中川さんは、以前はエスプレッソ珈琲に夢中になっているときがあって、綺麗な絵が描けるまで練習を繰り返していた。
そのために水道管や電気のアンペア工事も伴っておおごとだった。
同時に珈琲豆の焙煎についても研究を重ねていた。
そのころ訪れたお店が、京都の元田中にあった「WEEKENDERS COFFEE」さんだ。
その時の記事はこちら。
今は他にコーヒースタンドも経営されているようだ。
すぐに中川さんは、エスプレッソマシンを買って、それはそれは熱心に取り組んでいた。
もっと高い性能を求めて、業務用の大きなマシンに買い換えて研究をしていた。
絵も味も満足の出来るものになったけれど、一度に2階から塾生さんの人数分を運ぶことができないので、皆さんに味見をしてもらえなかった。
そうこうしているうちに、業務用の大きなエスプレッソマシンは結構場所を取るので、いつしかその場所は、パンのためのオーブンとコーヒー焙煎機置き場になった。
1台目はお役目を終了して、現在は2台目だ。
とても調子がよいらしく、ご機嫌だ(笑)
中川さんは私が知っているだけでも、かれこれ10年近くコーヒーに取り組んでいるけど、前職でもコーヒーを扱っていたから、相当コーヒーとの付き合いは長い。
中川さんに訊くと、コーヒー豆より胡麻を煎るほうが難しいそうだ。
コーヒーを淹れるときにも、お料理で培った技術が活きるそうで、すべては陰陽なのだから当然とも思えた。
コーヒーを淹れながら陰陽を深めるなんて、なんだか素敵だなと思った。
コーヒーは嗜好品だから、微妙に好みは分かれるかもしれないけれど、あなたの好みに合う淹れ方を見つけるのも楽しいと思う。
今夜21時から「中川式ハンドドリップ珈琲実習講座」の受付開始。
(マクロビオティック京料理教室 むそう塾)