慌ただしくしていた2日間。
無事におせちの授業が終わってヤレヤレです。
朝の9時に教室を開けてから夜の10時頃まで、延々12時間以上も立ちっぱなしですから、こんなハードな授業はきっと中川さんも私も体力があるうちでないとやれないと思います。
中川さんや麗可ちゃんの場合は、教室の他に皆さんのお食事の準備もしているのですから、その時間帯も立っているわけで、下半身がしっかりしていないと頑張れないですね。
下半身がしっかりした陽性って、これはね一つの財産なんです。
マクロビオティックでは陽性って言葉で説明しますが、一般的な考え方でもお尻まわりの充実はその人のエネルギーに強さがあると判断します。
動物でもお尻に張りがなくなったり、艶がなくなってくると黄色信号になります。
ですから、たとえば球団が野球選手を選ぶときにも、その選手のお尻をちゃんと観察しているそうですよ。
下半身にはエネルギーの中心である丹田がありますし、筋肉量の多い大腿部もあります。
筋肉は熱を生み出しますので、それだけ基礎体力も上がって、そんな意味でも下半身がしっかりしていると陽性といえるのです。
あなたの下半身は大丈夫?
下半身が貧弱な人は陽性な食べ物を摂ることも大事ですが、動く(陽性)ことなくして下半身を強くすることはできません。
ぜひ動きましょう。歩くことでもOKです。
体を動かしていると陰性な考え方に終始する時間が減りますので、自然に前向きで陽性な考え方に向かえるようになります。
下肢には全身の筋肉量の40〜50%が集まっていますので、特に太ももの後方とふくらはぎをやわらかくして、第2の心臓をいつまでも活用できるようにしましょう。
そういえば、おせち料理のメニューには陽性になれるお料理がたくさん入っています。
子孫繁栄を願うために選ばれたお料理たちは、先人の体験がぎっしり詰まったものです。
マクロビオティックの陰陽で考えても納得できるものがゴロゴロあります。
ですから、おせちを無理に完全ベジで作らなくても良いので、お正月くらいは先人の残してくれた文化も理解しながら、伝統というものを噛みしめるのも良いと思うのです。
マクロビオティックを知って(誤解して)しまったために、ご家族と食べ物のことで言い争うことのないよう、心からお願いしたいと思います。
マクロビオティックは動物性を取らないことではありません。
何を食べても平気でいられる身体を作るための考え方であり、その身体でどんな生き方をするかということが本題です。
つまり普遍的なことを気づかせてくれる考え方ですね。
これからはそんなことを意識しながら暮らしてみましょう。
きっとあなたの生活に変化が出てくることでしょう。
むそう塾スタイルのマクロビオティックは、自由でノビノビとしています。
(金柑 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
美風さん、おはようございます。
私は子供の頃から上半身に比べて下半身が極端に太く、それがずっと強いコンプレックスでした。足首は細く上に行くほど太くなるので、メガホンみたいとからかわれた事もありました。
むそう塾に来て初めて下半身がしっかりしてるのはエネルギーがあって良い事だと褒めて頂き驚きましたが、嬉しかったです。
二の腕と太ももがどんどん成長していますが、そのお陰で長時間立っていてもばてる事なくお手伝いが出来て良かったです。
長年のコンプレックスを自信にかえて下さってありがとうございました。感謝します。
麗可ちゃん、こんばんは。
メガホンって・・・(笑)
でも、間違いなく体力があることを実証できましたよね。
上半身より下半身は陽性であるのがマクロビオティックの理論からもお分かりだと思いますが、それが宇宙の摂理でもあるわけです。
ですから、そのとおりの体型であれば陰陽に適っているので、無理なく力が発揮できるわけです。
堂々と自信をもって二の腕と太ももを育ててください(笑)