ポテトチップスをマクロビオティックの陰陽で考える

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(ポテトチップス by 中川善博)

今の子供達はポテトチップスが好きですね。
いえ、子供の時からポテトチップスを食べて育った大人もポテトチップスが好きです。
おビールを飲む時にもポテトチップスを食べている光景が見受けられます。
つまり現代人はそれほどじゃがいもをよく食べると言いたいのです。

ということはマクロビオティックの陰陽で考えると、現代人は陽性の食べ物、特にお肉を召し上がることが多いのだと考えられます。
その陽性さを消したくて自然にじゃがいもの陰性に手が出ることになります。
しかしポテトチップスのじゃがいもにはお塩がかかっていますから、結果的には期待したほどお肉の毒消しは済んでいないものと想像できます。
この場合はもっと陰性な料理方法の方が毒消しの役目をしますね。

じゃがいもにはカリウムが多いので、その成分を見てナトリウムとのバランスが取れると考えるのは単純すぎます。
どのようにお料理がされて口に入るのかを考えなければ片手落ちです。
マクロビオティックの食材の陰陽は、食材が体に入ってからの作用とその後の体の状態まで考えていますから、食材の持つ性質をよ〜く考えて使い方を間違わないようにしましょう。

 

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コメント

  1. てんこ より:

    美風さん、こんばんは。
    昨日の座学ではお話を聞いていただきありがとうございました。

    以前は何でも理想像を掲げてその通りにしたい気持ちが強かったのですが、今は日々ベストを尽くせばなるべき様になる、と思うようになりました。
    気持ちがとっても楽になり、目の前の事に集中できるようになったと思います。
    思考を整理すると判断が早くなるというお話が、とても納得できました。

    この記事のお話は、昨日の中医学とマクロビオティックの判断の違いのお話ともつながり、頭でっかちにならずに体で感じる事が大切だと改めて心しました。

    美風さんが教えてくださることがひとつひとつ実践できれば、コチコチに凝り固まった自分が解放されてどんどん身軽になっていくように思います。

    健康の7大条件、また意識して生活してみますね。
    ありがとうございました。

    • マクロ美風 より:

      てんこさん、こんにちは。

      ああ〜、良い方向に進まれていますね〜。嬉しいです。
      そうなんです。思考っていつも整理された状態にしておかないと使い物にならないか、使い方を誤るのです。
      家の中が雑然としていたら、使いたい物がすぐ見つけられないのと同じですね。
      だから、思考のためにもお掃除をきちんとすることが大切なんです。

      中医学とマクロビオティックの視点の違いとこの記事を比較されたのはさすがです。
      どちらも底辺に流れる内容は同じですのでね。
      健康の七大条件を常に忘れず、可能な限り近づくように意識していると、相当内容の濃い人生が送れるはずです。
      一緒に実行してみましょう。

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