玄米ご飯に始まり玄米ご飯に終わる(1)

「玄米ご飯」。
この奥深くて素晴らしいもの。
あなたは、玄米ご飯の重要度を、どのくらい認識なさっていますか?
私が初めて玄米ご飯を口にしたのは、20代の時でした。
当時は弁護士の秘書をしていて、仕事の関係で某自然食品店に併設されているレストランで昼食を頂いた時でした。
お食事を提供して下さった、その仕事の依頼者は、目を輝かせてその食事がいかに素晴らしいかを口早に語ってくださったのですが、私の目にも心にもそのお料理は響きませんでした。
当時の私は、恋人と銀座の洒落たレストランで夢いっぱいのお料理を戴く方が、美味しく楽しく幸せに感じていましたから・・・。
ソムリエの選んでくれるワイン、魅惑的に流れるシャンソン・・・。
それらの方が魅力的で、華やかで満足していたのです。
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その後、私が手がけたその仕事の依頼者は、立派な自然食品店に成長して、年商ン十億円の会社になりました。
今思うと、それはヒッピー経由のマクロビオティックが、日本で初めて産声をあげる時だったのです。
そんな意義ある場に立ち会っていながら、その時の私には「玄米ご飯」が美味しいとは思えなかったのでした・・・。
それから30年あまり。
今、「玄米ご飯」の素晴らしさをお伝えする記事を書いている自分に、世の中の不思議な巡り合わせを感じます。
真実は必ず伝わる時が来るんですね?。
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さて、前置きが長くなってしまいましたが、今日は「玄米ご飯」のお話でした。
この「玄米ご飯」は、炊き方次第で、美味しくも不味くもなる非常にデリケートな食べ物です。
多くの人は、マクロビオティックの指導校や教室で教えられた方法、あるいは本で知った方法で炊いていると思います。
私もそうでした。
お味もそんなものだと思っていました。
中川善博さんという人物に出会うまでは。
しかし、彼の炊いた玄米ご飯をいただいてみて、ハッキリと自覚出来ました。
私の習った玄米ご飯、そしてその他で教えている玄米ご飯、あれは何だったんだろう?

*    *    *   *
マクロビオティックの基本は「玄米ご飯」ですが、それは「体質や体調に合った玄米ご飯」という意味です。
ただやみくもに玄米ご飯を食べればいいのではありません。
その人にピッタリの玄米ご飯。
それを炊くためのあらゆるヒントをお伝えしたくて、こんな企画を立てました。
「夏向け玄米ご飯の美味しい炊き方教室」特別開催の予告
こちらもご覧下さいね。
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詳しくは次の記事で書きます。(午後にアップ予定)
今は時間がなくなってしまったので。

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