私が住む街は城下町なので、道が狭くて曲がりくねっています。
古いお寺や蔵もあって、観光客も結構訪れます。
私が毎週通う京都からみたら、スケールはとてつもなく小さいのですが、それでも残された古い建物や庭を眺めると、どこかで心が穏やかになります。
連綿と紡いで来た人々の氣がそこに宿っているからでしょうか。
我が家から街の中心地にあるデパートまで歩いて4分なのですが、そのデパートの前にあるお寺のカナメモチがとっても綺麗だったので、思わず写真を撮りました。
iPhoneって便利ですねぇ。
入り口で
中に入って
わあ、眩しい!
陽射しが強すぎて芍薬もグッタリ(ヽ´ω`)
このお寺のすぐそばに、定年退職されたご主人が奥様と経営されている珈琲屋さんがあります。
「ホテルメイドパンケーキ」なんて入り口に書いてありました。
息子がここの珈琲とパンケーキが美味しいから行こうよというので、ちょっと寄ってみました。
30年ほどホテルにお勤めだったそうです。
珍しく珈琲を注文。
ブルーマウンテンNo1。
なぜかこれだけが私の飲める珈琲なのです。
でも、空腹時には飲めませんが。
息子:「夫婦でこんなお店をやるのもいいね」
私:「年金暮らしだから出来ることで、働き盛りの人なら厳しいね」
息子:「そうかぁ、落ち着いていいけどね」
私:「喫茶店経営は採算取るのが難しいからねー」
ビル・エヴァンスが静かに流れていて、狭い店内でも落ち着きました。
修了式の準備を控えて滅茶苦茶忙しいのに、降ってきたような束の間の休息でした。
忙中閑あり。
(陰陽ですねぇ)