京都の朝

京都の自宅で初めての朝が明けました。
昨夜は久しぶりに畳の上で寝ました。
何十年ぶりだろうと思いながら。

畳の上で大の字になると、何だかとても心に穏やかさが増えて行く気がします。
そういえば昔、弁護士の中坊公平氏の本を読んだ時、腹を立てて帰宅すると、父親から昼間でも布団を敷いて寝ることを命じられたという記述があったのを想い出します。
立っている時と寝ている時では陰陽が違うので、結果的には効果があったのだと思います。

京都の自宅の周りには緑やお寺があるので、小鳥の鳴き声やお寺の木魚や鐘の音が聞こえて来ます。
ヒグラシやカワズの鳴き声もにぎやかで、今まで泊まっていたホテルから聞こえていた車の音は一切聞こえません。
たま〜にどこかに呼ばれたタクシーが通るだけです。
今はウグイスも鳴き始めました。

何十年も便利さを優先して暮らしてきたので、京都では少し不便な環境で暮らしてみようと思って選んだ部屋でした。
環境の陰陽が変わると精神的にも影響するので、これから先どんなふうに変化するのか楽しみです。

生き物というのは正直なもので、こうして緑やきれいな水があると必ずそれにふさわしい生き物が生息してくれるんですね。
このことは当然のことながら人間にも大いに影響しているのですから、当たり前のことですが、改めて環境の大切さを実感した朝でした。

 
 

京都の朝

 
 

(京都の朝 自宅の窓から)

 
 
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