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耳障りの良い言葉 耳触りの良い言葉 耳聞こえの良い言葉
時代とともに言葉は変化し、死語になっていくこともある。
私も長い間ブログを書いてきて、この表現は古いかな?と思ったり、お若い人には通じないかな?と思ったりすることがある。
一番困るのは漢字だ。
私が中学生のときには、旧字体の漢字が混じった文学作品を読んでいたが、高校生になると新聞部でひたすら当用漢字内の文章を書くようになった。
今は言葉も漢字もなるべく今の時代に合わせようと思っているが、合わせると鳥肌が立つようなケースがあるのは、年齢のせいなんだろうと思う。
昨日、ある動画を観ていたら、日本保守党の有本香事務総長が「耳障りの良い言葉」について語っていた。
「耳障りがいい」というのは間違いで、正しくは「耳聞こえがいい」と言うのだと。
同感!
さすが、編集者さんだけあると思った。
そもそも「耳障り」というのは、文字の意味からいっても、「障」が良い意味でないことは当然だ。
だから、「耳障り」のあとには否定の意味がつながるのである。
しかし、最近は良い意味の言葉がつながっても許されるような感じだ。
2つの記事をご紹介しよう。
①NHK放送文化研究所 耳ざわりのいい音は誤用では?
②毎日ことば 「耳ざわりがよい」
時代とともに言葉の使われ方が変わってきて、広辞苑に「耳触り」として項目を立てたということだ。
あと何十年か経ったら、「耳ざわりが良い」は会話で普通に使われているかもしれないが、書き言葉としては疑問に思ってしまう私である。
ちなみに、私のブログではこんな感じで使われている。
「みんなを笑顔にさせるすごい力 子どもの存在っていいですねぇ」2018.8.4

鉄火味噌が出来上がりました 節多め
梅雨があっという間に終わって、思ったより早く真夏に突入した結果、体調がイマイチという方がおられるようですね。
周りにも咳をする人が多いように感じます。
咳といったら呼吸器系。
呼吸器系といったら蓮根と反応するほど、咳と蓮根は切り離せないほど貴重な食材です。
その蓮根を使って、鉄火味噌が出来上がりました。
陽性の力が強い節の部分をたっぷり使ってありますので、陽性不足を感じる人はぜひお召し上がりください。
「お宝さんDIRECT」に入れることができますので、メールでご注文ください。
※事前にご連絡いただければ、教室でお渡しすることもできます。
現在の在庫は次のとおりです。
「節多め ジャンボ 約55g」3個
「節多め 約22g」2個
「筍入り ジャンボ 約55g」(注文制作)
「筍入り 約22g」(注文制作)
* * *
【注文できる人】
①むそう塾の幸せコース在籍以上
②現在コースに通っていなくてもOK
③むそう塾が特別に許可した人
【注文先】
中川善博
メールアドレス:order.musojuku@gmail.com
<メールの記載事項>
・お名前
・塾生番号
・郵便番号
・住所
・電話番号
・個数
・ 希望の種類
【代金の支払方法】
1)代金の支払時期:品物を受け取ってから
2)代金の支払先:PayPay銀行のジョブズ口座へ
3)お支払金額:発送後にお送りするメールに記載
4)鉄火味噌代金(いずれも消費税込)
・「節多め ジャンボ 約55g」 10,000円
・「節多め 約22g」 5,000円
・「筍入り ジャンボ 約55g」 12,000円
・「筍入り 約22g」 6,000円
***
てっぺんに見える白いものは、大きさ比較のための玄米です。
【節多め】


(鉄火味噌 料理:京料理人 中川善博&スタッフ麗可 マクロビオティック京料理教室 むそう塾 2025.7.15撮影)
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項
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「茄子の油焚き」と生姜にマクロビオティックの陰陽を思う
私はマクロビオティックを知ってから3年間、徹底的に陽性に絞り込みました。
ストイックだったため、4年目の夏には玄米ご飯が重くて、ハトムギを混ぜたり麦を混ぜたりして凌いだものです。
主食に少し陰性を混ぜても、おかずが陽性なので体調は陽性そのものです。
マクロビオティックを知る前は大好きだった胡瓜も、茄子も、トマトも、陰性ということで摂らずにいました。
今となっては笑えますが、当時はそんな状態でした。
先程「茄子の油焚き」を作って、幸せな気持ちでいただきました。
今の私にとっての「茄子の油焚き」は、母仕様ではなくマクロ美風仕様です。
母はいりこだしを使っていましたが、私は1.5番だしを使っています。
最初は茄子のアクを意識して、しっかり焦げ目がつくまで焼くのですが、そのときにいつも陰陽のことを意識します。
陰陽を知っているのと、知らないのとでは、このお料理の美味しさも変わって来るからです。
アクがきちんと処理できていないと、色が悪くなるだけでなく、食後感も変わってきます。
器に盛って天に載せる生姜おろしですが、ここでまた一つ陰陽の解釈が面白いのです。
生姜の陰陽は、マクロビオティックと東洋医学では微妙に異なるところがあります。
7月21日に開催予定の「腸内細菌とお手当を話しながら学ぶ会」では、そのへんの違いにも触れておきたいと思っています。
あ、そうそう。
中川さんが作ってくれる茄子の油焚きは、しっかりと陰陽調和が取れていて、さすが「陰陽京料理人」だなあと思わせてくれるお味です。
陰性な食材だからこそ、中庸に仕上げて健康を司るのが真の料理だと思わせてくれる仕上がりです。

