以前「Nさんにアドバイスをお願いできますか?」という記事を書きました。
それに対して、ブログ上はもちろんのこと、個メールでもアドバイスを頂きました。
相当長いメールを下さった方もおられます。
入力するだけでも何時間もかかったものと思われます。
そして、そのアドバイスとしての記事も書きました。
そのようにして、多くの方がNさんのことを親身になって考えて下さったことに、心よりお礼を申し上げます。
私は何年も全国を歩いていて、色々なご相談を受けますが、Nさんのような人はとても多いです。
ですから、この問題はNさんだけでなく、影のNさんにも伝わって欲しいと思って記事にしています。
さて、そのNさんからメールがありました。
これは、同じような体験をお持ちの方が下さったメールをNさんにお送りして、そのお返事として頂いたものです。
ご心配いただいた大勢の方にも、今のNさんのお気持ちをお知らせいたします。
まだ迷いがあるようなので、さらにアドバイスをお願い出来ましたら幸いです。
* * * *
メールありがとうございます。
二回目のアドバイスの後、お返事を何もしなくてすみません。
ブログの記事にしていただいてたとは知りませんでした。ありがとうございます。
Yさんのメールや、ブログでのコメントを読んで泣けてきてしまったりもしました。
この病氣、拒食症のことは先生から聞いていて、
食べる事だけが問題なのではなく根底に何かきっかけ、ストレスがあったのだということは分かっています。
それが何なのかまではまだ分かっていません。
今はお野菜やお豆やお豆腐を簡単にゆでたり煮たりして食べていますが
玄米は食べるのがきつくて入院後はほとんど食べていません。分づきかたまに白米を頂いています。
ご飯を食べるとおいしい…とは思うのですがやっぱりご飯を沢山食べるのが怖いみたいで干し芋をご飯代わりにしてしまったりしています。こんな食事でいいのか分からないのですが…でもだいたい安心しておいしいと思えて食べられています。
ご飯の代わりにカロリーを摂らなくてはと何度もお菓子(一応自分で安心できる物で、普通の市販の物ではありませんが)を買ってきて食べてたときもありますが、おいしくないと思ったりやっぱりお菓子はやだなぁと頭でも身体でも感じて、やめよう、と思いました。
またいろいろブログなど読んだり自分を振り返ったりして
今何となくマクロビオティックの本質のようなものが分かったような氣になってます。
まだまだ本当の事にはたどり着いてないのだと思いますが。
食べたいと思うものを食べるっていうことがなんとなく分かった氣がしました。ときどきあこれ違ったなぁってこともありますが。
でもこれもわかってる気になっているだけかもしれません。
今いろいろできないし(体力や頭の回転から言って)、こだわってはいません。
ただ、今迷っていて、家でやってくと時間がかかりそうでやっぱり再度入院して点滴を受けた方が回復が早いのかなと思い入院しようかと思ったのですが、このまま家でやってくのも可能かもしれなくて、どっちを選んだら良いのか分からなくなっています。
早いのならば入院した方がいいと思えるようになったのですが、入院の生活を思ったり、今家での生活や食事が落ち着いているのを考えると氣持ちが楽なのは断然家だなぁと思うのです。
Nさんの記事を通して、
「食べること」と「心の問題」
「生きるという事」についていろいろな事を思いました。
この記事に書き込まれたいろんな 方のコメントを読んだりするなかで私自身の摂食障害についても振り返る機会になりました。
Nさん、コメントを寄せてくださった方、記事をUPしてくださった美風さん、
有り難うございました。
私は摂食障害といっても 過食の方で嘔吐はした事がありません。
たぶん親子関係が起因するんだろうという事と
生きるという事についての感覚が
食に影響してるんだろうなという事しか思い浮かびません。
アドバイスにはならないかもしれないけど
Nさんを通して、沢山の人が学び、そして癒される事を祈っています。
fantaさん、お久しぶりです。
>「食べること」と「心の問題」
>「生きるという事」についていろいろな事を思いました。
これらは実に密接な関係にありますよね。
だからこそ、全方位のマクロビオティックは頼りになるのだと思います。
しかし、なかなかその良さを享受できずに苦しんでいる人が多過ぎますね。
Nさんや多くの人には、早く立ち直ってほしいと心から願っています。