盛付けの「仮想トップ」が解らない人のために

むそう塾恒例の盛付け授業は幸せコースの最初に行ないました。
例年は2月に行なっていたのですが、今年はお弁当Tweetが盛り上がっていたため、早い段階に盛付けを教えて、お弁当投稿に参戦させてあげようという思いから早めました。
奥深くて格調高い授業内容は、一流料亭で鍛えた中川さんだからこそ出来ることであって、それはそのまま日本文化の伝承に他ならないのでした。
盛付けには日本人の美意識や精神性がくっきりと反映されていて、追究すればするほど氣が整って行くのが分かります。

それはそのまま私たちの日常に置き換えられます。
汚いお部屋や雑然とした暮らし方は、そこに住む人の精神を想像します。
マクロビオティックの創始者である桜沢如一先生は、お掃除をとても大事にされた人です。
それは宇宙の秩序を反映するからです。
家の中や心の中は宇宙の秩序そのものなので、それが秩序だっていると気持ちのよい状態を味わえます。

盛付けも同じで、そこには一定の秩序が再現されなければなりません。
一枚の皿、一個の器に宇宙の秩序を凝縮させて、美しさまで昇華させるのです。
しかし、これがなかなか難しくて皆さんが最も苦手とされるのですが、お弁当Tweetを見ていると、きちんとした指導者がついて経験をたくさん積み重ねることで、ぐんぐん上達しているので驚きです。

新しくお弁当Tweetを始めた人の中には、仮想トップが理解できていない人が見受けられます。
(新しくない人にもそんな人がいるけど 泣)
そこで、授業で使った説明図をもう一度アップしておきます。
過去記事でもご紹介しましたけどね。

(仮想トップの図)
むそう塾

(空豆で確認)(一寸豆ともいう)
仮想頂点 むそう塾

 
 
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