京都やマクロビオティックのことなど」カテゴリーアーカイブ

立春の日 教室の掛け花

教室にはいつも掛け花が飾られている。
京料理人中川善博の手で。

京都生まれ、京都育ちの古い塾生さんは、お料理教室を探しているとき、お父様のこの一言でむそう塾に通うことを決めた。
「いつも掛け花に気を遣っている、この料理教室にしなさい」。

 
 

京都には職種を問わずお花を飾っているお店が多いと感じる。
一輪のお花でも人の心を癒やしてくれる。

塾生さんもこのお花でホッと和んでくれただろうか?

 
 

(教室の掛け花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
カテゴリー: 京都やマクロビオティックのことなど, マクロビオティック京料理教室 むそう塾, こころ・想い | コメントする

2023年 京都 吉田神社の節分祭 山蔭神社と菓祖神社

今日は節分。
京都市左京区にある「吉田神社」にお参りをしてきました。
3日間にわたって「節分祭」が行われています。
正確には、吉田神社内にある「山蔭神社」(お料理の神様)と、「菓祖神社」(お菓子の神様)に、お参りをしたわけです。

 
 

 
 

コロナ前なら、この場所にお蕎麦屋さんがお店を出していて、年越し蕎麦をいただいたものです。
(そのときの様子はこちらから)
しかし、コロナ禍になってからはこのとおり。
傾斜地が寂しく感じられます。

 
 

今年はここ1,2年前より大勢の人出で、参道もかなり混んでいました。
外出する人が増えたのは喜ばしいことです。
写真を撮りたかったのですが、どちらにカメラを向けても誰かのお顔が入ってしまい、そういう写真は記事には使えないので断念。

こちらの記事も参考になります。
「日本食文化の礎を築いた“山蔭神社”の噺」


<過去記事>
2022年 京都 吉田神社の節分祭 山蔭神社と菓祖神社 2022.2.3
2021年 京都吉田神社の節分祭 2021.2.2
2020年 京都吉田神社の節分祭 2020.2.3
2019年京都吉田神社の節分祭 2019.2.2
京都 吉田神社の節分会と山蔭神社 2018.2.2
節分会 吉田神社 2013.2.3
みんなでお参り 2012.2.3

 
 
カテゴリー: 京都やマクロビオティックのことなど, マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | コメントする

パンとコーヒーより、パンとスープがおすすめ

先の記事で便秘のことを書きました。

お肉好き、パン好き、パスタ好き、コーヒー好き。
でも、生野菜や根菜類はあまり食べない。
便秘傾向にある人には、こういう食事も影響している場合があります。

パンとコーヒーというのは、私に言わせればおやつです。
ですから、食事にするなら、コーヒーよりスープを選んでほしいです。
それだけで便秘解消に一役買ってくれます。

余談ですが、京都に「進々堂」というパン屋さんがあります。
お店の中で食べられる店舗が多いのですが、メニューの中で私は「ミネストローネ」がいいなと思っています。
小麦の毒消しも出来るからです。
冬には「きのこを味わうあったかスープ」なんていうのもいいですね。

パンは小麦粉からできているので、どうしても便に粘りが出てしまうのです。
それで、スープを摂って、便をやわらかくするようにしてあげないと、便秘になりやすいのです。
これがコーヒーだと、先の記事でも触れたように、利尿を促してしまうので、体内に残る水分が不足するわけです。

体は正直です。
あなたが食べたもので、体は作られているのですから、食べ方に気をつけるだけでどんなふうにも変化するのです。

 
 

(ミネストローネ 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

ミネストローネは「サンドイッチ講座 第1弾」でお教えしています。

 
 
カテゴリー: 京都やマクロビオティックのことなど, 食べたもののようになる, からだ | コメントする

京都市動物園・平安神宮そばのお蕎麦屋さんとおうどん屋さん

京都の私のマンションからは、お蕎麦屋さんやおうどん屋さんが近い。

まず、京都市動物園のすぐ北側には「権太呂 岡崎店」
2階にもお座敷があってかなり広い。
1階にはお庭があって、この寒いのに満席のときには外の席で食べている人もいる。
ここはアクリル板は置いていない。
◎営業時間 11:00~21:30 (L.O.21:00)

権太呂から200mくらい斜め北に行くと、暑い日も寒い日も人がいっぱい並んでいる「山元麺蔵」がある。
毎日のようにこの前を通るのに、まだ一度も入ったことがない。
理由は簡単。
いつも行列ができているからだ。
ここはおうどんだけらしい。
◎営業時間 11:00~18:00(L.O.)

山元麺蔵のすぐ北側に「おかきた」がある。
ここも時々並んでいる。
お蕎麦とおうどん、丼ものもある。
ちょっとした庭もある。
◎営業時間 11:00~17:00 (L.O.)

 
 

***

今日、久しぶりに「おかきた」に入ってみた。
アクリル板が1枚もなくて、気持ちがいい。

 
 

小さな庭ではイルミネーションが動いていた。
トナカイの形で、クリスマスを意識しているのかな?

 
 

寒い中を歩いて体が冷えていたので、「鳥なんば蕎麦」を注文した。

 
 

税理士さんへの書類の提出も終わって、ホッとした今夜。
あとは12月31日締めの書類を作るのみ。

 
 
カテゴリー: 京都やマクロビオティックのことなど | コメントする

萬亀楼さんや京都御苑で思ったこと 原点とエネルギー 

先日、「自由人コース3」の課外授業で、色々なことを感じました。

その一つは、自分の原点を尋ねる場所がある幸せです。

誰にも原点があると思うのです。
それが目に見えるものだったり、目に見えないものだったりすることでしょう。

その原点が人生の早い時期にある人もいるし、遅い時期にやってくる人もいるでしょう。
それが人生の面白いところです。

 
 

ところで、原点になるきっかけがあったとしても、そのモチベーションを維持し続けるのは、とてもエネルギーが必要になります。
年数を経ても熱量の多さをキープしつつ、表には感じさせない穏やかさ。
ここには、まさに陰陽が絶妙に絡み合っているわけです。

老舗といわれる名店に伺って感じるのは、目に見える美しさと、裏のエネルギーです。
私は、この裏のエネルギーが気になります。
気の遠くなるほどのドラマが織りなされていることでしょう。

 
 

建築物や植物には、人間の寿命より長いものがいっぱいあります。
そういうものに接していると、こちらまで良い氣をもらえます。

萬亀楼さんの帰り道に、京都御苑に足を踏み入れると、そんな良い氣をいっぱいもらえました。
長い年月をかけてそこに存在する氣。
京都にはこういう場所がたくさんありますね。

私も遅かった原点を思い出しながら、エネルギーの注入を意識したことでした。

 
 

(京都御苑にて 2022.11.27)

 
 
カテゴリー: 京都やマクロビオティックのことなど, こころ・想い | コメントする