マクロビオティックの理論と本の選び方

私がマクロビオティックを知って、リマ・クッキングスクールに通い始めた頃は、今のような華やかさより、病気治しの食事法として認識している人が多かったですね。
でも、今では久司道夫先生が、積極的に日本で普及活動をされているせいでしょうか、“明るく楽しいマクロビオティック”が知られ始め、ついでに“セレブ”なんて言葉まで加わるようになってきました。
さらに、“ダイエットに効く”なんて切り口も登場しています。
それに伴って、お料理本を片手にマクロビオティックをマスターしようとする人も多くなり、“・・・ねばならぬ”とストイックになってしまう人が増えてきたように感じます。
その結果、マクロビオティックを正しく理解していない人もいるようなので、ここでは、少し具体的なことを書いてみたいと思います。
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<マクロビオティックの理論について>
マクロビオティックには、原理とも呼べるしっかりした理論があります。
ですから、その理論を正しく理解するところから始めるのが本当なのですが、テレビや雑誌で取り上げる場合は、ほとんどその理論が省略されてしまいます。
なぜなら、ちょっと解りにくいから。
そして、マクロビオティックの特徴である“陰陽・・動物性・・乳製品・・砂糖・・”などの言葉だけが独り歩きし始めるのです。
その結果、大雑把な言い方をすると、“極端な偏食状態”なのに、“マクロビオティックを実践している”と思い込んでいる人が、結構います。
しかし、マクロビオティックにとっての理論と実践は、車の両輪であって、理論なき実践は厳密には不可能であり、危険ですらあります。
ですから、ぜひ理論を勉強していただきたいのですが、そこが問題なのです。
マクロビオティックの理論は、“実用弁証法”といわれる哲学なので、文字を見ただけで“・・・・”となってしまう人が多いのです。
仮に、教科書とされる桜沢如一の“無双原理・易”を読み始めたとしても、最後まで読みきれる人が何%いるでしょうか?
その他の本も、結構古いものが多いので、その辺が理論への壁を作っているように思えてなりません。
ですから私は、思い切ってそれらの本を読まないで、最初はもっと易しい本から入った方がいいと思うのです。
それから、調べる意味もかねて、徐々に内容のある、高度な本に進んだほうが、解りやすいように思います。
現在なら、マドンナのプライベートシェフで一躍有名になった、西邨まゆみさんの“小さなキッチンの大きな宇宙”(カナリア書房)が、ゴロ寝感覚で読める易しい本ですね。
ただし、まったくリラックスして読むものであって、教科書としてではありませんから、念のため。
2章4章がお勧めです。
次が、奥津典子先生の“マクロビオティックと暮らす”(ビジネス社)が解り易いですね。
何しろ、ご本人がお若いので、感性が今風なのが嬉しいです。
その次あたりで、いよいよ久司道夫先生の本がいいですね。
久司道夫先生は、本をたくさんお書きなので、迷うかもしれませんが、一番入門的なのは、次の2冊です。
 ・マクロビオティックをやさしくはじめる
 ・マクロビオティックが幸福をつくる  (いずれも、成甲書房)
ここまで来たら、マクロビオティックの輪郭がはっきりしてくるでしょうから、あとは、久司道夫先生のもう少し詳しい本を読みながら、理解する作業が必要になるでしょう。
その過程で、必ず桜沢如一先生の本を読む必要性を感じるでしょうから、その時になってはじめて桜沢如一先生の本を読めば、相当理解できるはずです。
これから先は、その人の理解度によって、また、好みによって自由に選ぶのがいいと思います。
なぜなら、本というのは、著者との相性が大きなウェイトを占めるので、ご自分の感覚で選ぶのが最もいいからです。
また、ここまで進んでくると、微妙に著者のニュアンスの違いや、やり方の相違点などが解ってくるので、この辺は、ご自分の“判断力”で、ご自分が納得いくやり方、あるいは方向性を見いだして、進んで欲しいと思います。
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ところで、そろそろ桜沢先生の本を読みたくなってきた人に、注意です。
もう、読んでしまった人も、よ?くこれからの文章を読んでね。
それは、桜沢先生の本をそのまま実践に移すと、
 ・塩分が多い
 ・陽性がいい
ということになります。
確かに桜沢先生の時代には、陰性体質の人が多かったので、それでいいのですが、今の人たちは、親の代からお肉や乳製品が入っていて、すでに体質が陽性よりになっている人が多いのです。
(厳密にいうと、陽性に偏っている人と、陰性に偏っている人の両極端にわかれて、中庸が少ない
ですから、そんな人たち(陽性よりの人)が桜沢先生の本に従ってマクロビオティックを実践すると、コチコチの陽性になってしまいます。
一番いいのは“中庸”であることを、よ?く理解してくださいね。

