今こそマクロビオティックを!

今回の地震発生以来、マクロビオティックをしている者として気になることがあります。
それはマスコミを通じて流されるニュースやネットの情報に、あまりにも影響を受けすぎていないかと言うことです。
ニュースは大事ですが、それをそのまま受け取るのではなく、自分の目で、頭でもう一度陰陽に置き換えなくてはマクロビオティックをしているとは言えません。
あなたはこんな時に陰陽だなんてと思いますか?
いいえ、こんな時だからこそ陰陽なのです。
どんなに混乱した状態の時にあっても、必ず陰陽で考えることが解決の道を用意してくれます。
東京脱出の話も身近でおきています。
しかし、平常時にはマクロビオティックといっておきながら、異常時にはマクロビオティックを実行出来ないのなら、それは本物ではないと私は思います。
まわりが混乱しても自分は冷静に対処できる。
これでこそマクロビオティックをしている価値があるのだと思います。
今するべきことは、いかに吸収してくれる玄米ご飯を炊くか。
そしてそれは、一番の弱者(小さいお子さんや胃腸の弱い人)に照準を合わせたご飯であること。
食べ物の陰陽を今まで以上によく考えて摂取すること。
このことに尽きます。
今こそマクロビオティックが試されている時です。
非常時には非常時のマクロビオティックがあります。
それはとてもシンプルです。
むそう塾生にはそれを伝えてあります。
どうかいたずらに過敏に反応せず、もっとマクロビオティックの原点を思い出してください。
そして、どんな時にも羅針盤があることを思い出してください。
マクロビオティックを知らない人と一緒になって、ご自分の進むべき方向を見失わないように。
被災地の復興を願いつつ。

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コメント

  1. Sa38-4 より:

    美風さん

    とてもありがたいことがありました。

    品不足でお米も小麦も手に入らなかったという
    話をしたらわたしのマンションの管理人さんが
    この寒さと止まったエレベータがかつ高齢にも
    かかわらず貴重なお米を分けてくださったのです。

    ことばにならない思いがありました。
    停電の中、真っ暗な中で「信じよう」という
    気持ちだけで精一杯玄米を炊きました。

    パスポートをあきらめたわたしの
    玄米はいつもまずいのであんまり期待は
    していませんでした。でも何かがいつもと
    違うと思いました。

    炊き上がったご飯は
    信じられないほど柔らかくもっちりと
    炊きあがって初めて「あーこれがむそう塾で
    学ぶべきことだったのかー」と感じました。

    なかったから初めて理解できた感謝なのかも
    しれません。当たり前のことがないって
    すごいことなんだなあ、と思います。

    大変なことが続きますがこういう学びを
    戴いたということがとても心強いです。

    わたしはだめな人間だからすぐに
    感謝を忘れてしまうかも知れないけれど
    こんなこともありました、っていう
    コメントでした。

  2. fujitamanegi より:

    非常時こそのマクロビオティック、ですね。
    普段の生活ではマクロビオティックを意識することなく、普通にマクロビオティックやってるようなものでしたが、この例にない災害に当たって、何故か妙に冷静な自分に驚いています。
    周囲(特に職場)ではガソリン・食料等の物資不足で、連日関連情報が飛び交っているような状態です。こういった中でも、私の職場からは被災地へ向かい、精神ケアを行なっている者もいます。
    幸い私の住む青森市は大した被害も無く済みました。慌てる必要はない。お日様の力を吸収した乾物が当面食べて行ける分はある。お米もある。生きて行ける。
    大人たちはこれで良い。でも、子どもたちは、なるべく不安にさせないようにしないと。
    非常時。空気がザワザワと不気味な波動を帯びているような気がします。だからこそ動かずじっと待つ。信じて待つ。そう、思うのです。

  3. てんこ より:

    美風さん、こんばんは。

    改めまして、被災者のためのご尽力ありがとうございます。

    私は大地のものすごいパワーに圧倒されたあの日から、なぜか今までより平静な気持ちでいます。
    ジタバタせず、流れにまかせて、今に集中していればいいのだと思って日々を過ごしています。
    美風さんが常々仰っていた今を生きる、この姿勢が私を支えてくれています。
    むそう塾で学んだことに生かされています。

    失ったものがたくさんあるのにこんなに静かな気持ちなのは不思議なくらいです。
    ただただ感謝しかありません。
    ありがとうございます。

    今こそ多くの方がマクロビオティックに救われますように。

  4. マクロ美風 より:

    Saさん、お久しぶりです。

    玄米ご飯が美味しく炊き上がるには、いくつかの条件がありますが、この氣の分野も大きな条件になります。
    今回の体験は氣に関することですが、この体験がこれからの炊飯に反映できるといいですね。
    胃腸に優しい玄米ご飯が炊けますように。

  5. マクロ美風 より:

    fujitamanegiさん、こんばんは。
    お久しぶりでございます。

    そうなんですよね。
    今までと変わりなく淡々と過ごして行かれるのがマクロビオティックなんですよね。
    マクロビオティックは特別なものではなく、昔から日本人がして来た暮らし方をもう一度陰陽の考え方で洗ってみれば良いのですから。
    そうすることによって、安心感が湧いて来るかも知れません。
    きっと、落ち着いて考えをまとめることが出来るでしょう。
    お互いに今こそマクロビオティックの素晴らしさを再確認したいものです。

  6. マクロ美風 より:

    てんこさん、こんばんは。

    この度は大変な被災を受けたにもかかわらず、お仕事を優先されての日々に敬意を表します。
    直接被災していない私は、どんな文字を使って文章を書いても、てんこさんのお気持ちには及ばないと思います。

    >失ったものがたくさんあるのにこんなに静かな気持ちなのは不思議なくらいです。
    >ただただ感謝しかありません。

    泣けます。
    ありがとうございます。

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