「家事アドバイス」 片付けの基本 腰高を意識しましょう

<107-5さん>

大容量の添付ファイルのため、メールが届きませんでした。
GW中にいっぱい頑張ってくださって、ものすごく整理されましたね。
Excelの図面が大変化しています。

【片付けの基本 腰高】
まず、片付け全般について共通の問題を書きますね。
住まいは通常、床と壁と天井があって、ところどころに作り付けの物入れがあります。
人間の腰の位置に来るような場所は、キッチンカウンターや洗面台くらいでしょう。
入居すると、ダイニングテーブル以外は腰の高さになる家具がありません。

でも、この腰の高さというのは、最も可動域が広いのです。
床から75〜95cmは手作業のゴールデンゾーンです。
立った状態で手に力を加えられる高さだからですね。
ですから、キッチンのカウンタートップも、この高さに収まっているはずです。

本題の片付けの基本ですが、このゴールデンゾーンをいかに確保するかにかかっています。
床面積は広いのに片付かないと嘆いておられる人は、100%といっていいほどゴールデンゾーンが不足しています。
107-5さんもそのお一人です。
それで私は先に壁面収納を提案しましたが、それとは別にキッチンの近くに腰の高さ(=腰高)の作業スペースを設けましょう。

 
 

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【ワークテーブル】
具体的には作業台(ワークテーブル)を設置するのです。
GW中に模様替えをして、保冷庫の位置が変わりましたね。
このそばには、ちょっと仮置きするテーブルがあると便利です。
下の図面のピンクの部分です。
(ピンクで✗をつけた物は処分予定とのことでした)

 
 

 
 

このワークテーブルには、次のような物がよいのではないかと思います。
【ワークテーブル(シナモ12078WH ステン)】幅120×奥行78×高さ86cm
画像はこちらのサイトからお借りしました。

 
 

 
 

最初のご希望で、人を呼ぶ家にしたいと書かれていました。
そんなとき、盛り付け用のお皿を並べたり、お鍋を置いたり、重宝すると思うのです。
天板はステンレスなので、汚れてもサッと拭けます。
テーブルの下には、圧力鍋を置いてはいかがでしょうか。
きっとたくさんの圧力鍋があるでしょうから、ここに勢揃いさせましょう。
棚板がちょっと心許ない気もしますが…..。
似たようなものをずいぶん探したのですが、現時点ではこれが一番目的に合う大きさでした。
もう少し安定感のあるものが見つかるといいですね。

 
 

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【食器棚】
冷蔵庫の横の棚①と②のお写真を拝見しました。
図面から察すると、おそらく170cm近くの幅があると思うのですが、そこに2本のラックが並んで、上から下まで物を詰め込んでいるので、空間がありません。
つまり、腰高部分が使えないわけです。
これだとお料理がしにくいと思います。

ここはこの棚を撤去して、次のような食器棚を設置してはいかがでしょうか。
腰高部分がオープンになっているので、ちょっと物を置くのに便利なのと、開放感があります。
この商品は多くの家具屋さんで扱っていますので、お好きなお店で購入できます。
【Pamouna EM 食器棚 引き戸タイプ】幅160cm
画像はこちらのサイトからお借りしました。

 
 

 
 

こんな感じですね。
冷蔵庫の色と揃えたい場合は、上の写真の色は合わないでしょうが、案外あなたにはこの色がお似合いだと思います。
私が一戸建ての家を建てたときは、扉を全部つや消しのブラックにしましたが、インパクトがあってカッコよかったです。

 
 

 
 

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こういう色もありますが、つまらないかなあと思います。

 
 

記事が長くなってしまうので、今回はこのへんで。
また別記事でお返事をさせていただきます。

 
 
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コメント

  1. こたろう より:

    美風さん

    しっくりくるアドバイスありがとうございます。
    壁面収納ができてから、キッチン後ろの棚をどう組み替えようかと棚を睨んで悩んでいたところのでした。
    160cmの食器棚を設置すると散在していた食器を集合させれます。何よりも作業スペースが確保できるのが素敵すぎます。

    保冷庫を少し動かしたのは、まさに作業台を考えていたからです。カウンターに横付けできる耐130kgの作業用ワゴンを見ていました。ご紹介いただいた作業台だと、住宅ぽくなっていいなと思いました。
    少し考えて図面に落としていきます。

    • マクロ美風 より:

      こたろうさん、こんにちは。

      食器棚の件、ご納得いただけてよかったです。
      現在カウンター下収納にも食器があったので、それらを集めてまさに「食器大集合」にしたらよいと思いました。

      >カウンターに横付けできる耐130kgの作業用ワゴンを見ていました。

      中川さんのアドバイスだったら、きっとステンレスの業務用を選ばれると思います。
      鱧の骨切りがここでできるくらいしっかりしたものをね。
      でも、ここはリビングの一角なので、もう少し優しさがほしいなと思いました。
      それと、現在カウンター下収納があるので、カウンターに横付けしてしまうと、カウンターの下がデッドスペースになってしまうのが勿体ないと考えたのです。

      ここはこたろうさんのお好みで、ステンレスでキリッとした空間にしてもいいし、どんなふうに使うかをイメージしてみてください。
      ご紹介した商品はニトリなので、実物を確認できればもっと選択肢がはっきりするかもしれません。

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