今では手料理のおもてなしが喜ばれますが、お客様にはきちんと外からとったものをお出しするのが昔の京都の礼儀とされていたそうです。
洋食屋さんの仕出しもあって、エビフライやカツレツ、ビフテキなどを頼むと、銀のナイフとフォークを添えて持って来てくれたのだとか。
お祭りやお節句のお祝いなどでも仕出し屋さんに頼んだそうです。
あるいは単品で鱧焼きや出汁巻き玉子だけを頼み、おつゆや煮びたしやお漬物は家で用意するということもあったそうです。
その出汁巻き玉子ですが、むそう塾生は仕出し屋さんにお願いしなくても、立派に美味しい出汁巻き玉子を自分で焼けるのですから、これは考えてみるととても凄いことなのです。
今、むそう塾ではじっくりコースと満足コースで出汁巻き玉子の特訓をしていますが、ちゃんと練習すれば全員が上達することが確認出来ています。
練習の仕方が分からなかっただけなんですよね。
人間の上達する力に改めて感心しているところです。
今月は15日と23日にも出汁巻き特訓講座があります。
その予習のためにも先にアップした中川さんのデモ動画をご覧になって、イメージや呼吸をつかんでおかれると上達が早いです。
舞ちゃんの上達中の動画角度も参考になります。
(出汁巻き玉子 料理:陰陽京料理人 中川善博)
こんな切り方も斬新ですね。
でも、盛付けは難しそう。。。
なお、茗荷は1個を300回以上刻んでいますので、布や糸のようなやわらかさです。