きのう、お掃除に関する記事を書きました。
くだらない内容だと思われるかも知れませんが、これはとても大事な要素を含んでいます。
よく、立派な体をお持ちなのに、何となくアクシデント続きの方がいらっしゃいます。
反対に、病気がちなのに、結構思うことをこなしていらっしゃる方もいます。
運命と片付けてしまう人もいるでしょうが、私は必ずしも運命だけとは思いません。
私が教わった大森英櫻先生は、「宿命は変えられないけれど、運命は変えられる」が口癖でした。
そう心に抱きながらご自分の運命を切り開いて来られた大森先生の生き方に、一種の美学を感じたものです。
月日が経つとともに、その言葉のもつ意味が理解できるようになって来ました。
* * * *
さて、タイトルの「がむしゃら」ですが、これは健康体の見本のような人は、体力があるので、つい体力ですべてが決まるように思いこんでいる人が多いです。
それで、やみくもに頑張るんですね。
「根性」とか言って気合いを入れ、腕力で勝負がつくかのように錯覚をしていたりします。
しかし、病気がちや体力のない人は体で勝負は出来ないので、「いかに要領よくやるか」ということに神経を注ぎます。
私なんかはこちらのタイプです。
でもね、これだけでは片手落ちなんですね～。
「氣」の存在を忘れています。
体力だけでなく、精神面が整ってきたときに初めて物事はうまく流れるんですね。
その精神面を支えるのが「氣」の流れです。
「氣」の流れをスムーズにするためにお掃除があるのです。
元々お掃除は汚れを「掃いて取り除く」ものです。
今では掃除機で吸ってしまうことが多いですが、「掃き清める」ことに意味があります。
家の内外を掃き清めて、氣の流れをスムーズにするだけでも、運命はいい方向に動き出します。
滞っていた氣が動き出すので、自分にもまわりにも変化が起きてきます。
こうしたことの連続で次第に運命は変わって行きます。
がむしゃらに力任せの人生ではなく、省エネだけれど心地よい人生を歩んでみたいと思いませんか。
自分に備わった能力以上の人生を経験出来るかもしれません。
あるいは、最高のパートナーに出会えるかも知れません。
* * * *
マクロビオティックの食事で動物性を多く摂らないというのは、単に陰陽の問題だけでなく、この「氣」を意識しているからです。
動物性を摂ると、確かに氣の質が落ちるように感じます。
顕著なのは眠りの質の変化ですね。
お坊さんが動物性を摂らないのも納得です。
（最近は動物性が大好きなお坊さんも多いですが・・・。）
私はマクロビオティックを始めて１３キロも痩せちゃったけれど、動物性を著しく摂らない生活をしたお蔭で、人生を何倍にも楽しめる幸運を手にできました。
今、とても面白い毎日を送っています。
最近になって、少しずつ体重が増えるという嬉しいプレゼントまであって、体も心も柔らかくなって来たように感じます。
運命はやはり変えられるような気がする今日この頃です。
こんにちは。
いつも素晴らしいお話をありがとうございます。
箒と堅く絞った雑巾で
優しく静かに掃除すれば、
掃除機の騒音やガタガタ感も気にならず、
お家も喜びますね。
早速今日から、実行します。
そういえば、小中高と学校でもそうしてました。
いつの間にか忘れてました。
そして運命までも変える大切なことと、心しますね。
ありがとうございます。
以前、手作り箒を求めたお店のかたが、日本家屋の畳というのは、箒で掃いたあと、固く絞った雑巾で上拭きをすれば十分ですよ、と言っていたのを思い出しました。私は湿らせた新聞紙をびりびり破って、それで埃をとったりします。
水周りの掃除も大切ですよね。腎臓と関係があるのですね。聞き捨てなりません。
激落ちくん、私も探してみます！
お肉についてですが、私はマクロビオティックを始めてから肉類を止めるのはなぜかという理由をずっと考えていました。動物の命を殺すから、といっても野菜さんにも命はあるわけだし、よくわからなかったんです。
最終的には私も、スピリチュアルな結論としての説明、「波動が荒くなるから」という理由に落ち着きました。そうかもしれないなって思います。
まとめて食べると、たとえば豚さんだと食べたあと、
悲しくなったり、牛さんだと、背中が痛くなったり
することがあったからです。気のせいかな？と思ってもう一回やってみるのですが、どうもそんな気がする。野菜さんだとそういうことはないので大丈夫かなと思います。
こんばんは。
そうなんです。
掃除機って音が出て、流れのリズムを変えてしまいますね。
