１０月２０日、１０月２４日、二つのクラスで「陰陽ひとり立ち講座」が始まりました。
予想はしていたのですが、やはり問題が山のようにありました。
特にお味噌汁については、壊滅的な状況です。
日本人の精神を培うお味噌汁が、このような状況では多いに問題です。
土曜クラスでは一番だしの取り方を教えてほしいという声がありました。
そこで急遽中川さんに、実際に目の前で本格的な一番出しをとってもらって、味見をしてみんなで感動しました。
さらに、これを使ったお味噌汁も中川さんに作っていただきました。
もちろん、当日の塾生さんの体調に合わせたお味噌汁です。
「幸せコース」では、今月は一番だしの取り方を教えています。
料亭仕込みのお味が、中川さんの手で手軽な料理方法にアレンジされて、あっという間に出来る一番だしになって伝えられました。
それと同じことを、「陰陽ひとり立ち講座」でも再現したのです。
なお火曜クラスでは、来月にお出汁とお味噌汁を中川さんにお願いして味わってもらいますね。
「陰陽ひとり立ち講座」では、宿題が出ています。
忘れずに次回持参してください。
ポイントは「あなたの体調に合った」ということです。
ということは、「あなたが美味しいと感じたお味」でいいのです。
いつも食べている味付けで持参してください。
＊ ＊ ＊ ＊
「陰陽ひとり立ち講座」では、今実践されているマクロビオティックが、体調に合っていない人がゴロゴロいました。
そこで応急処置として、鰹節と昆布で一番出しをとってお味噌汁を作ることをご紹介しました。
マクロビオティックなのに鰹節？
と目を丸くされる方が多いでしょうね。
でも、鰹節は日本が世界に誇る伝統食品です。
マクロビオティックは伝統料理を否定するものではありません。
極端に陰性症状が出ている時には、こんな方法もマクロビオティックの範囲内であることを知っていただきたいと思います。
すでにこのお出汁でお味噌汁をいただいた塾生さんが、「命のお汁だと感じました」とのメールをくれました。
そうです、命を救ってくれるお料理を「自分の体で」知ること。
それが「陰陽ひとり立ち講座」の願いです。
美風さん、こんにちは。
私も幸せコースで一番出しのお味噌汁をいただいた時のホッとした感じを忘れられずにいます。
長い間忘れていた味でした。
陽性体質の私も最近はケーキから陰性をとりすぎているのでたまにはこんなのもいいのかもしれません。
同じ陽性でもお肉では（極陽！！）あんなにホッとした気持ちにはなれませんものえ。
やっぱり鰹節は日本が誇る伝統食品なのですね！！
美風さん、
今朝は久しぶりに鰹の一番だしの味噌汁をいただきました。
一口いただくごとに「美味しい」を繰り返してました。
昆布出しだけでは出し得ないこの味がこれほど美味しいものだったとは！
私は４０過ぎに皮膚湿疹に悩まされ、ベジタリアンになっていたので
独り合点をしていたことにようやく気づきました。
家庭料理をもっと美味しくしなくちゃ！
美風さん
いつもありがとうございます。
いろいろすることや考えることが、たくさんで、
あっという間です。
「おいしいお料理」「身体がよろこぶお料理」
お料理がまだまだおいしそうに作れなくて、試行錯誤です。。
このお味噌汁だけは、いつも大成功で、しゃきっとします♪
なんともいえない、懐かしの味です。
いろんな味噌で楽しんでいます。
そうなんですよ、hisakoさん。
私も中川さんの一番だしをいただいたとき、「あ～、懐かしい、日本人なんだな～私って」と思いましたよ。
５ｃｃにも満たない液体が、体の細胞を刺激し、感性を刺激する。
こんな凄いことは、そんなにあることではありません。
一般的に言われるような生臭さもなく、高貴な香りが立ち込めていましたよね。
さすが中川さんだなぁと感心しました。
＞陽性体質の私も最近はケーキから陰性をとりすぎているのでたまにはこんなのもいいのかもしれません。
はい。
hisakoさんは意識してケーキの害を相殺するようにしてくださいね。
愛するご主人のためにも、未来のためにも。
そうでしょ、そうでしょ。
まりこさんにはあのお味が必要なはずです。
理屈抜きに、美味しいものは人間の心を癒してくれます。
あのお味で中川さんを思い出し、ホッコリ幸せな気分に浸ってください。
きっと玄米ご飯の炊き上がりが変わりますよ。
鰹節と昆布のお出汁の旨みは、いわゆる相乗効果というものですね。
人間も一人より複数の方が充実出来るのと同じです。
教えられますね～、お料理に。