昨日は秘伝コースの授業がありました。
その中で気づいたことを書きます。
かますの両づま焼きでかますの皮に切り込みを入れるのですが、その時の長さや角度を正しく持ち帰っていないと思われますので、応援記事として書きますからしっかり覚えてくださいね。
美しいですねぇ。
はじかみの凛とした姿が気持ちいいですね。
ここでも桂剥きの技術が問われました。
(かますの両づま焼き はじかみ生姜 すだち 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
まずは中川さんのお手本です。
この時に包丁のどの部分がかますに触れているのか確認してください。
包丁を立てて刃先で何度も切り込みを入れて、ギザギザにしてしまった人もいました。
それは切り込みを入れようとすると、かますがへこんで切れないから切っ先で切ろうとしてしまうのですが、それは間違いです。
中川さんがご丁寧にもこちらの記事で「柚子のわた」の例を書かれています。
この写真では左手の指先を見れば一目瞭然ですね。
それから、両づまにする時の串打ち順序が違っている人もいました。
最初のかますに2本とも串打ちをして、それから2つ目のかますに串を通そうと難儀していました。
中川さんのお手本写真を見ると、1本目の串で2個とも通していますね。
昨日は串打ちを学ぶ授業でしたが、親串の認識を正しくすることが残された課題のように感じました。
秘伝コースの授業はレベルが高いですが、幸せコースの時から学んでいる内容の復習でもあります。
それらの一つひとつが確実に出来るようになっていれば、とても楽しいのですが、積み残しがあるとその美味しさと美しさの再現率が下がります。
ぜひ丸ごと中川さん直伝の技術を持ち帰れるよう、満足コースまでの内容を正しく身につけておきましょう。
基本が大事です。
* * *
それからもう一つ。
かますに入れる切り込みが「☓」になっている人が大半でした。
正しくは「メ」です。
この違いは赤線青線の問題でもありますね。
「お持ち帰り鍋」で椎茸に切り込みを入れた人も多いでしょうが、そもそも中川さんは椎茸にあまり切り込みを入れないそうです。
しかし下の写真で椎茸に切り込みが入っているのは、「景色が地味だったから」とのことでした。
その辺の微妙な違いなどは、「中川善博の盛付秘伝&料理写真の撮り方講座」でご説明します。
(お持ち帰り鍋 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
余談ですが、こちらの記事に登場する“もこ”さんは、その後めでたく結婚されて幸せに暮らしておられます(^^)
もし今あなたがお一人なら、お料理の腕を上げて男性の胃袋を鷲掴みにしてください。
お料理上手な奥さんは男性にとって一生の宝ものですから、結婚生活が幸せに満たされること間違いありません。
お子様にとっても良い影響を与えますので、頑張りましょう。
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