ごはんが炊きあがってくる匂いは、懐かしくもあり、幸せでもあります。
それが白米であっても、玄米であっても、幸せな気持ちは同じです。
先日、久しぶりの塾生さんとお話をしていたら、「絹小豆玄米ごはん」の少量炊きを習いたいとおっしゃって、早速講座の開催をご希望してくださいました。
主食を大切に考えていらっしゃるのが伝わってきて、本当に嬉しかったです。
開催するたびに感じるのですが、玄米を炊く講座では、独特の澄んだ氣が漂うのです。
鍋の中に氣を集中して、みんなで美味しい玄米ごはんを炊こうとする、その気持ちが醸し出す雰囲気ですね。
これは、おかずを習う時の雰囲気とは明らかに違うのです。
2008年から玄米炊きの講座を開催してきましたが、この雰囲気は毎回感じます。
そして、講座が終わって懇親会も終わって、私も澄んだ気持ちに浸って一日を終わります。
そんな講座が私は大好きです。
主食を大切にして、安定した心身を維持することは、最も王道を行く生き方だと思っています。
新しいお鍋で可能になった「少量炊き」は、一人暮らしや少人数のご家庭にピッタリです。
さらに、小豆を加えることによって、夢のような柔らかさの炊き上がりになるのです。
そこには玄米の悪いイメージは皆無なので、みんなが笑顔になっていきます。
この笑顔が最高のプレゼントですね。
現在はご希望者がお一人ですが、ぜひお仲間が増えて、開催できることを願っています。
前回のようすは下の記事からご覧ください。
・「第3回 中川式小豆絹玄米ごはんの炊き方教室 少量炊き」4月5日
(小豆絹玄米ごはん 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)