マクロビオティックでは一物全体と称して、極力お野菜の皮をむかないでお料理します。
たとえばこの南瓜。
皮をところどころむいてあります。
えー? マクロビオティックなのに皮をむくんですかという声が聞こえて来そうですが、この場合は皮をところどころ向いた方が綺麗に美味しく煮ることが出来るのです。
今月の上級幸せコースでは煮物を作っていますが、丸々1個の南瓜の説明から始まって、包丁の入れ方まで丁寧に教えます。
幸せコースの桂剥きの時とはまた違う包丁の使い方に、みんな真剣に取り組んでいました。
何よりも凄いのは、なぜ皮をこのようにむくのか?
その理論をきちんと説明してくれることです。
このような模様になるには、それなりの理由があることを知ってお料理するのは、何て楽しいことでしょうか。
自分がしている作業がどのような意味をもっているのか、いつも確認しながらお料理をしましょう。
そうすると間違いなく美味しいお料理ができます。