日本CI協会会長からのメッセージ

日本CI協会会長のメッセージをご紹介します。

今こそマクロビオティックの陰陽判断を活かして、動揺しない自分を実現しましょう。

<日本CI協会会長からのメッセージ>

 地震、津波、放射線、避難生活、物資不足等々この度の東北巨大地震に端を発した災害は未曾有の出来事であり、被災地での生活を余儀なくされる皆様のご心労は如何ばかりかと、察するに思い余るものが御座います。特に放射線汚染は相手が見えないものだけに不安だけが募ります。

 マクロビオティックでは全てを陰陽の判断で対処します。放射線は元素が崩壊する際に放射される陰性な現象です。普段玄米食を実践されている陽性な方は特に心配はいりませんが、果物や砂糖の陰性さには注意され、できるだけ最小限度に摂るよう心がけることをお勧めします。
 
広島で8才の時、爆心地から2キロの地点で被爆し、黒い雨もかぶった平賀佐和子さんは本能的に毎日梅干しを食べて生き残りました。同地点で生き残ったのは平賀さんただお一人とのことです。その後、マクロビオティックに出会い、74才の今もたくさんのお子様とお孫さんに囲まれてお元気に過ごしていらっしゃいます。
 また、「長崎の奇跡」で有名な浦上第一病院の医師秋月辰一郎先生は爆心地から1.4キロの病院で被爆、塩辛く握った玄米のおむすびと味噌汁、そして砂糖厳禁の食生活で従業員、患者から一人の死人も出さなかったという体験談が残されています。

 この世に絶対的な毒は存在しません。猛毒といわれる砒素も皆無では生きて行くことは出来ません。政府の公式見解にあえてチャレンジする無謀は如何かと思いますが、風評に惑わされることなく、冷静な対処が大切なように思います。

 マクロビオティツクは普段の努力で想定外の出来事にも対処してゆく生活法です。一層のご精進の上、マクロビオティックの普及にご尽力頂ければ有難く存じます。
末尾になりましたが、皆様のご健康を心より祈念致しております。

平成23327
日本CI協会
会長 勝又 靖彦


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