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あなたが以前に使ったことのある和包丁は下の赤いLINEのようにテーパーはありませんでした、まっすぐ二本の線が平行でした。包丁を上下するときに刃・ミネ、どちらのLINEを大根と平行に上下させてもまっすぐに剥けたのです。
ところがこの三徳包丁は下の画像のように角度がついています。 もちろん切るのは刃ですから刃のLINEを大根の繊維に平行にあてがわねばならないのです。 それがすこし出来ていません。ミネで合わせています。
次回はこのことを意識して上下させてみましょう。 この刃を平行に当てる感覚を定規でやしなうのです。
あと、ワキ、特に右脇、右肩が力んで硬くなっているので刃先が開いて大根が奥に倒れる現象が起きています。うまく目視で厚みと円錐度合いを修正しながら剥いていますが、厚みを見るのは目ではありません。10本の指のセンサーで見ます。
目に頼らない仕事ができると「見えないものが見える」ようになれます。
刻みはゆっくりでよいのです 最初の厚いうちは、 正しく持てています。
有次を見ながら刻んでいくと刃の表面に切った大根が積み上がって左手のほうに崩れて来そうなのを気にして指でいちいち避けていますが、それは切る大根の先を目で見ているから見えなくなるのが不安になるのです。これも目に頼らない仕事をしましょう。
先の赤いLINEのテーパーを理解して自分の刃がどこからどこに落とせているのかを確認しましょう。 前ゲソをつくらないように。
中川さん、こんばんは。
ご丁寧にご指導していただき、ありがとうございます。
刃のLINEを平行に密着するように意識してみます。
力まないようにと気をつけていたはずが、
少し筋肉痛になる程、いつの間にか力が入ってしまいました。
もっと指のセンサーも敏感になれるように、
ひたすら練習を頑張ります。
刻む際も目線の位置を考えて刻むようにいたします。
ご指導ありがとうございました。