信じる

最近「信じる」ということについて考えさせられる出来事がありました。
そんな時、「むそう塾」でパスポートを取得されたNaさんのメールが中川さんに届き、それを読んだ中川さんが多くの人の参考になるからと、記事にされました。
そして、その記事を読んだ方々がそれぞれに受け止めてくださって、嬉しい繋がりができました。
私はそのコメントを拝見していて、涙が流れてしまいました。
これ、これだったんです!
「むそう塾」を舞台にして、一人ひとりが人間性を磨いてほしかったのです。
もちろん、私も中川さんも含めて。
今回、Naさんのメールをきっかけに、それが自然に出来あがったことを、感動をもって見守っていました。
               *    *    *    *
私からもメッセージを送らせてください。
まず、自分を信じましょう。
そして、相手を信じましょう。

私はまず相手を信じることにしています。
これは、口で言うのは簡単ですが、現実には結構痛い思いをすることも若い時にはありました。
でもね、痛い思いをしながら段々と人を見る目が肥えてきて、勘が働くようになります。
なぜ私は相手を信じるのか?
それは自分を信じて欲しいからです。
信頼関係があると心地いいからです。
ただそれだけ。
若い時に言われました。
「あんな人を信じたら絶対騙されるから止めなさい」と。
でも、多くの人がそう言っても、私だけは信じていたいと思いました。
なぜなら、きっと想いは通じると信じていたから。
相手が騙そうと思っても、こちらの信じている力が勝ると、絶対相手は私を騙さないと、妙な自信みたいなものがありました。
若い時特有の自信過剰でもありますが・・・・。
その結果ですか?
いや?、やはり想いは通じるんですね?。
私とは信頼関係を築けた人が多かったです。
でもね、世の中は色んな人がいますので、信じる信じない以前の人もいます。
もう、何というか、思考回路が違うんですね。
このような人に出会った時には、とにかく相手の言い分を聞きます。
徹底的に聞きます。
その過程で相手が変化することがよくあるからです。
「よくあんな人の話を聞いてるね?」と友人に言われることもありますが、そんな時つくづく「私って本当に人間が好きなんだな?」と思います。
イヤじゃないんです。
嫌いだと思える人と話をしていても楽しいんです。
いつも何かの発見があって、そのたびに私の人間観は更新されるんです。
そして、つくづく思います。
人間って、外見だけで判断しちゃ絶対ダメだよね?。
話してみなけりゃ分からないことって、いっぱいあるもん。
当たり前すぎる分かり切ったことなのですが、このことの再確認は重要です。
なぜなら、いつも原点に帰る謙虚さを自覚出来るからです。
まずは自分を信じること。
次に相手を信じること。
扉が開くのはそこからだと思います。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ パーマリンク

コメント

  1. Fiona より:

    玄米を炊く、という一見したところ些細な作業のなかに大事な哲学が潜んでいるんですね。
    読ませていただいて、マクロビオティックってふか~い!って思いました。

    自分を信じて相手を信じたあと(玄米を炊いてから)、相手の喜ぶ顔を見たり、自分も美味しいって思うわけですよね。

    信頼が極まると喜びや幸せになるんですね。

    私もなるべく早く炊飯器生活から脱出します!