マクロビオティックの本はたくさんありますが、時代背景著者のマクロビオティック歴には、十分気をつける必要があります。
地方にお住まいで、なかなかマクロビオティック関係の本を手にとってご覧になれない方は、私に連絡してださい。
今のあなたに合いそうな本を、ご紹介いたしますから。
一冊の本が人生を左右することは、よくあります。
マクロビオティックの本は、そんな経験を多くの人達にさせたことでしょう。
そしてまた、その本に出会ったきっかけは、ドラマチックであり、必然であるかも知れません。
私は、そんな出会いを大切にしたいので、あえて、アフィリエイトをしていないのですが、アフィリエイトのご要望がありますか?
地方にお住まいなら、その必要性はありますよね。
いずれにしても、良い本に出会えて、素晴らしいマクロビオティックライフを楽しんでくださいね。
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「人は何のために食べるのか()」の、コメントのお返事を、「人は何のために食べるのか()」で、お答えするつもりだったのですが、()ではちょっと内容が脱線してしまったので、お答えできませんでした。
それで、次回以降で随時お答えしていきますので、コメントを下さった方々、もうしばらくお待ちくださいね。
すみません。

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コメント

  1. BR_GIRL より:

    (2)に続き、すんごい重要なことをお書きになられていてうれしいです。私ははじめマクロビオティック料理を作ったとき、すごいマズイ!と思ったので、そっから自分流にアレンジすることから始めました。料理は下手だけど、料理をするのは好きなのです♪

    私もマクロビオティックを始めた当初、塩の量を調節することが課題でした。本の通り作ったら甘いものをやたら欲したので、やっぱり禁忌ばっかりなのかなぁ~、でも、違うよね、マクロビオティックと思ったのでした。そんな時チャヤにいっておいしい!と思った。これが私がマクロビオティックを続けるきっかけとなりました。でも、チャヤは私にとってハレの味です。塩の量は以前に比べたら、どーんと減りましたが、もっと女らしく(良い陰性)なりたいのでまだまだ野菜や穀物を含め試行錯誤中です♪ 週末楽しんできてくださいね。美風さんが行けば、そこは春~♪ですよ、きっと!

  2. ユウ より:

    は~い!

    ”極端な偏食状態なのに、マクロビを実践していると思い込んでいた”のは、この私で~す!

    そして、桜沢先生の本を鵜呑みにして、陽性がいいと思い込んでいたのも私で~す!

    私はマクロビを間違ってとらえていました(汗)

    体が欲しているものを素直に聞いてあげていませんでした。。

    でも、今は体の声を聞くようにしています。

    体の声に答えてあげると、体も心も喜びます♪

    今日は『南瓜がたべたーい』って体が言っていたので、コトコトと煮てあま~い南瓜を食べました。

    体は喜んでいました~♪

    ちなみに私の基本書は奥津先生の本です♪

    今の自分の年齢にはちょうどあっているし、とても分かりやすいです!

  3. しろうさ より:

    「人は何のために食べるのか(2)」でのお返事ありがとうございました。

    おっしゃるように人間の陰陽の状態は食べ物だけではなく、環境に大きく左右されますね。

    KMAのパトリシオさんは、現代日本の都会(特に東京)では生活様式から陽性になっているので、ミネラルをとりすぎず、良い陰性さを取り入れることに特に最近は留意してカリキュラムを考えているそうです。

    今日は食事で塩分、調味料、甘い野菜の量、丁寧な調理と食べ方に気をつけたところ、いわゆる甘いもの(精白糖ではないけれど単糖類を含む甘味料を使ったデザート類、果物)を食べずにいられました。「3日開ける」もこれから心がけようと思います。ありがとうございました。

  4. メイコ より:

    私も「料理本片手に」マクロビオティックを始めた一人です。本頼りの独学のため、失敗もしてきました。最初の数ヶ月間は結構思い詰めてやっていて、生理が止まってしまいました。でも、なぜ生理が止まったのか相談する場所がなく、「やっぱり動物性のものもとらないとダメなのかも」と勝手に判断し、「ゆるいマクロ」を続けることにしました。でも、最近、真剣にマクロビオティックに取り組みたいという思いが湧いてきて、少しずつ理論も学ぼうと思っています。とりあえず、マクロ美風さんのブログでも紹介されていた奥津典子さんの基礎講座に申し込みました。

  5. 小鉄 より:

    誠にありがとうございました!!