(茄子の油焚き 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室むそう塾)
生姜のおろし方も綺麗だし、素朴なお料理でも丁寧に作られていることに、背筋が伸びる思いです。
夫の靴下を買いに京都ポルタへ 久しぶりの京都タワー
昨日は仕事が終わってから、京都ポルタまで買い物に行きました。
というのは、お取り寄せをお願いしてあった靴下が入荷したとの連絡があったからです。
靴下は、足が浮腫んで今までの靴下がはけなくなった夫用に、ワンサイズ上の靴下を購入するためでした。
夫は手術後に左足がむくんでしまい、1か月以上経ったのに、まだ浮腫みがひきません。
それで、右足は靴下を履き、左足は裸足でサンダルという異様な格好なのです。
その上、左足を引きずりながらヨボヨボと歩いていると、すっかりボケ老人のように見えます(笑)
それで、夫に靴下を履こうというと、「なんだっていいんだ、人の目は気にしないんだ」と、例によって強い口調でいいます(泣)
でも、クーラーで冷えると足のためにもよくないので、先日試しにワンサイズ大きい靴下を買ってきたのです。
夫はサイズを見て「大きすぎる`Д´」と拒絶したのですが、次の日の朝、こんなiMessageが送られてきました。

先日、「ありがとう」と言うようにお願いしたので、早速実行してくれたようです。
夫よ、ありがとう。
その一言が、私が次の行動に移すエネルギーになりましたよ(^^)
洗い替え用を用意できましたので、少しでも冷えから守って、一日も早く浮腫みが引いてくれますように。
なお、夫のことを記事に書きすぎと思われる方がおられるかもしれませんが、塾生さんの中には親、あるいは配偶者で似たような環境の方もおられるので、あえて記事にしています。
iMessageなどで、ご感想をお寄せくださる人もいて、裏では私の励みにもなっています。
ありがとうございます。
<夫の病気に関連した過去記事>
・薬の影響で夫の性格が変わったように感じた経験 2025.7.12
・前立腺肥大症 負担小さい新たな手術 新聞記事より 2025.7.10
・夫の誕生日を家族全員で祝えました 2025.7.9
・夫がMacデビューしました! 2025.7.7
・薬を飲むようになると寒さに弱くなる 夫の場合 2025.7.2
・夫が飲んでいる薬の数々 早くやめられますように 2025.6.25
・降圧剤と柑橘類のフラノマクリンはどこまで考える? 2025.6.24
・夫の病気のこと 「お宝さんDIRECT」と「すきまクラブ」のこと 2025.6.11

(京都タワー 2025.7.12 iPhone撮影)
薬の影響で夫の性格が変わったように感じた経験
夫が手術後に薬を飲むようになって、気になることがいくつかありました。
そのうちの一つに、性格が変わったように感じたことです。
もともとの話し方に加えて、キツさ、命令調が加わったのです。
最初は「エッ?」と思ったのですが、そのままで反論せず聞き流しました。
でも、同じような場面がその後もあって、息子も同じことをいいます。
あるとき息子は、本当に怒って私に「もう、お父さんのことは知らない」と言い出す始末です。
でも、夫は普通に会話しているつもりだと思うのです。
私はすぐ、これは薬の影響に違いないと思いました。
調べてみると心当たりがあります。
ふと思います。
高齢になると、何かしらの薬を飲む人が多くなるでしょうから、その中には夫のようにキツイ言葉を発してしまう人がいるかもしれません。
本人はそのつもりでなくても、接した人は悲しい思いをすることがあるでしょう。
人は一言でも心ない言葉を浴びせられると傷つきます。
発した本人は忘れていても、言われた人はずーっと忘れません。
今回は夫が言っているのではなくて、薬が言っていると思うようにしました。
息子にもそのことを伝えて、気持ちを変えるように話しました。
老人を介護している施設などでは、多くの人が色々な薬を飲んでいるでしょうから、中には夫のような事例もあるかなと思います。
介護する人も精神的に大変だなと思い至りました。
夫には正直に現状を話して、「自覚はないでしょうが、私も息子も悲しかったよ」ということを伝えました。
そのうえで、命令調は止めて、「ありがとう」という言葉を使うようにしようねとも。
「ありがとう」は何回言われても人間関係を壊しません。
老いは誰にもやってきますが、嫌われる老人になってはいけないと強く感じたことでした。











