マクロビオティックの自然な伝播に拍手!

私がマクロビオティックを知ってから、嬉しいことはいくつもありましたが、周りの人が良い方向に変化していく時が一番嬉しいです。
人には当然のことながら個人差がありますから、陰陽を深く理解したい人、陰陽はそれほどではなくても美味しいものを食べたい人、どちらも深く追究したい人、それぞれです。

多くの人が良い方向に変化して行くさまを見ていて、知識が確信に変わって行くのですが、それでもまだ油断はできません。
人は心にも体にも波があるからです。
何年にも亘って「その人」を見続けてこそ、陰陽の本当の力を感じることができますね。

上っ面の陽性と真の陽性の違い、陰性だと思える状態の蔭に潜む陽性。
そういうのを理解するのは、やはり時間の経過も必要です。
そうこうしているうちに、「その人」の変化を周りが感じるようになってきます。
そこで初めてマクロビオティックの伝播が自然な形で起きるのです。

性急に他人に押し薦めるものではありません。
自分と波長が合えば取り入れればよいし、合わなければ「一つの考え方」と思うだけです。
哲学や思想って本来そういうものですよね。



先日、嬉しいことがありました。
むそう塾生のKさんのお母様が愛クラスに申し込んでくださったのです。
Kさんは、2013年8月に玄米の炊き方を習いに来られて、翌2014年から「幸せコース」に通い始めました。
必要以上に緊張してしまうKさんは、愛クラスの時も幸せコースの授業日も緊張でお腹が痛くなってしまうほどでした。

でも、その後「上級幸せコース」「満足コース」と進むにつれて、嫌いだった食べ物が美味しく食べられるようになったり、彼女の作ったお料理をご家族が絶賛してくれたりして、陰陽でお料理することの凄さをジワジワと実感されたのでした。
そして、彼女はお料理の楽しさに目覚めて行きました。

それとともに体調もだんだん変化して、ついには精神面まで前向きに変化して、恋人が出来ました。
彼の方からおつき合いを申し込まれたのですが、彼はKさんのことを「いい顔してるなー こんな子がいたらいいなー と思ってた」とのこと。
彼女が「いい顔」でいられたのは、ひとえに心身が良い状態でいられたからですね。



そんな彼女の変化を見て、お母様も何かを感じ取ってくださったのでしょう。
これこそが、Kさんがご自分の身をもってマクロビオティックを伝えたことになります。
むそう塾にKさんが来られてから4年5か月。
納得しながら一歩ずつ前に進むKさんには、奥深くに存在する陽性の力を感じます。
その陽性さを、これからの日々に反映して素敵な人生になってくれると信じています。

そして、お母様との新しいご縁にも感謝しながら、一つひとつ心を紡いで行きたいと思います。



(菜の花のからし和え 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)


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コメント

  1. 門左衛門 のコメント:
    生きていく姿がそうなっていくのですね
    生き様、来し方
    それを見て周りが変わる
    子供に命の大切さを説くよりも
    大人が命を大切にすれば良いだけのこと
    でしょうか
    Kさんの周りに良い世界が
    広がっていきますように
    今日も素敵な記事を
    ありがとうございました
    • マクロ美風 のコメント:
      門左衛門さん、こんばんは。

      門左衛門さんは古くから私のブログをお読みくださっているのでお分かりだと思うのですが、マクロビオティックを広めようと性急になられる人がいて、本来のマクロビオティックの良さが伝えられていない場合があります。
      それが問題だと思っていたので、私は手から手へ、目から目へ伝えたいと思ってむそう塾を始めました。
      ですから、今回のように時間がかかっても熟成しながらマクロビオティックが伝わってくれたことがとても嬉しいのです。

      子供は大人を見て育つので、何よりも大人が「子供に真似されては困る生き方をしない」ことだと思うのです。
      本来は口で説くより、背中を見せるだけで良いはずなのですが、それには余りにも現代の環境が悪すぎるし、情報量が多すぎます。
      見せたくない背中の持ち主も多すぎるので、せめて身近な人だけでも爽やかな背中を見せてあげたいものです。
      だって、見る回数が多いから。

      命の大切さって、きっと説いて分からせるものではなく、育ちながら感じて、本来ならいつも当たり前にもっているものだと思うのです。
      (残念ながら育つ過程の複雑な事情で、命の大切さをあまり感じられない人もたまにいますが・・・。)
      当たり前にもっているはずなのに、不幸にして、それ(当たり前にもっているもの)以上に大きく膨れ上がってしまう負の感情が優先されたとき、命の存在が小さくなって、ついには消し去ってしまうのでしょうね。

      ですから私は、命の大切さを説くより、膨れ上がってくる負の感情の原因に焦点を当てる方が効果的かなと思います。
      一般的には予防的な見地から命の大切さを説いているのでしょうが。

      • 門左衛門 のコメント:
        マクロ美風様
        丁寧なコメントをありがとうございます

        熟成しながら伝わる

        人間も味噌やぬか漬けと同じですね(笑)

        というのは、一人ひとりの人生も

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