大森英櫻先生の一周忌の集い

11月19日(日)、「大森英櫻先生の一周忌の集い」がありました。
場所は「三鷹産業プラザ」、11時受付開始、会費3,000円。
山形や徳島・広島・愛知などからも駆けつけた、200名近い人達が、大森英櫻先生の想い出に浸りました。
参加者の中には、働き盛りの男性が多くいらっしゃったことが、印象的でした。
まず、会場に入ると、大きなお花に挟まれて、大森先生の大きなお写真が飾ってあります。
にこやかで包み込むような優しさに溢れた、私もとっても好きなお写真です。
並んで記念撮影をしている方もいらっしゃいます。
ロの字に配置されたテーブルの真ん中には、大森先生の想い出のスナップ写真が、ずらりと並んでいました。
思わず、お若い頃の大森先生に吸い込まれました。
ハンサムでダンディーな背広姿、「世界マクロビオティックガン学会創立大会に日本代表として参加、1977年アメリカにて」の文字。
広州中医学院で飲食療法の講義、1986年」の文字も。
ベルギーでのお写真もあって、お若い頃の大森先生のご活躍ぶりが偲ばれます。
◆さて、12時8分から、國清拡史先生がご挨拶。
印象的だったのは、次の点。
・大森先生は我欲がなかった。
・利益を求めていないから、本来なら解り得ないことまで、答えが出てきたのではないか?
・大森先生の指導法は、決して相手に押し付けない。
まず、相手の身体にきく。
◆次に、12時29分から、石田英湾先生の講演。
タイトルは、「通りゃんせの無双原理」。
◆13時30分からはお食事タイム。
大森一慧先生のお料理教室で作られたお料理が配られ、加藤千枝先生からお料理の説明がありました。
この日のために、多くの食材が皆さんから届けられたことを知って、胸が熱くなりました。
お料理とは別に、おみかんも並び、おみかんが大好きだった大森先生を想って、クスッとしてしまいました。
私は幸運にも、大森一慧先生のお隣で、一慧先生とお話しをさせて頂きながらのお食事でした。
一慧先生から、とても良いお話をお聞きすることができて、有難かったです。
◆14時10分から、一慧先生のご挨拶。
・いつも二人三脚で生きて来たので、夫としての想い出があまりない。
・結婚をした頃は、お野菜を買うにも陰陽を教えてもらいながらだった。
・前を歩く人のかかとの減り方を見て、陰か陽かを教えられた。
・毎日勉強で、甘い新婚生活ではなかった。
・いつもいつも無双原理の話ばかりで、普通の会話がなかった。
・病気相談では、食箋を出してからでも、いつもいつも、悩みながらだった。
・「指導者は、常に孤独なんだ」といっていた。
・集団指導をしてから、飛躍的に食箋が変わった。
(少食少飲にすれば、落差が少ないという確信がもてたから)
・いつも重い荷物を持って出かけるので、「重い荷物を置いて行ったら?」と言うと、「バカ」といわれた。
・晩年は、家庭的な日々があった。
お父さん・おじいちゃんとして幸せだった。
◆2時25分から交流会。
10人近くの方々が、マイク片手に大森先生の想い出話をされた。
◆3時45分から、伊藤誠先生が閉会のご挨拶。
*    *    *    *
昨年の「大森英櫻先生を偲ぶ会」の時もそうだったけれど、最後まで、とても心が落ち着いて、穏やかで、幸せ感がありました。
玄米を30年も40年も食べ続けて、正食の度合いが高い人達の集まりですもの、それは、穏やかですよね?。
いい「気」が満ち溢れているんですから。
集いが終わって外に出ると、寒?くて、雨が降っていました。
でも、心が満たされていて、とっても幸せな気持ちだったのは勿論です。
大森先生、素晴らしい集いをありがとうございました。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ パーマリンク

コメント

  1. Unknown より:

    美風さん、素敵な会に参加されたのですね。私も大森先生にお会いしてみたかったです。でも、私が正食を知ったのは、時すでに遅しでした。

    先日、本屋で大森先生のシリーズで出版されていた勉強本を見かけました。これは素敵な出会いと思いました。難しそうでしたが、読んでみたいと思っています。

    後、一慧先生にもお会いしてみたいです。何十\年も玄米を食べてきた方のオーラを感じてみたいです。

    お会いしたとき、またゆっくりお話聞かせて下さいね。

  2. TAO より:

    九州阿蘇小国寺子屋TAO塾の波多野毅です。相変わらず飛び回っているようですね!大森先生の悪口には辟易することもあったけれど、逆に「我欲」のなさと真理探究一筋の姿勢が、身を守らない歯に衣を着せぬ表現になっていたのだとも思います。

    昨日、岡部賢ニさんと電話で話すなか「マクロ美風」さんの話題になりましたよ!

