盛付けは色気

きょう、本屋さんに行きました。
少しでも盛付けの参考になる本がないかと思って。
中川さんにも見てもらったのですが、それが・・・ないのですよ・・・。
素人の私が見てもこれはダメでしょうという内容の本が盛付けの正統派のような編集をされて並んでいました。
また、名の通ったお店の何代目さんが書いた本でも、中川さんから見たらクレームありの内容でした。
盛付けの本を数多く見て、どこが間違っているのかを指摘されるととても勉強になる体験をしましたが、これは多くの塾生さんにお伝えしたいことだなぁと思いました。
中川さんが幸せコースの盛付けの授業でもおっしゃっていましたが、「盛付けに唯一無二の正解はないけれど、してはいけないことがあって、それを外せばどのように盛りつけても良い」ということを、確実に日々使えるレベルに特訓してあげたいなと思ったことでした。
実は盛付けは楽しいことなのに、決まりごとを知らないがゆえに「盛付けは難しい」となげいているあなた。
「盛付け特訓講座」を考えていますのでお楽しみに♪
あ、そうそう。
盛付けは単にテクニックを知ればそれでOKなのではなく、色気も必要なのだそうです。
中川さんに言わせると「盛付けは色気」だそうな。
その色気のない人が盛り付けると、派手な器を使ったり不必要な飾りをつけたりするのだそうです。
すっぴんで勝負せずにあれこれと厚化粧をする女性と同じなんだそうですよ。
なんだかこの説明って妙に納得してしまいますよね。
道理で中川さんのお料理や盛付けは色っぽいなぁと感じていた私の勘は正解だったようです。
ホッ。

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コメント

  1. つじ☆ より:

    美風さん、こんばんは。

    初めてブログで中川さんのお料理を見たとき、うっとりとして「美味しそう~」ってじゅるってなっていました。
    時間がある時も過去の記事を見て、ほぉ~と唸っています。
    特にお弁当の写真が好きで、何回も何回も見たくなります。
    色気に惹かれてたんですね。

    私は学生の時に旅館の料亭でバイトをしていました。
    どこかの東京のお偉い先生がプロデュースしていて盛付けが綺麗で、お客様から「おお~」と感嘆の声を何回も聞いていてたので、盛付けは大事だなと思いつつ、一般家庭ではいらないよね~なんて思っていました。
    私は裁縫など物を作るのは好きなのですが、恥ずかしながらお料理は好きか嫌いかと問われると嫌いの部類に入ります。作ったら家族はちょっと味濃い(私の好みで作ってしまいます)けど美味しいよとは言ってくれます。

    なのでお料理を作るだけでいっぱいいっぱいな私にとって盛付けのことまで神経がいきませんでした。
    でもそこまでできて「お料理」って呼べるんでしょうね。
    家庭内もお客様用、関係ないんだなって思いました。
    食べる人のことを考えて盛付けをする。
    あまり考えたことがなかったです。
    (ちなみにそのバイト先の盛付け、綺麗なんだけど、お客様は食べにくそうで、綺麗すぎる盛付けはいかんなぁとも思っていまいました。そして運びにくかった・・・氷山のようで油断したらお刺身が落ちます、いえ落としました)

  2. マクロ美風 より:

    つじ☆さん、おはようございます。

    >お料理を作るだけでいっぱいいっぱいな私にとって盛付けのことまで神経がいきませんでした。

    あらら、お鍋では食べられません。
    盛り付けもまだ途中の段階です。

    >食べる人のことを考えて盛付けをする。

    これはお料理の基本です。
    そしてお料理は盛り付けて終わりでもありません。
    食べる人のお口に入って、その人の体調を崩さないところまで考えて作らなければなりません。

    >(ちなみにそのバイト先の盛付け、綺麗なんだけど、お客様は食べにくそうで、綺麗すぎる盛付けはいかんなぁとも思っていまいました。そして運びにくかった・・・氷山のようで油断したらお刺身が落ちます、いえ落としました)

    それは単にその盛り付けが下手なだけです。
    厚化粧しているだけで、トータルバランスのとれていないファッションと同じですね。
    ファッションに関心がおありのあなたにはこちらの方が伝わりやすいでしょう?

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