同じ食材でも
生で食べる
茹でて食べる
焼いて食べる
揚げてたべる
何かに浸けて時間が経ってから食べる
調味料を加えて漬けてから食べる
乾燥してから食べる
などの方法があって、それぞれに陰陽が異なります。
どれが良いというよりも、自分の体調に合わせて一番ピッタリくるものを選べばよいのです。
つまり、目的に応じて食材をチョイスすればいいわけです。
一般的にきのこは暗くてジメジメしたところで育つため、陰性に分類されますが、その陰性さゆえに解毒作用があります。
主に動物性や脂(油)の毒消しをしてくれるので、肝臓にとってはお助け食品です。
きのこは干すことによって生にはない「うまみ」を増します。
今は乾燥機が使われますが、太陽の熱で乾燥させられたら最高ですよね。
人間だって日光浴をしたら健康になれるように、乾物全体に陽性のエネルギーが宿ります。
お料理でよく使われる干し椎茸ですが、生を調理したら嫌いでも干し椎茸なら食べられるという人がいるのは、椎茸の陰陽と旨味が変わるからですね。
ところで、自然食品店経由で「濃いえのき」というのが手に入りました。
乾燥品でそのままお料理に使えます。
私は今夜パスタに使ってみましたが、お手軽でとても美味しかったです。
お味噌汁やスープ、炊き込みごはん、ピザ、リゾット、サラダのトッピングにもよいと袋に書いてありましたよ。
【濃いえのき】
農事組合法人三笠えのき茸生産組合