その点箒は静かで、むしろ箒のシャッシャッという音が、一種の清涼剤だったりします。
ぜひ、お掃除の助けも借りて、運命を変えてくださいね。
期待しております。
わたしはお掃除がにがてです。。。
整理整頓もできません。。
本当にぐしゃぐしゃなんですよ～。
でも、箒で掃くことの大切さは田口ランディーの本で読みました。
お店では掃除機と箒と使い分けてます。
が、家は本当に氣が滞りっぱなしだと思います。。。
う～、なんとかしなければっ！！
我が家でマクロビをはじめて一年経ちました。 それまでは私と母親と娘は常に何かしら体調に問題を抱えていました。そして父親だけは今まで大病もしたこともなく人生の中で病院に行ったのは骨折した時だけ。そんな父親はなにかにつけ具合が悪いと病院に駆け込み薬を飲んで安心してる私たちに対して「薬じゃ身体は変わらない」と言い続けてきました。私たちはそれを「お父さんは丈夫だから病気の人の気持がわからないんだよ」と聞く耳をもたないできました。 しかし玄米を食べはじめてマクロビを知るようになり本やいろんな方々のブログで知恵を得るといつも思うのは「お父さんは正しかった」
ちなみに父親はマクロビとか玄米菜食という言葉は知りません
日常の中で父親がいい続けてきたこと 「お腹いっぱいに食べる必要はない」「砂糖はお彼岸のおはぎを一個を食べる分だけで一年分」「近所でとれた野菜を食べること」 そして掃除についても 掃除機をガーッとかける私に対して「掃除は掃く拭くが基本・それは掃除じゃないよ」
実際に父親は言葉だけじゃなくて本当に見事な掃除をします台所では３０年前のオーブンが未だに現役です。私が幼い頃から使っているまな板も鉋がかけられ厚さは変わったものの毎日活躍してます
水回りのお掃除の件も然り 父親が病気かからないの理由がわかった気がします。
改めて父親を尊敬することができました。美風さんありがとうございます。
pontokaさん こんにちは
はじめまして。 横から失礼致します。
なんて素晴らしいお父様でしょう。
私もそういう父親になりたいです。
真の大黒柱ですね。
運良くマクロビオティックを学ぶチャンスを得て、いろいろと
月謝を払って勉強していったら、なんと本物のマクロビオティ
ックを教えてくれる人が何十年も前から我が家に居た。
まるで青い鳥のようですね。
お父様を尊敬してしっかり学んでくださいね。
Ｆｉｏｎａさん、こんにちは。
＞お肉についてですが、私はマクロビオティックを始めてから肉類を止めるのはなぜかという理由をずっと考えていました。
その答えはね、単純にいうと、陽（人間）が陽（動物）を食べるのは、陰陽論に合わないからです。
だから、人間（陽）には野菜（陰）が合うと考えます。
波動の問題は、別の観点ですね。
マクロビオティックの基本は、陰陽のエネルギーで考えます。
おやおや、hisakoさんはお掃除が苦手でしたか～。
これからでも遅くはありません。
意識してお掃除を心がけましょう。
本で読んでもお掃除（実践）をしなければ、マクロビオティック的ではありませんね＾＾；
今までの不都合を繰り返さないためにも、身体や精神のためにも、お掃除の意義を見直してみてくださいね。
暮れになって大掃除をしたり、神社仏閣もスス払いをするのは、すべて「氣」を大切にするからです。
精神性の高い日本人らしい行事ですよね。
「むそう塾」でも、最後のお掃除は掃いていただきましたね。
あの行為には、こんな意味があったんですよ。
もう一つ。
整理整頓が苦手だったら、最低限「要る物」と「要らない物」を分けましょう。
ワンシーズン使わなかったものは「要らない物」に入ります。
きっと、不要な物がいっぱいあるはずですよ。
冷蔵庫の中も、箪笥の中も、家の中にある物は、たちどころに特定できる状態が整理整頓できていることです。
心も物も人間関係も、あらゆるモノを整理してみましょう。
その基準は価値観です。
価値観がしっかりしてくると、整理整頓は恐ろしいほど達成できます。
一度、心の整理をしてみませんか？
pontokaさん、こんにちは。
中川さんもコメントをくださったように、本当に素晴らしいお父様ですね～。
ふと、私の父親を想い出しました。
私の父は９５歳で亡くなりましたが、９４歳まで車を運転して日常生活も普通にこなし、グランドゴルフやカラオケも楽しんでいました。
亡くなるまで全くボケることもなく、見事に人生を全うしました。
母は９６歳になりますが、今も自分でお料理、お洗濯、お裁縫などをこなし、全くボケていません。
