マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

千切りにした切り口(断面)の形

「幸せコース」での第1講座は、「切る」ことがテーマでした。
そこで中川さんは、「切るとはどういうことなのか?」について、基本中の基本になることをお伝えしました。
宿題には「マッチ棒の太さ」で千切りにすることが出されています。
「マッチ棒の太さ」に切る時には、切り口の断面が「正方形」にならなければいけません。
菱形では正しくありません。
この切り口がお料理の味を左右することを示した図が、中川さんのブログに載っています。
なぜ正方形に刻めと言われたのか?
正方形になるようにするには、どうしたら良いのか?
青い線と赤い線の違いは?
では、なぜ、菱形ではだめなのか?
このことをよく思い出してくださいね。
正方形の意味がしっかり理解できたら、あなたのお料理は美味しいお料理の入口に立ちます。
頑張ってください!

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新しい講座の予告!

昨夜遅くに(日付がきょうに変わってから)、京都から帰宅しました。
講座は26日(火)に終わったのですが、リニューアル工事をしてくれた業者さんとの最後のお話があったので、昨日(27日)まで京都に滞在していました。
工事代金のお支払いも無事済ませました(ホッ)。
すべての工事が終わり、保健所の許可も出て、やっと「なかがわ」さんも本格営業を開始します。
工事中に何件も雑誌の取材をお断りしたり、お客様がいらしてくださったり、多くの方に申し訳ないことがあったのですが、いよいよ中川さんの力を発揮できる環境が整いました。
中川さんがブログでも決意表明(記事の一番下)をしていらっしゃるように、これからはお料理だけではなく、写真家としての中川さんの顔も充実させてくれそうです。
あの素敵なお店で、「氣」のこもったお写真を撮って、ブログや雑誌を飾る。
そんな日が遠くないことを予告しておきます。
昨日もそんな打ち合わせをたくさんして来ました。
               *    *    *    *
ところで、これからはお楽しみ企画をすることになりました。
「幸せコース」の第1講座を7回開催してみて、皆さんのお料理環境がほぼ把握できましたので、この環境に合わせた単発講座を開催したいと思います。
どんな内容にするかを、中川さんとじっくり話し合って来ました。
「むそう塾のパスポート」は取ったけれど、「幸せコース」に通う条件が整っていない方を対象にした講座です。
ひと月に1回、「幸せコース 月曜Aクラス」の翌日あたりになりますかね。
大雑把にいって、第一火曜日あたりです。
「幸せコース」と同等のレベルでありながら、一日だけの参加。
でも、その技術は限りなく幸せに貢献してくれるもの。
ハッと気づいたことが、絶対幸せへの第一歩になり得る講座。
そんな講座にしたいです。
題して「幸せスタートクラス(仮称)」とでもしましょうかね。
そしてそして、何よりものお楽しみは、「パスポート取得者の懇親会」を兼ねていることです。
パスポートは取ったけれど、こんな日々でいいのだろうか?
他のパスポート取得者はどんな毎日を送っているのだろう?
同期の仲間はどうしているのだろう?
玄米ご飯の炊き方にいまひとつ自信が持てないんだけれど。
最近体調がイマイチなんだけれど、どうしたらいいの?
そんな思いの方々が、一同に集まって、パスポート取得後の近況を話したり、中川さんからお料理の指導を受けたり、私に悩みの相談をしたりする内容です。
一同といっても毎回8名なので、その時にご都合が良かった方とのご縁任せという、何ともマクロビオティック的な出会いです。
今年の「幸せコース」に間に合わなかった人、あるいは「幸せコース」の復習をしたい人、さらに、来年の「幸せコース」の予習をしたい人、そして、パスポートを取ったばかりで「幸せコース」って何?という人も含めて、パスポート取得者の懇親会を楽しみましょう。
毎月、皆さんの笑顔をお待ちしています。
もし、今笑顔になれなかったら、京都からの帰りには笑顔になってくださいね。
みんなで一緒に幸せになりましょう。

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美味しいお料理を作るために

昨日「幸せコース」の7クラス全部の第1回目が終わりました。
総勢55名、一人の欠席者もなく、新型インフルエンザに感染することもなく、すべての方が元気に出席してくださいました。
55名の皆さん、お疲れ様でした。
お昼ご飯が15時になってしまうハードプログラムでしたが、どうしても一回目にお伝えしたい内容ばかりだったのです。


なぜ第一回目があの内容だったのかというと、美味しいお料理を作るための基本中の基本だからです。
中川さんのブログに私が写した下手な写真が載っています。
シャッターを押す人が中川さんだったらどんなに素敵な写真になるだろうかと、カメラ音痴の自分を情けなく思いながら、気持ちだけで撮った写真です。


それらの写真に、中川さんが受講生の立つ姿勢や包丁の持ち方を正している場面があります。
それは単純に厳しく接しているのではありません。
姿勢や持ち方が正しくできると言うことは、フォームが綺麗になるということです。
フォームが綺麗になると、事故や怪我がなくなるということにも繋がります。
ですから、最初にフォームを整えてほしいのです。


