「ウィキ馬鹿」になるな 情報源として100%信用する人たち

以前マクロビオティックの創始者である桜沢如一先生の没年月日について、某普及団体が間違って資料に書いていることがありました。
何かの勘違いだろうと思っていたのですが、ずっとその没年月日が使われていたり、また違う書物では一日ずれていたり、とにかくバラバラな状態でした。
ウィキペディアを見ても私が把握している没年月日と異なっていました。

そこで桜沢如一先生の眠るお寺に出向き、墓碑で没年月日を確認しました。
それだけではまだ不確かな場合もあるので、お寺のお坊さんに事情を話して 、過去帳からも調べて欲しいとお願いしました。
快く調べてくれて、正しい死亡日を教えてくださいました。 
ちょっとしたことだと思われるかも知れませんが、私のブログから間違った情報を発信するのは避けたいので、曖昧なことは正確性が担保されるまで書きません。
これは私の性格によるところも大きいのですが、やはり情報は正確が第一だと思うからです。
でも、最近はなんでもかんでもWikipedia(ウィキペディア)に頼ってしまう人が多いように思います。
我が息子も高校生のころからWikipediaで調べておしまいなんてところがあったので、絶対にWikipediaの情報は参考程度にしろとうるさく言い続けています。
 
ところで、10月1日号のAERA(アエラ)には、こんな記事が掲載されています。
「ウィキ馬鹿」になるな 情報源として100%信用する人たち


まさにそうなんです。
100%信用してしまう人がいるのです。
私の身近にも結構います。
これはもう社会現象なんでしょうねぇ。
ということで桜沢先生の没年月日は正しくウィキペディアに反映させました。
みんなで作る百科事典の一部分には、こんなウラ話もあるのです。
 

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コメント

  1. げんたろう より:

    ワタシもあることで、Wikipediaの間違いは確認しているので、仰るとおり、参考程度で全面的に信じることは危険ですらあると思います。

    ついでに書けば、櫻澤先生の没年月日については、誤った表記があることを併記すべきかと思いました。

  2. マクロ美風 より:

    げんたろうさん、こんばんは。

    >櫻澤先生の没年月日については、誤った表記があることを併記すべきかと思いました。

    ああ、なるほど。
    その方が良かったですね。
    ご指摘をありがとうございます。

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