しかし、二人ともマクロビオティックのマの字も知らないし、玄米菜食のことも気にかけていません。
父は母の完全なる手料理で食生活をし、食べる物も作り、体で働き続けた人生でしたから、実質的にはマクロビオティック的な生活でした。
こんな風に、ことさらマクロビオティックと言わなくても、昔からマクロビオティック的に生きて来た人が、圧倒的に多いのです。
それが敗戦とともに、日本人は変えられてしまったんですね～。
pontokaさんのお父様は、真のマクロビアンだと思います。
気持のいいほど、本当のマクロビアンです。
これでいいんです。
これが文化であり、伝統なんです。
声高にマクロビオティックと言ったり、お金を払って学ぶべきことだとは思いません。
しかし、学ぶ場所が求められるほど衰退してしまったのが、今の日本の文化なんですね。
何とか衰退を阻止したいものです。
素晴らしいお話を教えていただき、ありがとうございました。
pontokaさんとご家族の皆様のご健康とお幸せを、心からお祈り申し上げております。
中川さん、コメントをありがとうございました。
おや？
私から見たら、中川さんもpontokaさんのお父様タイプだと思いますよ。
お子様から信頼されているお姿が、何よりの証拠ではないでしょうか。
こんにちは。
私も鬱っぽくて精神的に大変だった時、あるいは今でもなんだか心の奥で嫌なもやもやの存在を感じるとき、掃除をします。窓を開けて、掃除を一通り終えると、気持ちがすっきり晴れやかになるのを感じます。
それは、気の流れだったのですね。
動物性の食品と眠りの関係にもうなづいてしまいました。動物性の食品をとると、本当に眠りが不快なものになってしまいます。眠れなかったり、訳もなく夜中にイライラしてしまったり。
心地よい身体に出会いたいと思うと、自然とマクロビオティックらしい食事になるのですね！
美風さん
アドバイスありがとうございます。
やっぱりお掃除は大切ですよね。
以前占いで「散らかった環境はあなたの創造意欲を減退させます。」って言われた事があって、気を付けてはいるんです。
マクロを知ってから要らない物は増えなくなりましたが、過去の要らないものを処分できずにいます。。。
もういちど、一から整理してみます！
心の整理なんですね！！
エリコさん、こんばんは。
気持ちいい！
って言いますよね？
あれは、「氣」が流れている証拠なんです。
お掃除をして気持ちがいい時も同じです。
お掃除によって「氣」が流れやすくなったんですね。
小川の流れを連想すると分かりやすいと思いますよ。
ちょっとでも障害物があると、水はサラサラと流れませんものね。
その障害物が大きいと、流れは鈍り、澱み、悪臭を放ちます。
その部分がお部屋だったら・・・。
やっぱり、気持ちよく暮らしたいですね。
そそ、心の整理なんです。
過去の要らない物は過去なので、区切りをつけるといいんです。
いつまでも過去に引きづられると、過去が今を支配してしまいます。
そうなると、どんなに今頑張っても、頑張った割には反映されない日々になってしまいます。
そんなのは勿体ないですよね。
さあ！
苦手なんて言わないで、過去を整理しましょう。
そして、清々しい風を通しましょう。
hisakoさんの体の中にも、心地良い風が吹き抜けて行きますよ。
サッパリしますよ～。
美風さんと中川さんから温かいお言葉をいただいて涙がこぼれました。ありがとうございます。美風さんのご両親のようにこれからも父母にはすごしてもらいたいと思います。
そして私はむそう塾に参ります。必ず。
pontokaさん、おはようございます。
ありがとうございます。
むそう塾にいらしてくださるのでしたら、ぜひ、pontokaさんのお父様のことをお聞かせくださいね。
お目にかかれるのを楽しみにしております。
マクロビオティックでは、陽に対する陽だから、
陰陽論に合わないから、ということだったんですね！
そういう説明は読んだり聞いたことが
ありませんでした。
そう説明していただいて、すっきりしました。
まずは論理的なものが大事ですよね。
ありがとうございます！
Ｆｉｏｎａさん、おはようございます。
マクロビオティックにはきちんとした理論があります。
ですから、その理論を押さえることはとても大事です。
波動的に考えることもしますし、スピリチュアル的に考えることもしますが、併せて陰陽的に考える癖もつけると良いですね。
ただし、「論語読みの論語知らず」と同じ状態にならないようにね。