道具でも建築物でも見た目に本当に美しいものは、いい機能を発揮するものです。
黄金比率なんていうのがそれですよね。
つまり「機能美」というものです。
機能美が備わっていると、自然にいい結果を生み出します。
そのためにフォームを正しているのです。


フォームに機能美が備わっていたなら、後は心の機能美を整えたら美味しいお料理に近づきますね。
美味しさへの一つの条件「技術」は、ひたすら練習あるのみです。
最初はどうなることかと思った人でも、自宅で練習を重ねてくださると、たった一週間でも別人のように上手になっています。
分からないから、出来ないから、習いに行くのです。
出来ないことを恥ずかしく思わないで、堂々と練習しましょう。
その暁には必ず美味しいお料理が待っていますから。


               *    *    *    *


きょうはこれから「中川式糠漬講習会」が始まります。
中川さんが愛情を込めて塾生さんのために発酵させた糠床は、しっかりした乳酸菌の塊です。
私は中川さんの糠床が発酵して行く過程を覗いていましたが、やはり一般的に知られている方法よりシンプルなものでした。
シンプルだけれど、マクロビオティックの理論から言っても納得できるものです。
さらに、科学的に考えても納得できました。


あらゆる観点から美味しさを追求していく。
それが「中川式」の真骨頂だと思います。
一見何の変哲もないように見える方法であっても、そこには「味の機能美」に通じるものがあります。
それを惜し気もなく披露してくださる中川さんに感謝です。


お塩と米糠と愛情。
材料は当然中川さんの厳しい目をくぐり抜けて来たもののみ。
これだけで完成した糠床が、またお嫁に行きます。
大事に育ててくださいね。


 

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美味しい糠漬けを作るために

昨日「幸せコース 日曜Dクラス」の第1回目が終わりました。
受講された皆様、お疲れ様でした。
宿題をしっかりなさって、中川さんにお写真を送ってくださいね。
きょうはこれから「月曜Cクラス」が始まります。
昨日の講座修了後に、塾生さんが持参されたご家庭の糠漬けを中川さんが試食した時のお話です。
糠床は通信販売で購入されたとのこと。
私も一口いただきましたが、「甘い」のです。
何かを加えたような甘さ。
中川さんの判断では、「乳酸菌の力で発酵したのではなく、酵母の力で発酵した糠床ではないか」とのこと。
凄いですね?。
たった一切れのキュウリを食べただけで、糠床のタネまで判ってしまうんですから。
糠漬けを持参されたかたは、「中川式糠漬け講習会」にご参加できないのです。
なぜならお子様連れになってしまうから。
私の心がとっても痛んだ瞬間でした。
「お子様連れ可能な糠漬け講習会」をしてあげられたらと、心から思いました。
ところで、お嫁に行った「糠床」はきちんと育てていますか?
中川さんにいただいた糠床は、そのままだと2?3回は美味しく漬かりますが、その時に出る材料の水分で糠床の塩分が薄まります。
必ず糠とお塩を足して、かき混ぜて発酵させてくださいね。
決してそのままにしないでくださいよ。
なお、糠とお塩を足してすぐ冷蔵庫に入れたらダメですよ。
常温でちゃんと発酵をさせてくださいね。
冷蔵庫は発酵を止めるものであって、発酵をさせる場所ではありません。
糠床は「育てる」ものです。
昨日の講座終了後に立ち話をしていたら、「中川式糠漬け講習会」の参加者で糠床を「育てていない」人がいました。
ダメダメ。
中川さんが塾生さんのことを思って愛情を込めて育てた糠床です。
その想いを受け継いで、あなたの糠床に育ててくださいね。
糠床は生きています。
だから育てるんです。
そのイノチ、大切にしてくださいね。

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新しい試み

中川さんのブログで、かつらむきの映像が見られます。
これは、「幸せコース」の皆さんがかつらむきの宿題を送ってくださるお写真を見て、目でお伝えしたいと考えた中川さんのアイデアです。
スルスルと滑るように剥き進んで行く中川さんの手元はさすがですが、あれでもゆっくり動かしているのだそうです。
包丁の動きと手の動きを確認してもらうために、あえてゆっくり動かしたのだとか。
私は役得で、中川さんがかつらむきをするところを、7回も見られます。
その感触からいうと、大根をむくというより、大根がむかれに行くという感じです。
つまり、右手は上下に動くだけで、左手は大根を送るだけ。
厚みのセンサーは指の腹の指紋で感じ取る。
力まない。
これがポイントというところでしょうか。
ところで、中川さんはなぜ、かつらむきを宿題にしたのかお分かりですか?
「かつらむきなんて、普段使わないから練習しなくてもいいや」とお考えの方はいませんか?
よ?く考えてくださいね。
特に手首の硬いかた。
「むそう塾」では、これからも必要に応じて新しい試みをしていきたいと思います。
お楽しみに?♪

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