさん、こんばんは。
    「妊娠・出産・子育て」は、女性の義務ではなくて、「特権」ですね。
    だから、これを使わない手はないと思います。
    大いに活用しましょう。

    それに、女性は子供を産めば産むほど、体が整うように出来ているんですよ!

    私はおそい年齢でしたが、いろんな状況を納得してから子育てにとりかかったので、結構、第三者的に子供を観察することが出来ました。

    そんな意味で、年齢が高くなってからの子育てもまた、いいものだなぁと思っています。

    来年は、ぢゅんさんのお子さんを抱かせてもらうことを、楽しみにしていますね!

  3. つづこ より:

    今日もステキな記事をありがとうございます。
    私はまだどうしても自分最優先な気がします。子供は待ってくれない、待たせてしまったりするのは私の都合だ、と分かっていながらも、自分の病気に関すること等の方が多くの割合を占めているような気がしています。病気をどうにか治す方向へ持って行くことが、まず一番にすべき息子への愛情表現なんだと言い訳をしながら…
    息子を最優先に出来ない自分に苛立ちを感じます。息子を大事に思う、愛していると思う気持ちは本物だと思いたいのですが、たまにそれが建前なのではという考えが生まれて、背筋が凍ります。
    何かうまくいかない時、抱き合うようにしているのですが、いつも私が抱き締められている感覚です。
    子供の成長段階に合わせて接し方を考え、「あなただけ」を常に持って接していきたいです。願わくばいつかその「あなただけ」の対象が増えることを祈って…
    今日も本当にありがとうございます。
    あ、大阪のゼミ、主人から許可が出て参加決定致しました。お会い出来るのを楽しみにしてします。

  4. ちさと より:

    >「妊娠・出産・子育て」は、女性の義務ではなく
    >て、「特権」ですね。
    >だから、これを使わない手はないと思います。
    私もそう思って、子供は嫌いだけど(爆)二人産みました~。だってやって見なきゃわからないでしょう?
    何より産めるんなら産んでみよう!と・・・。
    それぞれに両親を選んでやってくるんだから、私には私向きの子供が授かるはず!と考えてました。

    美風さんのブログには本当に心を見透かされているような事が書いてありますね。

    その時からマクロビを知ってたら楽だった事が多いなぁと思いますが、知らなくてもそれなりに楽しいものです
    どの子も1のお母さんを望んでいる、と言うことに母親暦6年経って、ようやく気付き始めている私です。
    それに毎日成長する命のエネルギーにも圧倒されます!
    こんなに小さい時期もあと少し・・・と思うと。
    愛しくて勿体無い、閉じ込めちゃいたい!とも・・・(もちろんガミガミしてますが・・・
    残り少ない幼児期、楽しんでマクロビで子育てします

  5. mizutamanao より:

    すてきなすてきな記事をありがとうございます!!

    危うく、長女を大人リズムにはめてしまうところでした。

    どの子も1のおかあさんを欲している。成長は20才まで(もしかしたらもっとですよね)つづく。次女へ心を砕くあまり、割と聞き分けのよい長女を見過ごす所でした。心して目を向けていきたいと思います。

    私も日常アクセサリー類はつけません。おばあちゃんになったら、おーっきなクリーム色の真珠の指輪をつけて孫とデートしたいです。

  6. ぢゅん より:

    ラ・ラ・ラ・ライネ~ン

  7. マクロ美風 より:

    つづこさんは、親からいっぱい愛してもらったと感じていますか?
    これがネックだと思います。
    そして、ありのままの自分を認めることも。

    苦しくなったら、宇宙を想いましょう。
    シンプルで、ゆったりしていて、何でも受け入れてくれますよ。

  8. マクロ美風 より:

    >私には私向きの子供が授かるはず!と考えてました。

    いいですね~、この感覚!
    この調子なら、ちさとさんの子育ては大丈夫ですね!

    >それに毎日成長する命のエネルギーにも圧倒されます!

