焦げ目の恋しい季節 マクロビオティックの陰陽を

連日たくさんの講座のご案内記事を書いているうちに、すっかり涼しくなって来ました。
私は京都での滞在日数が増え、すっかり京都のお水と空気に癒やされています。

お水と言えば、京都には豊富な地下水があるため、井戸を掘っているところが多く、中川さんもお料理屋さんをするときに井戸を掘ったそうです。

その井戸水でむそう塾のお料理は作られているのですが、先日も秘伝コースの授業のときに、活きている天然鮎を朝から午後3時頃まで、ずっとむそう塾の井戸水で元気に泳がせていました。

蛇口を開きっぱなしにして、常に流水の状態にしておかないと鮎は死んでしまうんですね。
たまり水にしてしまうと、酸素が供給されないからです。

そんな鮎を見ていると、日々の暮らし方から余計なものは排除して、どんどん研ぎすませて行きたいなぁと思うのでした。

せめて考え方だけでもシンプルに。
そうすることで生き方がずいぶん楽になるのですが、マクロビオティックの陰陽の考え方は、まさにそれを実現してくれるものです。

2つの視点で考えると、今まで見えなかったことが見えるようになり、ググッと考え方が整理されます。
こういうことを義務教育で教えてくれたらいいのだけど、絶対教えないんでしょうね。

なぜなら、真実を見抜かれてしまうからです。

 
 

 
 

(かますの幽庵焼き 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

かますが美味しい季節になりました。
秋になると焦げ目が恋しくなりますね。
それは、体の中で陽性を求めているからです。
そんな体の声を大事にする食べ方をしましょう。
それを教えてくれるのがマクロビオティックの陰陽の考え方です。

 
 

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