    僕も小さなキッチンの大きな宇宙読ませて頂きました!!本当に読みやすくってすぐに読み終えてしましました。

    今は久司先生の「マクロビオティック健康法」を読んでいます。

    まだまだ勉強中の未熟者ですが、これから少しでも健康と平和に貢献したい!!という気持ちでいっぱいですので、頑張って行こうと思っております。

    またのお越しをお待ちしております。

  6. SourPlum より:

    マクロ美風さん、はじめまして。私もマクロを始めて2年弱、単発でのマクロ教室には数回いったものの、基本的には本を片手にマクロ街道を全力疾走してきた者の一人です。おっしゃられるとおり、私も「オーサワ式」「クシ式」の間で混乱することが多く、両方をそれぞれ試し、紆余曲折を経て今は「ややクシ式より」に落ち着いてきています。今現在アメリカ在住ということも関係しているかもしれませんが。

    マクロ理論の本ですが、アメリカで昨年出版されたJessica Parterさんの\"The Hip Chicks Guide to Macrobiotics\"という本に私はものすごおく共感しました。アメリカと日本はそもそも陰と陽という全く違う土壌の国ですからマクロへのアプローチが違って当然だとは思うのですが、それを踏まえたうえでも「そうそう、そうなのよ!」と思うことが多く、日本のマクロをされる方々にも是非読んで欲しい一冊です。いつかこの本を翻訳して日本に紹介できたらな~と壮大な夢を抱いております(笑)

  7. レイハネ より:

    マクロ美風さん、こんばんは。

    今日の関東はよく雨が降りましたね。

    昨日ちょうど奥津先生の『マクロビオテックと暮らす』を買ってきたところです。今ふうさんのブログへ来たらびっくりしました。シンパシィですね。

    私は感覚的には分かってきても、まだ理論が足りないと思っていたところなので本もふうさんのブログも良き指南書となっているようです。早く読みたいという気持ちを抑えてじっくり読もうと思っています。

  8. fujitamanegi より:

    私は久司先生の御本のところまで至ったところです。

    (でもまだ熟読までには至っていませんが。)

    1年やってきて、実はまだ何も分かっていない状態だと思います。

    美風さんのおっしゃる極端な偏食状態なのでしょうね。

    やってるつもりがやってない。空回り状態といったところでしょうか・・・。

    果たして、マクロビオティックとは何ぞや?という壁にぶち当たったような気分です。

    落ち込むとか悩むといったものではなく、本当に単純に「?」という疑問符だらけになったといったところでしょうか。

  9. マクロ美風 より:

    BR_GIRLさん、こんばんは。

    お返事がすっかり遅くなって、本当にごめんなさいね。

    “おつかれさまです”のタイトルに笑っちゃいました。

    でも、ホントは疲れた・・・。

    しかし、しかし、マクロビ本を片手に壁にぶつかっている人たちのことを考えると、なんとしても、伝えておきたいことだったのです。

    BR_GIRLさんも、塩味が強く感じたのね。

    きちんと、調節して良かったですね~。

    お互いにうまく調節して、女らしくなりましょうね~♪

  10. マクロ美風 より:

    ユウさん、こんばんは。

    お返事が遅くなって、ごめんね。

    ユウさんも本のことでは、苦しみましたね。

    でも、色々試行錯誤しながらまわり道をしても、それは決して無駄になりません。

    これからのユウさんにとって、貴重な体験だから、すでに生きたお勉強をしたことになりますね。

    その分、強い人間になれますよ~。

  11. マクロ美風 より:

    しろうささん、こんばんは。

    お返事が、ど~んと遅れて、ごめんなさい。

    早速、実行してくださったのですね!ありがとうございます!

