マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

中川式きんぴらごぼう


こんな方法だったとは!
食養のきんぴらごぼうしか作ったことのない人には衝撃的な方法だったかも知れない。
あるいは「アクを甘味に変えて」と、マクロビオティック料理を頭や文字だけで理解していた人には、大きな落とし穴だったことだろう。
中川さんがプロであることを思い知ったきんぴらごぼうがここにあった。
牛蒡の扱い方はこんなふうにしないとアクのマイナス面を食べてしまうことになる。
過去記事もご覧になって、ぜひ牛蒡のアク処理が正しくなされているかどうかを知ってほしい。
新年会で感じたこと
新年会に参加されたNiさんより

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大根おろし

きのうは息子に大根おろしを頼んでみた。
やたらと時間がかかるなぁと思ったら、最後の1センチほどの大きさまですりおろしていた。
。。。
私は小学生の時から料理をしていたから、大根おろしの最初の思い出は、手が滑って中指の背中を削ってしまったことだ。
ヒリヒリして大根がピンクになっていった記憶がある。
当時のおろし器はおろし金といって刃が鋭く立っていたから、指もよく切れたのだろう。
息子のおろした大根を器に移そうと手を入れたら、ビックリするほどふんわりして、まるでメレンゲのようだった。
何だかほんわかして幸せな気持ちになった。
ちなみに、夫がおろす大根おろしは速いけれど辛い。
そう、大根おろしって力を入れておろすと辛いんだよね。
だから、やさしくやさしくおろしなさいと母に言われた。
夫の大根おろしは陽性の中に陰性を持つ。(辛味の陰性)
息子の大根おろしは陰性の中に陰性を抱える。(甘味の陰性)
ちょっと違うけれど生わさびをおろすときには、ゆっくり円を描きながら鮫皮でおろす。
これは陰性がより陰性を引き出す。(辛味の陰性)
大根おろしもわさびも陽性食材に添えて食べるから、お料理全体のバランスとしては誠に見事だ。
だから出来上がりを考えた時、陰性は陰性の役目を、陽性は陽性の役目を果たすように料理すると、より美味しく仕上がるのだろう。
何だかこれって人間関係にも似ているね。
それぞれが自分の役目を果たし、全体でバランスがとれるような生き方。
私はこんな生き方が好き。

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思い通りに行かないのが人生

もこさんがこちらの記事に素晴らしいコメントをくださったので、そのお返事を記事で書かせていただきます。
<もこさんのコメント>

美風さん、こんにちは。

おばあちゃんと一緒の料理やお風呂が苦手なおばあちゃんと一緒の入浴の時。

おばあちゃんに「ちょっと待ってね」と言ってもすぐ忘れてしまったり、いやだ!と思い切り拒否されたり、あ?大変と感じることもたくさんありましたが、「もしかして子育てってこんな感じなのかなー??」と思い始めたところでした。

美風さんのお言葉で今の経験が育児にもつながることを知り、心強いです。

未来の育児を楽しみにしつつ、今のおばあちゃんとの時間を大切にします

<マクロ美風から>

もこさん、こんばんは。

良いところに気づかれましたね。

本当にあなたは深く考えることができて素晴らしいです。


人生ってね、思い通りにならないことの方が圧倒的に多いのです。

人によっては思い通りになることは1割だという人もいるくらいです。

ですから、思い通りにならない日常と、思い通りになる奇跡と一緒に暮らしているのが人生だと思えば、ずいぶん人生が違って見えたり、感謝の気持ちが湧いてきます。


子育てって思い通りにならないことを知ることなんですよね。

独身の頃は何でも思い通りにすることが可能だし、そうしたいと思うし、それが人生だと思ってしまいますが、実は人生ってその反対だったわけです。

でもありがたいことに、子供を持つことによって、その現実を知るチャンスが訪れるわけです。

そうして人間はまた一つ大人になるチャンスに恵まれるんですね。

だから私は、子供の産める身体なら子供を産んだ方が良いというのです。


ところで、もこさんはお婆ちゃんと向き合うことによって待つことを知りました。

これが素晴らしい収穫です。

この待つ姿勢は子育てに絶対必要なものです。

これが出来る以上、もう、もこさんは子育てがOKですよ。

いつお子さんを産んでも良いお母さんになれるでしょう。

もこさんの笑顔に包まれたお子さんは本当に幸せだと思います。
もこさんの赤ちゃんをこのブログに掲載出来る日を今から楽しみに待っています♪


 

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女児誕生!


幸せコース2期生のKaさん(金曜Cクラス)が女児を出産されました。
9月8日のご出産です。
Ka家は3代続いて男の子が続いていたそうで、女の子の誕生に大喜びだそうです。
おめでとうございます!

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嫌いな人にでも頭を下げる

先に「人の好き嫌い → 嫌うより好きになる」という記事を書きました。
長くなってしまうので半分で止めておいたのですが、その続きです。
私は人の好き嫌いを言っていられるうちは、まだ自由があると思っています。
つまり選択の余地があるんですね。
その選択の余地のある範囲内であれこれと悩むわけです。
ということは、悩める時間もあるということです。
寝る間もないくらい忙しくて、仕事や用事に追われていたら、悩む時間などありません。
目の前にあることを急ぐものから片付ける現実に追われるからです。
また、人生は何があるか分かりません。
生きていくためには嫌いな人にも頭を下げなければいけない時もあります。
ハラワタが煮えくり返るくらい嫌いな人に対しても、そうしなければ生きる術がないときだってあるのです。
だから私は、人の好き嫌いを言って悩んでいる人を見ると、生活に困らない人だなぁと思います。
どん底まで行き着くと、自分でも思わぬ選択をしたり、行動をとったりするものです。
それは生きるための人間のエネルギーでもあります。
その時に初めてその人の真の姿を知ることになります。
平易と困難があったら間違いなく困難な方を選んで、己の真の姿を知ると良いです。
困難は必ず内面を成長させてくれます。
その繰り返しが人生でもあるのです。

上っ面で生きていると、何十年経っても成長しません。
人間は歳を重ねたから偉いのではありません。
どのくらい深く生きたかだと思うのです。
まあ、そんなに苦労しないで生きられる人もいますから、この話はなんとな?く頭の片隅に置いておかれても結構です。
そんなときにはどうぞ、ご先祖様やご家族様やまわりの人達に感謝のお気持ちだけは持ってほしいです。
まわりの人の陰徳に助けられているのですから。
陰徳を積むというのは古く感じられるかも知れませんが、私は大きな効果を持つと確信しています。
それは生き方そのもので、良い氣につながるからです。
どんな状態に置かれても常に良い氣を発する人間であり続けたいものですが、マクロビオティックの考え方と食事法はそれを可能にしてくれます。

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