  3. マクロ美風 より:

    Unknownさん、おはようございます。
    大森先生の本に出会われたのですね。
    それはラッキー!
    何かのご縁かも知れませんね。

    一慧先生は、大森先生を支え抜き、多くの困難をご経験されながらも、気丈に振舞われている、本当に頭の下がる素晴らしい方です。

    女性としても、憧れを通り越して尊敬の念でいっぱいです。
    Unknownさんも、お会いできる機会があるといいですね。

  4. マクロ美風 より:

    ワー、タオさんだぁ!
    こんにちは~♪

    大森先生は、確かに「歯に衣着せぬ」物言いが個性でしたね。
    他人はそれを「悪口」といい、「大森はバカ真面目だからやりにくくてしょうがない」とも評しました。
    ところが大森先生は、「僕は他人の悪口を言っているんじゃない、その人の体を心配しているんだ」と、涼しい顔でした。

    でも、私は、大森先生のそんな一面が好きでした。
    タオさんのおっしゃるように、「真理探究一筋の姿勢」を感じるからです。

    大森先生は、晩年になっても「気迫」がありました。
    「男の美学」がありました。

    私は、この「男の美学」や「気迫」が、とてつもなく好きです。
    「男」を感じさせてくれる人が、好きなのです。
    もしかしたら、今の日本人に失われかけているものかも知れません。

    タオさん、タオさんにもそれを感じますよ~(^^)
    また、お会いしたいです~。
    お話ししたいことが、いっぱい増えちゃって、ビュ~ンと飛んで行きたいです。

  5. マクロ美風 より:

    タオさんと岡部賢二先生のお話、いいなぁ。
    お二人で、何か面白い企画を練っていらっしゃるのでしょうか?
    そこで、私が登場?
    ムム。。。
    気になる。

    九州がもっと近くなってしまいそうな予感がします。
    お二人にも、早くお会いしたいなぁ(^0^)

  6. colorful-heart より:

    unknownは私でした。
    名前が入っていなかったようですね。
    1月から大森一慧先生のクッキングスクール通ってみようかと思っています。
    食と病気の関係をずっと知りたかったから、食箋の講座を受けてみようかな。
    明日、楽しみにしています。

  7. マクロ美風 より:

    colorful-heartさんでしたかぁ(^^)
    どなたかなぁ?と思っていましたよ~。

    おー、大森一慧先生の講座に通われますかぁ。
    それはそれは。
    いよいよ、例の秘密作戦開始ですね(^_ -)

    期待してま~す。

  8. colorful-heart より:

    そうなのです。私でした。
    大変失礼いたしました。
    携帯からコメントを打ったためかもしれません。
    例の秘密作戦!
    ふふ(^^)
    しっかり勉強しまーす(^^)v

  9. マクロ美風 より:

    例の秘密作戦、私もノロノロですが進めていますよ~。
    時間があったら、一気に進められるのに・・・。

    明日が、楽しみーーーーー♪

  10. 食い改め より:

    マスタークックの土鍋の使い方で検索して辿り着きました。
    私も一周忌参加しておりました。
    そうでしたか!一慧先生のお隣にお掛けの方ですか~。

    先生にお世話になって5年が過ぎました。
    見た目は元気でも、病気のデパートのような私。
    匙加減は難しいとはいえ、着実に変わって行くのを体感しています。
    これをご縁に、度々お邪魔したいと思います。

  11. マクロ美風 より:

    食い改めさん、お返事が遅くなって、申し訳ございません。
    それにしても、インパクトのあるハンドルネームですね~。

    大森先生の一周忌、ご参加されていたんですね。
    何だか、親近感を覚えます。

    私は、英桜先生、一慧先生のお二人にご縁があって、本当に幸せ者だと思っています。

    食い改めさんにもご縁ができて、とっても嬉しいです。
    また、遊びにいらしてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です