    本当にバランスがとれたお料理って、生活の環境や体調を反映して、体が求めているものを指すのだと思います。

    そういう意味で、本にとらわれず、いつも変化させながら作ることの必要性を言いたかったのです。

  12. マクロ美風 より:

    メイコさん、こんばんは。

    お返事が本当に遅くなってしまいました。

    マクロビオティックには、体もまわりのことも変えるだけの力がありますが、細々とでも続けていれば、必ずメイコさんにも思わぬマクロビ効果が訪れると思いますよ。

    生理が止まるというのは、女性にとって非常に気になることですが、2通りの意味があります。

    その2通りは、マクロビ食になる前の体の状態から判断するのですが、陽性か陰性かを的確に判断すれば、おのずと答えは導き出され、決して動物性のものを摂らなくてもいいんですよ。

    その判断を誤ると、かえって体調を悪くするということになります。

    逆に判断が正しければ、ぐ~んと体調が良くなって、素晴らしい展開が待っているということですね。

    生理は、体の悪いところを治そうとするために止まることもあるんですよ。

    メイコさんの場合は、どちらだったのかしら?

    奥津典子先生の基礎講座は、皆さんが疑問に思っていることばかりを取り上げているので、今まで悩んでいたことが解決して、きっと、楽しくマクロビ生活が出来るようになると思いますよ。

    受講できるようで、良かったですね。

  13. マクロ美風 より:

    小鉄さん、こんばんは。

    はじめてお越しいただいたのに、こんなにお返事が遅れてしまい、申し訳ありません。

    本当に、ホントに小鉄さんは素晴らしい方です!

    私は、一度で小鉄さんの大ファンになってしまいました!

    あぁ、あのお店がうちの近くにあったらなぁ・・・。

    ン?、イケナイ、イケナイ、毎日通ってしまいそう・・・。

    ところで、西邨まゆみさんの本は、理論のページ数は少ないけれど、“最低どんなことを知らなければいけないか”という点について、あっさりまとめてあるので、お薦めしてみました。

    今は、久司先生のご本をお読みなのですね。

    これからが楽しみです。

    3月11日・13日とお店にお邪魔します。

    でも、その前にフラリと現われるかも?

    これから、よろしくお願いいたしますね。

  14. マクロ美風 より:

    SourPlumさん、こんばんは。

    まぁ、アメリカにお住まいなのね!

    遠くからお越しいただいた(笑)のに、お返事が遅れて、本当に失礼いたしました。

    SourPlumさんがおっしゃるように、いわゆるオーサワ式とクシ式で悩む方も多いのですが、私は、実践なさる方が納得した方法でいいと思っています。

    時代も、自分の体も変わるで。

    それにしても、素晴らしい夢をお持ちですね!

    ぜひぜひ、翻訳なさってください。

    できれば早く。

    日本のみんなが待ってますよ~。

  15. マクロ美風 より:

    レイハネさん、こんばんは。

    すっかりお返事が遅くなって、ごめんなさい。

    最近、シンパシィが多いんですよ。

    特に玄米食べてる方とは、しょっちゅうです。

    奥津典子先生のご本は、どなたにお薦めしても分かりやすいと言われます。

    若者感覚の本ができて、本当に良かったと思いますよ。

    これから読破するのが楽しみですね。

  16. マクロ美風 より:

    fujitamanegiさん、こんばんは。

    とってもお返事がおそくなってしまい、本当にすみませんでした。

    fujitamanegiさんは、頭が良すぎて、何でも難しく考えてしまうのではないでしょうか?

    もっと気楽に、肩の力を抜いてみましょう。

    完全主義者にならないで下さい。

    出来ないことより、出来たことを考えてみましょう。

    思わず顔がほころぶようなことを思い出してみましょう。

    その積み重ねでしかありません。

  17. ユウ より:

    はい、とても遠い道のりでした。。

    でも、その分とても勉強になったし、強くなれました。

    そして確実に自分のものになりました。

    でも、きっと一人だったら乗り越えられなかったかもしれません。

    これもマクロ美風さんを始め、マクロビアンの方々のご指導のお陰です。本当にありがとうございました。

    ところで、嬉しい報告があります。

    私は今、排出中なので~す☆

    内臓の弱りを克服するため、甘い野菜スープを毎日飲んでいます。

    そして体の声に耳を傾け、欲しいと思うものを食べています。(今は無性にカボチャ依存症です(笑)。

    そうすると体って応えてくれるんですね!

