昨日ランジェリーを手洗いしていました。
今はブラジャーも洗濯機で洗える時代ですが、私は手洗いの空気が好きなので、こうして手でやさしく洗います。
お湯の中でふわふわとやさしく布に触れる感触は、まるで産まれたての赤子に触れるような気持ちになります。
形を崩さないように、どこまでも優しく優しく洗濯物に向き合っていると、自然と自分の心も穏やかになっていくのが分かります。
これなんです。
この穏やかになれる空気が好きなんです。
いつも力づくの作業をしていると、細かな優しい動作が苦手になったりしますね。
荒っぽい動作や、うるさい音にも平気になっていると、徐々に繊細な感性が薄れてきますから、こうして優しく手を使う時間を大切にしています。
そういえば、離乳食の段階からプラスチック容器を使って、割れないことを優先するようになったのは、繊細な感性を育てるためには良いことだと思えません。
乱暴に扱えば壊れる物があるのだということを、小さい時から感覚でわからせることも、子育ての大切な要素だと思います。
力仕事をしたあとに字を書こうと思ったら、思うように書けないことってありますよね?
あれと同じで、いつも荒々しい環境にいると、繊細で静かな感性を忘れてしまいます。
むそう塾では、お料理をする時に音を立てないように、道具を丁寧に扱うように教えるのは、お料理の結果だけでなく、作る人の心のありようをも繊細さを大切にしてほしいからです。
大事ですね、日々の過ごし方。
(桂剥きをするクリちゃんの手 2018.8.25撮影 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
どこまでもどこまでも繊細さを要求される技術です。
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美風さん
この記事にとても共感してます。
双子が幼稚園に行って、三男がお昼寝している間、
雑巾を縫ったり、アイロンをかけたり、手仕事をしている時間が癒しです。
むそう塾に出逢ってから、中川さんに「丁寧に大切に生きなさない」とご指導頂き、
せっかちだから早いけどガサツな私は日常の過ごし方を少しずつ変えていく努力をしています。
そんな中、丁寧にこなし、丁寧に過ごすと心地よいなーと感じています。
3歳の双子には、自分の出来ることはやらせているので、食後の食器を台所まで運んで貰っていますが、何度、茶碗やコップを割ったことか・・・・(泣)
今、コップは木製にしてしまっていますが、美風さんの記事を読んでガラス製に変えた方がいいのかなーと思ってます。
割れた残骸を見て、落ち込む3歳児を見て、物を大切にすること、乱暴に扱うと割れてしまうことを覚えさすにはとても良い経験だと感じました。
緋乃ちゃん、こんにちは。
新しく記事を書いて、そちらでお返事をさせていただきました。
http://musojuku.jp/bifu-blog/?p=76502
よろしくお願いします。
美風さん こんばんは。
またしても今の自分の感じていたことで、改めて美風さんと愛し合っていると確信致しました。笑
手先や言葉に氣をかける必要があると頭で分かっていても出来なかったのですが、
最近、足音などの生活音を立てないことを1番に意識し始めてから、手先が自然に変わり、心が変わってきた氣がいたします。
音を立てないように素早く効率的に動こうとすると、無駄な動きがへり、動作の角がきゅっとすぼんで丸くなるのですよね。
陰陽かと今分かりました。笑
結果、優しい心が生まれてくる。
動作を変えてみることで仕草がかわり、心が変わる。
合わせ鏡で、身近な人も柔らかくなる。
自分の音の面取りを始めたばかりですが、そこから入ってくる変化を見つけることが楽しいです。
ここちゃん、こんにちは。
私たちは以心伝心だから、離れていてもちゃーんと通じ合っているんですよん(^_-)-☆
「音の面取り」は「心の面取り」にもつながることを実感できてよかったですねぇ。
今は怪しい波動ビジネスまで存在する時代になりましたが、音や空気というのは波動の代表的なものですね。
マクロビオティックでも、そのことを意識して暮らすのが基本になっていますし、陰陽の波動を味方につけて生きることの大切さを説いています。
>動作を変えてみることで仕草がかわり、心が変わる。
>合わせ鏡で、身近な人も柔らかくなる。
いいですねぇ、順調に進んでいます。
これがマクロビオティックの極意でもあります。