とろみ

いつも家を留守にすることが多い私。
自宅にいると、ついつい台所に立つ時間が長くなる。
家族には不自由な思いをさせているので、罪滅ぼしの気持ちが無意識に働くのだろうか?
昨夜は根菜類をコトコトことこと煮込んだ。
コトコト煮込む音って、郷愁を誘う。
幼かった頃、母が薪ストーブの上に乗せた鍋の中で、同じような音がしていたから。
この音は子供に伝えておきたいなって思う。
最後に葛でとろみをつける。
滋養豊かな汁物の出来上がり!
黙って食べる息子。
(実は、君の嫌いな物が入ってるんだよ)
単品で出したら絶対に箸をつけない物なのに。
とろみに誤魔化されたのだろう。
とろみって偉大だなぁ。
まるで触媒みたい。
私もとろみのある人間になりたいものだ。


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コメント

  1. すたん より:

    風さんの料理、食べてみたいな~

  2. gissy より:

    とろみのある人間…いい言葉ですね。それ自身は特段の主義主張をすることなく、周りの異なるもの同士を優しく、柔らかく包み込み、間を取り持ち調和をもたらす。自分もそんな人間になりたいです。

  3. マクロ美風 より:

    何だか、ひらがなで書くと印象が違うね~。

    私の料理?
    結構男っぽいかも?
    いえいえ、じっくり、とろ~り、女らしいですよ~。
    うふっ、ヨダレが出そうな女にならなくちゃ無理かしら?

  4. マクロ美風 より:

    きっと、全てを受け入れるところから始まるんだと思うの。
    そして、とろっと包み込む。
    宇宙まるごと。

    私は葛になりたい。

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