ここ最近、体調不良のご相談が増えています。
これから梅雨の季節になると、もっとそんなご相談が増えることになります。
それは汗のかき方が下手なためですね。
冬と違って夏は発散をうまくする必要があるので、暮らし方も食生活も陰陽を駆使して上手にコントロールしてほしいと思います。
ところで、マクロビオティックをしているつもりでいるのに、まるでマクロビオティックの考え方が活かされていない精神状態の人が多く見受けられます。
それは真にマクロビオティックを理解していないか、頭で知っているだけで自分の肚に落とし込めていないんですね。
そのような人は不都合なことが起きると私にメールで答えをもらいに来ます。
でも、それではお勉強にならないのです。
不都合はせっかくの勉強のチャンスです。
自分を実験台に陰陽を突き詰めて考えてみましょう。
必ず答えが出せます。
私はね、「マクロビオティックとは自分を知ること」だと思っています。
それは自分の本当の内面(心のありよう)や体調を陰陽でキャッチすることだと思うのです。
陰陽でどこかにひずみがあれば不都合な結果が返って来ます。
自分ではバランスが取れているつもりでも、実際は取れていないことも多いです。
特に精神面に関しては、死ぬまでバランスを意識すべきであり、それほどこれで良しと言えることは少ないでしょう。
どこまでも謙虚に、すべてのことに対する感謝の気持ちを忘れてはなりません。
こうして生かされていることから食べられることまで、あるいは朝目が覚めたら息をしていたことや、自分の力で呼吸できることにも感謝です。
人間はともするとすぐこの原点を忘れがちになります。
そんな時にはすぐ陰陽バランスを考えてみましょう。
きっと悪い陽性の心が強くなっていることでしょう。
心身の陰陽バランスを調えて穏やかな人生を送るためにマクロビオティックの考え方は魅力的です。
美風さん、こんばんは。
体調も人生の出来事も、突然降ってきた不幸のように、悲しんでいましたが、自ら招いた帰結でした。
言葉にするのも申し訳ない思いです。
心癖は、自分で治すしか、ないです。
示していただいて、ありがとうございます。
おはるさん、こんばんは。
>体調も人生の出来事も、突然降ってきた不幸のように、悲しんでいましたが、自ら招いた帰結でした。
ほとんどの人は突然降ってきた不幸のように思っていますね。
でも、マクロビオティックを知る者なら、それがどういう意味を持つものなのかを陰陽で考えられます。
そこがマクロビオティックの素晴らしいところです。
普通なら病気に負けてしまったり、出口のないトンネルに閉じ込められたような思いになるところを、マクロビオティックの考え方は出口を指し示してくれるのです。
だからこそ、困難なときにあっても生きる希望が湧いてくるのです。
そのことを言葉では知っていながら、みずから体現できないのは、やはり頭の理解で終わっていたことになります。
謙虚とか感謝とかいうのは、自分の気持ちを楽にしてくれます。
まるで荒れていた海が凪の状態になるように。
その穏やかな気持ちを味わうと、ある種の病みつきになります。
荒れの世界に戻りたくなくなります。
そうなればしめたものです。
今、自分は何をすべきか?
その答えを出すといいですね。
美風さん、こんにちは。
>私はね、「マクロビオティックとは自分を知ること」だと思っています。
素敵な表現ですね!
自分を正確に知れば、迷いも不安もありません。
だって陰陽バランスが整う方向にすすめば良いだけですのもね。
私は陰陽を知った事で、バランスの良い状態とはどんな状態かを感じる事が出来るようになり、自分が目指す方向がはっきりしたことがとても大きなことでした。
いつでも穏やかでバランスが取れていれば良いのですが、実際はゆらいでいますよね。
でも、どこに戻ればよいのか、どの道を進めば良いのか陰陽が教えてくれるので、悪い状態を早く脱せるようになったと思います。
何か問題が起こったとき、なぜそうなったのか考えがちです。
けれど原因検索・犯人探しは、再発予防にはなっても問題解決には直接繋がらない事がほとんどです。
マクロビオティックを知ってからは、問題解決のためにすべきなのは現状を把握して対策を考えることだと分かって、そのことに集中できるようになりました。
心身ともに穏やかなバランスで生きるのは一生をかけた目標としても、取り組みがいのあるテーマですね。
ずっと追いかけて行きます!
てんこさん、こんばんは。
>だって陰陽バランスが整う方向にすすめば良いだけですものね。
そうなんです!
陰陽バランスが取れるように暮らしていると、結果としてマクロビオティックをしていることになるんですよね。
そしてそれは、問題解決の時に威力を発揮します。
陰陽バランスを念頭に置いて解決すると、座りの良い解決ができるから、当事者や周りも気持ちが安定しますね。
ですから私は、食べ物だけでマクロビオティックを知ったつもりにならない方が良いといつも言っています。
一緒に追いかけましょう♪