    日に日に内臓も元気になってきて、体力も戻ってきました!!足腰もかなり丈夫になってきました!

    この素晴らしさにとても感動しています!

    ・・・が、しかしっ。

    体や顔のあちこちに(特にリンパ腺上)赤い発疹が出来ては消えを繰り返しています。

    これは体が今までたまっていた毒素を出してくれている証拠ですよね~。

    頑張れ、私の体!!

    ちょっと痒いのが玉に瑕だけど、どんどん変わっていく自分が楽しくて仕方ありません♪♪

    マクロビって素敵ですね☆

    これからは『~ねばならない』などと頭で考えるのは卒業して、体の要求に応えながら、そしてたまには人体実験しながら(笑)自分なりのマクロビの道を築いけたらいいなって思います☆

  18. ちゃこ より:

    美風さん、お久しぶりです。

    この記事が今の私にぴったりです。

    息子の咳が止まらなくて、なぜかと思ったら塩分不足。甘いものの誘惑に私が負けていました。

    食事ではマクロビしているつもり。。。でも、陰陽がわからないから偏っていて不足している栄養素があるのですねきっと。

    じっくり読書できる時間もなかなかなくて難しい本はお手上げの今、私のための記事かと錯覚してしまうほどぴったりの記事でした。

    そうですね。。簡単なところから入ります。

    お勧めの本、入手してみますね。

    ありがとうございました。

  19. マクロ美風 より:

    ユウさん、こんばんは。

    つらい経験をしたけれど、新しい家族の絆ができて良かったね。

    毎日たくさんのメール、ありがとう。

    なかなか、すぐにお返事が書けなくて、申し訳なく思っています。

    お互い近くに住んでいたらなぁ、と思う毎日でした。

    でも、お料理教室にも通って、仲間もできて、色々な事がうまくまわり始めたのではないでしょうか?

    マクロビオティックって、本当に凄いでしょう。

    ところで、“甘い野菜のスープ”は、飲み過ぎないようにネ。

    美味しいので、ついつい、飲みすぎる人がいるのです・・・。

    ちょうどいい量は、お料理教室の先生にお聞きしてね。

    ユウさんの体を知っているから。

  20. マクロ美風 より:

    ちゃこさん、こんばんは。

    コメントありがとうございます。

    息子さんの咳は、陽性の咳かしら?

    陰性の咳かしら?

    痰は出ているのかしら?

    出ていたら何色かしら?

    ねっとりしているかしら?

    水っぽいかしら?

    こんなふうに観察をして、息子さんの症状の陰陽を絞り込んでいきます。

    そして、その判断に基づいた食事やお手当てをするのが、マクロビオティックなんですよ~。

    まずは、やさしい本で全体像をつかみ、それから疑問点を調べるつもりで、詳しい本を手にしてみてね。

    この方が抵抗がないと思うので。

    ちなみに、咳の出る時には一般的に、蓮根料理がいいですよ~。

    蓮根の粉末も、飲み物として使えますが、お子さんが喜ぶかどうか・・・。

    色々知恵を絞ってトライすると、楽しいですよ~。

  21. ユウ より:

    不思議ですね。

    マクロ美風さんのコメントのお返事を読むと何故か心がフワ~っと穏やかになります。

    何か大きなものに包まれているような・・・。

    ホント近くに住んでいたらどんなに助かっただろう・・・って思います。。

    ところで、”甘い野菜スープ”は飲みすぎるといけないのですか?

    そこまでは知りませんでした。。

    食べ物のパワーってすごいんですね。。

    あと、美風さん、私今好転反応がでているんですが、現れたらすぐに(といっても半日ぐらい)消えて、また別のところに・・・といった感じなのですが、こんなこともあるのですか?

    赤い湿疹ができたかと思うと消えて、また別のところにでたり、夕方頃頭痛がしたり、熱がでたりして、でも帰宅したらすっかり治ってたり、朝から喉が痛かったけど、すぐによくなったり・・・。

    あまりにもサイクルが早すぎて心配です。。

  22. マクロ美風 より:

    “甘い野菜のスープ”ですが、“飲みすぎるといけないのですか?”と、すぐ質問する前に、“なぜか?”その理由を考えてください。

    そして、自分の今の体、その前の、体調を崩したときの体はどうだったのか、すべて良~く考えて判断してください。

    まずは、自分で考えること。

    何回も何回も申し上げましたね。

    それから、好転反応のことは、メールでのお答えを参考にしてください。

  23. ちゃこ より:

    マクロ美風さん、こんにちは!

