マクロビオティックの料理教室で、桂むきを1か月間にわたってマンツーマンで特訓しているところはないと思います。
一般のお料理教室でさえもそんなことはしていません。
それは限りなく教える側の負担が大きすぎるからです。
それなのにむそう塾ではそのとんでもない負担を引き受けながら桂剥きの指導をしています。
その理由は、「むく・刻む」はお料理の基本であると同時に、お料理の最高レベルに不可欠の技術だからです。
もちろん、美味しく仕上げるための必須要素でもあります。
たとえばトマトの皮をむくときでも、桂むきの技術が必要になります。
ポイントは2つ。
・右手で包丁を上下させる。
・左手でトマトをまわす。
(トマトの皮むき 京料理人 中川善博)
では、京料理人の手元をご覧ください。
リズミカルにスルスルとトマトが剥かれに行っている感じがしますね。
これが剥くときの基本です。
剥きたい材料を回す。
頭で分かっていても、なかなか手が動いてくれないのが現実ですが、それは正しい練習量が解決してくれます。
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