神聖なる時間

ただいま自宅で主婦をしています。
お天気も良いので、家事がはかどります。
でも、家事ってエンドレスなんですよね。
次から次へと私の仕事が出て来ます。
でも、いつも告知記事ばかりになってしまっているので、皆さんに申し訳ない思いがあって、ちょっとの間こうしてパソコンに向かっています。
実は私は体を動かしていると、書きたいことがひらめいてしまうのです。
お皿を洗ったり、洗濯物を干したりしていると、「あ、こんなこと書きたい!」と次から次へと飛び出して来ます。
そんな私ですが、玄米ご飯を炊く時だけは違います。
いつも新鮮な気持ちで、祈りにも似た気持ちでお鍋に向かいます。
別に意識してそのようにしようと思ったわけではないのですが、何度も炊いているうちにフッと気づくと、そんなふうにしている自分がいたのです。
玄米ご飯を炊くためにお鍋の前に立って、火加減や湯気の状態を観察していると、自然に心が落ち着いてきて、あたかも祈りを捧げているかのような気持ちになって来ます。
短い時間ではありますが、自分を見つめる最高の時間になります。
そうして炊き上がった玄米ご飯には、最高の感謝の気持ちが湧いてきます。
半分以上の月日を京都で過ごす私には、こうして家事を出来る時間はとっても貴重なものです。
長年立ち続けた定位置とでもいうのでしょうか。
嬉しい気持ちも悲しい気持ちも、台所はみんな知っています。
だから「台所は主婦の祈りの場所=教会」なのかも知れません。
今日もこれから玄米を炊きます。
私の心を映してくれる玄米に、感謝と幸せの気持ちを込めて。
この一粒一粒のお米が、家族の健康を司ってくれますように。
早苗が無事に育って、実り多き年になりますように。

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コメント

  1. てんこ より:

    美風さん、こんばんは。

    本当に家事は尽きることがなく、時々余裕をなくしてしまいます。
    でも、玄米を炊くときは、心がざわついていても丁寧に丁寧に向かい合うように心がけています。
    ここまで大切にしたいと思える玄米炊きを私たちに伝えてくださってありがとうございます!
    美風さんの中川式玄米への信頼を伝えてくださってありがとうございます。

    深く深く感謝しています。

  2. マクロ美風 より:

    てんこさん、こんばんは。

    何回炊いてもこの「中川式」の炊き方は凄いなあといつも思います。
    玄米を炊く行為から、これだけ多くのことを引き出せると誰が想像したことでしょう。
    ギリギリの極限まで突き詰めた炊き方だからこそ、こんな奥の深い副産物を得られるんですね。
    私自身、中川さんと出会えて本当にありがたいと思っています。
    ですから、私のそのままの感動を皆さんにお伝えしています。
    そのことをご理解いただけて、私の方こそ感謝しています。
    ありがとうございます。

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