    アドバイスありがとうございます。

    コープでレンコンせっせと買って、料理に励みます。

    昨夜ネットで本を注文しました。

    『出版社から取り寄せ』なので2週間くらいかかるかもしれませんが、手元に届くのが楽しみです。

  24. マクロ美風 より:

    ちゃこさん、こんにちは。

    本が届いたようですね。

    一般の大手の本屋さんでは、もう奥津先生の本は、品切れ状態なので、ネットで買うしかないみたいですね。

    私としては、もう少し文字が大きい方がいいなぁと思うのですが・・・。

    でも、いいことを書いていらっしゃるので、勉強になるはずです。

  25. Ai より:

    はじめまして。こんばんは。

    以前から少しずつ拝見させていただいておりました。

    本当にすばらしいブログですね!!!

    いきなりこんなことを書いてしまって迷惑だとは思うのですが、私は今高2でマクロにすごく興味があります。昨年のクリスマス頃に何気なく本を購入し、おかずを本とにらめっこして作っていました。が、そのほんのレシピは塩気がとても強く、その後購入したクシ先生のレシピの2倍のお醤油をつかったりしていました。ダイエットを気にしていたため玄米をほんの三口ほどしか食べず、おかずもへらしていたので体重はあっという間に小学生の妹より軽くなり、体育の授業もできなくなっていました。そんな生活で家族との間にも変な空気が流れ、いろいろな我慢が飛び出して今度は暴飲暴食へ…

    今ではお腹がぽっこりと出てしまっています。

    家族もとうてい理解してはくれず、ガス代が増える!!と怒られます…

    もうどうしたらいいのか分からなくなってしまいました。

    本も買ったりしていますが自分が陰性なのか陽性なのかも分かりません。

    どうしたらこのままマクロを続けられるのか…

    マクロ美風さんはこんなコト無かったですか??

  26. マクロ美風 より:

    Aiさん、こんばんは。

    勇気を出して、コメントをくださって、ありがとう。

    とてもつらそうですね。

    コメントのお返事として、ここに書くことは出来ても、お伝えできる量が少ないし、Aiさんのことがまったく分からないので、正確なアドバイスが出来ません。

    もし、よろしければ、一度お目にかかって、その上でAiさんの体質を判断した上で、アドバイスさせていただけたら嬉しいのですが、いかがですか?

    そのお気持ちになられたら、下記までメールをください。

    macro21@mail.goo.ne.jp

    もし、遠くにお住まいなら、県名だけでも教えていただけませんか?

    同じ県内で、アドバイスできる人をお知らせしますので。

    なお、体質の見極めは、とても難しいので、本だけでは分からないことが多いです。

    大人でも、マクロの勉強をしている人でも、難しいんですよ。

    高校生なのに、よく取り組まれましたね。

    私にも高校3年の息子がおりますが、ちっとも勉強をせず、本なんて興味がないようです。

    ですから、マクロのことも、ちっとも勉強しないので、Aiさんは偉いなぁと、つくづく感心します。

    高校生の段階でマクロに出会って、家族の理解がないまま、マクロビオティックを理解するのは、一人では大変です。

    どうぞ、私を大いに利用して、苦しくない、悩まない、楽しいマクロビオティックを身につけて、これからの人生を思いどおりに、自由に生きてくださいね。

    応援していますよ。

    Aiさん、私はあなたをずっと見守りますよ。

    決して、マクロを諦めないでくださいね。

    マクロビオティックは素晴らしい考え方ですから。

    最後になりましたが、

    >本も買ったりしていますが自分が陰性なのか陽性なのかも分かりません。

    どうしたらこのままマクロを続けられるのか…

    マクロ美風さんはこんなコト無かったですか??

    についての、お答えです。

    私は幸いなことに、最初からマクロの素晴らしい指導者について、勉強をしながらマクロを始めましたので、Aiさんのように悩むことは、ありませんでした。

    しかし、私のような者は、とてもラッキーな方で、多くの人がAiさんのように悩んでいらっしゃるはずですよ。

    その方々のために、私がお役にたてたら嬉しいです。

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