料理の奥深さ(6) 間違った盛付け

間違った盛付けの本を沢山見たら、気持ちが悪くなって来た。
これをあなたはオーバーだと思うだろうか?

もし食事に行ったお店で、頼んだお料理が反対の向きで出されたら嫌な気がするだろう。
それと同じで秩序だっていないものは人の気持ちを不快にさせるのである。
整理されていない部屋が人の心を心地よくしないのと同じである。
もし私達が間違った秩序の中でも平気な人間だったら、もっと周りは乱れているだろう。
どこかで誰かが秩序を調えていてくれるからこそ、気持ちの良い毎日が送れるのである。
秩序が崩れているとそこには事故や事件が起きる。
たとえば原発事故。
あれは宇宙の秩序を無視した結果だね。
無視した度合いが大きいほど被害も大きくなる。
だからほんの小さいことだけど、私たちは毎日口に運ぶものを秩序だてたもので調えたいと思う。
回数多く接するものは、人生を左右する力を内在する。
その一つが食事である。
間違った盛付けが続くことは、盛りつけた人もそのお料理をいただく人も秩序が崩れる。
食が色々な面で崩れている現代において、秩序だてることの大切さを知ってほしい。

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