マクロビオティックの陰陽と氣の関係をレイアウトにも

先日面白いメールがありました。
転職した人からのメールだったのですが、新しい職場は外資の会社なので職場環境が従来の日本の会社とガラリと違っていて面食らっている様子が書かれていました。
でも今はそれを客観的に見ることも出来ていて良かったなと思います。
勤務体制や勤務時間はもちろんですが、働く人が最も影響を受けるのはデスクワークの場合は長い時間座っている机の配置です。
効率よく気持よく働ける配置が一番であることに越したことはないのですが、そこにマクロビオティックの陰陽を当てはめて考えるととてもうまく行きます。

このことはご自宅のリビングや子供部屋の机の配置についても同様で、そんなことも含めてかつては家事アドバイス講座を開催していました。
それは当然その部屋を使う人の陰陽も考えてアドバイスをしていました。
同じ空間であっても、その部屋を使う人の陰陽によって配置が異なるのは、先の会社の例でいうと外資系会社独特の陽性的な思考が影響します。
ですから実験で陰性な人と陽性な人の机の配置の仕方や座り方を見ていると、面白い結果を出してくれます。

日本人は元々全体のつながりを重要視して個人は後回しになりますが、外国(国にもよりますが)では個人を重要視しますので、当然、間取りや配置はそれを反映したものにするのが理想的です。
しかし、それにそぐわない所に長くいると、知らず知らずのうちに氣の低下を招きます。
ですから、それを考慮して家事アドバイスをしていたわけです。

自分が一番長くいるのはどこなのか?
その場の陰陽はどうなのか?
そして自分の陰陽はそれに合っているのか?
職場でも家庭でもそんな陰陽の氣を考えると、疲れ方が変わってきます。
そして氣力に変化が出てきます。
体調不良をすべて病気と考えるのではなく、氣の問題として考えてみると案外答えが見つかったりします。

こんなことがマクロビオティックでは可能になるんですよ。
素敵でしょ?
先に書いた「マクロビオティックの陰陽を実生活に落とし込む講座」では、そんなことも取り上げたいと思っています。

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(はまぐりのお吸い物:中川善博)

 

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コメント

  1. arinkoyuko より:

    美風さん
    こんにちは。以前の家事アドバイス講座の記事に「氣を買う住まい方」というものがあり、住まいの広さも氣に影響を与えるのだなぁとそのときとても驚いたことを覚えています。その記事がとても印象に残っていて、借り上げ社宅の今の住まいでは家族がリラックスして過ごせないのではと思い始め、去年の今頃、引越しを考え始めました。いろいろありましたが、なんとか明日に新居の引渡しとなります。休日家ではゆっくり出来ず外出しがちだった私たちがどんな風に変わっていくのか楽しみです。
    こういったこともマクロビオティックの陰陽で考えられるなんて面白いですね。

  2. マクロ美風 より:

    arinkoyukoさん、おはようございます。

    こちらの記事ですね。
    http://musojuku.jp/bifu-blog/?p=46947#comments

    おや、ご新築されたのでしょうか?
    どのような建材をお使いか分かりませんが、引き渡し後すぐ引っ越すのはしない方がいいですよ。
    しばらく換気して匂いを少しでも飛ばしてからにしましょうね。

    これからは「お家が一番!」になってくれるといいですね。
    そのためにはレイアウトも影響しますが、風の流れも影響します。
    心地良く風が通り抜けるお家にしてください。

  3. パンプキン夫人 より:

    美風さん
    こんばんは。自分のことが記事になっていて、びっくりしました(笑)
    10年間勤めていた会社を辞めてから、海外に行ったり、新しい職場で働いたりと自分を取り巻く環境が大きく変わり、今までとは異なる視点で物事が見られるようになりました。またいろいろ気づくところがあると思うので、メールします。

    • マクロ美風 より:

      パンプキンちゃん、おはようございます。

      陰陽で考えたことがメールに書いてあって、とても嬉しかったです。
      そうやって日々の生活のことを陰陽で考えることこそがマクロビオティックの一番大事な部分です。
      これからもちょっとした気づきなどをメールしてください。
      一緒に陰陽を考えてみましょう。

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