  2. BR_GIRL より:

    信じることは愛することで、
    愛することは信じること~

    最近思います。
    理論よりも愛を選びたいって。
    でも、愛ゆえに易きに流れるのはどうかいなって。

    あ、私の場合は自分を信じすぎか・笑

  3. Sh(8-11) より:

    「信じる」
    今年最初の玄米投稿の時、
    中川さんから頂いた「信じています」という言葉が、私にとって励みになりました。

    中川さんは、
    「能書きをいかに脱するか、
    心をひらいて行くか、
    課題はまだまだ沢山ある」

    とおっしゃいました。
    でも、「出来ると信じています」という
    最期を締めくくる言葉に一筋の希望を見いだしたのでした。

    信じて頂ける、
    こんな私でも、
    信じるという言葉をかけて頂ける。

    こんな有り難い事は無い。
    それでは頑張らなければ、前に進まなければ、もっと素直になって、もっともっと人間として、成長したいと思いました。

    「信じる」のお手本を見せて頂いて、
    有り難うございます。

    私も、自分を、人を、未来を心から信じる事が出来るようになりたいです。

  4. Ni(3-3) より:

    シンプルだけど難しい。
    とても、能動的で、覚悟と決意のいること。
    そして、強さと優しさ、忍耐が必要なこと。
    その先に広がる世界は、素晴らしいことと思います。

    すべてを一気に、ということは、大変ですが、
    一つ一つ、できるところから、始めたいと思います。

    まずは、玄米炊きですね。

    穏やかな、澄み切った心で・・・。

    貴重なメッセージを、ありがとうございます。

  5. マクロ美風 より:

    あらあら、Fionaさんは炊飯器派でしたか。
    別に何で炊いてもご自分の体に合っていて美味しければいいのですが、圧力なべの方が美味しいと感じる人が多いですね。

    「信じる」ことについては、書きたいことがいっぱいあります。
    色々な場面で「信じる」ことの大切さを実感するからです。
    また書きますね。

    ところで、マクロビオティックは実践的哲学なんですよ~。
    その格好の材料が「玄米ご飯を炊く」という行為に凝縮されています。
    たかが玄米、されど玄米です。
    Fionaさんも、必ず唸る日が来ますよ。
    お楽しみに♪

  6. マクロ美風 より:

    BR_GIRLさん、お久しぶり~♪
    さすがBR_GIRLさん!
    核心をついていますね~。

    >最近思います。
    >理論よりも愛を選びたいって。

    おっ!
    ますます円熟味を増して来ましたね~。

    >でも、愛ゆえに易きに流れるのはどうかいなって。

    いいのよ、いいのよ。
    そんな時もあったって。
    流れた先で発見するものもあるんだから。
    人生に無駄なし!

  7. マクロ美風 より:

    あらら、Sh(8-11)さんになってしまいましたか~(笑)

    信じてくれる人がいると、人間って頑張れるんですよね。
    たった一人でもいいんです。
    苦しみの極みに行ったとき、そのたった一人の人が命を救ってくれるんですよね。
    ありがたいことです。

    Sh(8-11)さんは、テクニックとしては素晴らしいものをお持ちだったから、中川さんはあのようなアドバイスをされたのだと思います。
    それを真摯に受け止められたSh(8-11)さんは偉いな~と思います。

    >私も、自分を、人を、未来を心から信じる事が出来るようになりたいです。

    難しいことはありません。
    20代の私でも出来たんですから。
    出来るか出来ないかの分かれ目は、「傷つくことを恐れるか恐れないか」です。

    命までとられることは、そうそうあるものではありません。
    どんな傷を負ったって、命さえあれば何とか立ち直れるものです。
    居直って生きてみるのもいいですよ。
    ストーンと何かが剥がれ落ちて楽になりますよ。
    お試しあれ。

  8. マクロ美風 より:

    >シンプルだけど難しい。

    はい、シンプルなものほど簡単そうで難しいです。

    >とても、能動的で、覚悟と決意のいること。

    そうですね。
    でも、私はこの姿勢が好きです。
    緊張感を伴うから。

    >そして、強さと優しさ、忍耐が必要なこと。

    Ni(3-3)さんは苦しみを経験されているだけあって、ピッタリのキーワードが並びますね。
    強さ、優しさ、忍耐、それらを包括的にひとまとめにしてくれるものが「愛」だと思います。

    「愛」を感じると、私はいつでもどこでも瞬時に泣けます。
    空気でも抱きしめたくなります。

    「むそう塾」でも、そんな愛をお伝えしたいです。

    >まずは、玄米炊きですね。

    玄米は心を写してくれる鏡ですね。
    怖いほどです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です