    このエネルギーを、親も頂いちゃって、一緒に成長しちゃいましょう(^^)

  9. リョウエン より:

     記事を読み進めているうちに涙がこぼれました。
     何でだろう?と思っていたら、
     風さんに支えられているからだ!と実感しました。
     ありがとうございます。

     「思うようにならない」
     坊の誕生から思うことはまさにこのひとつです。
     でも、でも、でも
     私は今までとても自分本位に生きてきたので
     (その割にトホホな人生ですが・・・)
     子育てというこの機会がなければとてつもなく傲慢な人間になっていたのだと思います。

     とはいうものの、頭でわかっていても実際は(恥ずかしながら)割り切れません。
     子どもに当たらないようにすると、今度は刃は自分自身に向かってしまいます。最近の私は歯を食いしばる癖がついきました。
     どうしても緩むのがヘタなんですよね。いかんいかん。
     (こういうときに超陽性を自覚します。)

     >その日のために、どうぞ、ご自分の将来像を描いて、
     >日々、イメージだけでもなさってください。
      グレイト!な提案です~
      うつむいて歯を食いしばるのではなく
      上を向いてうっとりとイメージするほうが
      何万倍も楽しそうです。
      

  10. マクロ美風 より:

    赤ちゃんから大人への「外見」の成長は20歳くらいですが、精神的なものや内臓の完成は、もっと遅くなるようですよ。
    臓器によっても完成時期が違うそうです。

    だから、喫煙・飲酒は年齢が若いほど、体への影響が大きいんですね。
    気をつけたいことです。

    あ、コメントの内容とずれてしまいました。
    ごめんなさい。

  11. マクロ美風 より:

    おおっ!
    ぢゅんさん、乗ってますね~(^^)

  12. マクロ美風 より:

    リョウエンさんは、今が一番つらい時ですね。
    母:子で子供をみている時が、最も精神的にきついです。
    お子さんが保育園か幼稚園に行くようになると、グッと事態は変わりますよ。

    でもでも、リョウエンさんのように才能と体力のある女性は、やはり子育て時期は、不毛の日々と思ってしまいますね。
    そんな時は、ちょっとだけ現実から逃避する時間をつくりましょうよ。

    1年後の自分、5年後の自分、20年後の自分、50年後の自分の理想像をイメージするのです。
    イメージしているうちに、思わず口元がゆるみませんか?
    穏やかな気持ちになりませんか?

    このイメージは、繰り返せば繰り返すほど現実化する確率が高く、早くなります。
    お茶碗を洗っていても、お洗濯物を干していても、お掃除をしていても、イメージはできますね。
    私もずっと昔に「こうしたい」と想っていたことが、今実現していますよ。

  13. はちこ より:

    はじめまして
    かなり前から、ときどきほっとするために覗かせてもらってます。(きっとこういう読み手は全国に沢山いるはず)

    野口整体とマクロビオティックの共通点を書いておられたので、いつか質問したいと思ってことがあります。それは、生後3ヶ月くらいから野口整体では動物性たんぱく質を与える(バターやステーキなど)のは、どう考えたらいいのでしょう。ということです。

    動物性をすっかり止めてから授かった三番目の子どもを3月に出産して、どうしたものかときどき迷ってました。

    現在末娘は7ヶ月後半。結局忙しいこともあり、わざわざ動物性のものを購入する気力もなく、いつものご飯を噛んでやわらかくしたものを、食べたいだけ食べさせています。玄米がいい日もあれば、雑穀入りの胚芽米を食べることもあり、味噌汁のお野菜をせがむこともあり..。いらなくなったら、食卓に興味を示さなくなるので、「ごちそうさま」します。

    離乳食時期に動物性をきちんと与えると、肝臓が強くなるとも、野口整体では言われているようで、そういう事もあるのかもしれませんが、今の食事でのわが子の表情に不満はなさそうなので(人生の途中からマクロビオティックの家庭料理を与えられつつ、給食を食べている上の子たちには、食事と私の方針にさまざまな感情が湧き上がってくることもありますが)、これでいいかなー、と思ってます。

    野口晴哉氏のお孫さんは、生後4ヶ月でオムツをはずされたということで、私も末娘の排泄要求をキャッチすることを試してみてるのですが、トイレでするのは一日3、4回くらいです。要求を受け入れるのは、人生の初めのうちはシンプルですね。

    今日も、ごつごつしてきた長女も抱っこしましたが、これが彼女の今必要とすることなんだと思うと、抱っこで満たされてくれるのはありがたいと思える気もしました。

    暖かいメッセージありがとうございます。

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