「むそう塾 幸せコース」のお料理指導について(1)

かねてから疑問に思っていたことがあります。
それは、お料理教室に行っても、手元にはレシピやお料理の写真だけが残って、お料理の腕は一向に上がらない人がいるということです。
それがマクロビオティックの料理教室になると、さらにダメダメ理論で頭でっかちになって、お料理教室に行くのがつらくなってしまう人まで登場します。
また、画一的なお料理方法を習っているために、体調に合わなくて体がつらくなって来たという人もいます。
それらの原因は簡単です。
生徒一人ひとりに対応した教え方をしていないからです。
その理由は、
・生徒の数が多い
・少人数でも先生に生徒の体調を調整してあげる力がない
・先生に生徒の体調を調整する気がない
のいずれかです。
「むそう塾」では玄米ご飯の炊き方をお伝えしていますが、玄米投稿の段階になると、実に多くの現実にぶつかります。
お鍋の種類やお米の量・水加減が同じであっても、炊く人によって実に天と地ほどの差が出るのです。
それはそれは不思議というより、恐ろしいくらいです。
それほどの差が出る理由は、炊く人が違うからです。
*    *    *    *
お料理はどんなお料理でも、美味しくなければ食べた人が幸せに繋がりません。
単に空腹を満たすためのエサではないからです。
まずいものを体のためとか、作ってくれた人に悪いからとか、義理や頭で食べていたのでは、滋養にも幸せにもなりません。
そんな気持ちで玄米ご飯を口にしていたら、体調を崩しかねません。
白米より玄米ご飯の方が体に良いけれど、炊き方を間違えれば体に悪くもあるのです。
それは炊き方次第で解消されます。
ですから、最低でも玄米ご飯だけは、絶対美味しいもの、絶対体調に合ったものを食べるようにしてほしいと思います。
しかしながら、その体調に合った玄米ご飯を炊ける人が、いったいどの位いるでしょうか。
玄米ご飯を体に合わせて炊けない人は、初心者だけではなくて、ベテランにゾロゾロといるからコワイのです。
「玄米ご飯ってこんなもの」だと思って、まずい玄米ご飯を食べている人が圧倒的なのではないでしょうか。
そうしてまた一人、玄米ご飯から離れていく人が出て来るのが悲しいです。
「絶対美味しい玄米ご飯を!」
「体調に合った玄米ご飯を!」
それを掲げて「むそう塾」はスタートしました。
そして、その玄米ご飯が炊けるようになった人は、5月から「幸せコース」でお料理を習うことが出来るようになります。
そのお料理の習い方が、また「むそう塾」独特のやり方なのです。
?「むそう塾 幸せコース」のお料理指導について(2)へつづく?

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