ブログ内を検索する
-
最近の投稿
- これから開催予定の講座案内(2024.11.21現在)
- 「イタリアン ベーシック講座 第1弾」開催のご案内
- 再開催ご希望講座一覧(2024.11.21現在)
- 動画大絶賛の今だからこそ思うこと 感性を磨きましょう
- 料理技術の進化に驚く! 塾生さんの鯖寿司
- 知恩院の坂のこと 「男坂」「女坂」
- 京都 祇園四条駅から知恩院へ 神宮通を通って秋を満喫
- 京都 金戒光明寺と真如堂へ 櫻澤記念會館を発見!
- 陰陽は人生という航海の羅針盤 京都タワーは灯台
- 懐かしい塾生さんたちからエネルギーをいただいた時間
- 「おうちレストラン 第1弾」開催のご案内
- 「おうちレストラン 第1弾」2回目開催日についてのお伺い
- 「おうちレストラン 第1弾」開催日についてのお伺い
- マクロとミクロの視点でバランスよく生きてみよう
- アメリカ大統領選挙や日本の選挙を通じて思ったこと
- むそう塾で京料理人中川善博が教えた陰陽料理名一覧(2024/11/6現在)
- 「2025年度 各コース受講ご希望者状況」2024年11月5日現在
- 自由人コースにおけるマクロ美風の座学でお伝えしたいこと
- 「中川式お寿司講座 第2弾」開催のご案内
- 講座開催まであと一歩の講座 ご都合をお伺いします
- 「あしふみ健幸ライフ」が面白い 動画あり
- 鉄火味噌が出来上がりました 4種類あります
- 栗の皮むきで苦労されている人へ 京料理人中川善博の動画あり
- 「秋から冬の極上お弁当講座」開催のご案内
- 「第50回 衆議院議員選挙」投票の仕方
- 「単発煮物講座 第4回」開催のご案内
- なるほど〜! 「 休養学 あなたを疲れから救う 」
- 安保徹先生の言葉から学ぶ 動画あり
- 疲れやすい パワーが出ない エネルギー不足を感じるときの食べ物
- 京都の有名料亭のおせちがついに30万円超えに!
最近のコメント
- 料理技術の進化に驚く! 塾生さんの鯖寿司 に マクロ美風 より
- 料理技術の進化に驚く! 塾生さんの鯖寿司 に kyoro より
- 「おうちレストラン 第1弾」2回目開催日についてのお伺い に マクロ美風 より
- 「おうちレストラン 第1弾」2回目開催日についてのお伺い に kyoro より
- 「おうちレストラン 第1弾」2回目開催日についてのお伺い に マクロ美風 より
- 「おうちレストラン 第1弾」2回目開催日についてのお伺い に PICO より
- 懐かしい塾生さんたちからエネルギーをいただいた時間 に マクロ美風 より
- 懐かしい塾生さんたちからエネルギーをいただいた時間 に 麻莉 より
- 懐かしい塾生さんたちからエネルギーをいただいた時間 に マクロ美風 より
- 懐かしい塾生さんたちからエネルギーをいただいた時間 に おはる より
- 「おうちレストラン 第1弾」2回目開催日についてのお伺い に マクロ美風 より
- 「おうちレストラン 第1弾」2回目開催日についてのお伺い に もーにゃん より
- 「おうちレストラン 第1弾」2回目開催日についてのお伺い に マクロ美風 より
- 「おうちレストラン 第1弾」2回目開催日についてのお伺い に Ryoko より
- 「おうちレストラン 第1弾」2回目開催日についてのお伺い に マクロ美風 より
- 「おうちレストラン 第1弾」2回目開催日についてのお伺い に マクロ美風 より
- 「おうちレストラン 第1弾」2回目開催日についてのお伺い に おかめ より
- 「おうちレストラン 第1弾」2回目開催日についてのお伺い に kyoro より
- 「おうちレストラン 第1弾」開催日についてのお伺い に マクロ美風 より
- 「おうちレストラン 第1弾」開催日についてのお伺い に ともちん より
- 「おうちレストラン 第1弾」開催日についてのお伺い に マクロ美風 より
- 「おうちレストラン 第1弾」開催日についてのお伺い に さなえ より
- アメリカ大統領選挙や日本の選挙を通じて思ったこと に マクロ美風 より
- アメリカ大統領選挙や日本の選挙を通じて思ったこと に げんたろう より
- 再開催ご希望講座一覧(2024.11.21現在) に マクロ美風 より
- 「あしふみ健幸ライフ」が面白い 動画あり に マクロ美風 より
- 再開催ご希望講座一覧(2024.11.21現在) に ここ より
- 「あしふみ健幸ライフ」が面白い 動画あり に ここ より
- 再開催ご希望講座一覧(2024.11.21現在) に マクロ美風 より
- 再開催ご希望講座一覧(2024.11.21現在) に kyoro より
カレンダー
アーカイブ
月別アーカイブ
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2012年1月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年7月
- 2011年6月
- 2011年5月
- 2011年4月
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年5月
- 2009年4月
- 2009年3月
- 2009年2月
- 2009年1月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年9月
- 2008年8月
- 2008年7月
- 2008年6月
- 2008年5月
- 2008年4月
- 2008年3月
- 2008年2月
- 2008年1月
- 2007年12月
- 2007年11月
- 2007年10月
- 2007年9月
- 2007年8月
- 2007年7月
- 2007年6月
- 2007年5月
- 2007年4月
- 2007年3月
- 2007年2月
- 2007年1月
- 2006年12月
- 2006年11月
- 2006年10月
- 2006年9月
- 2006年8月
- 2006年7月
- 2006年6月
- 2006年5月
- 2006年4月
- 2006年3月
- 2006年2月
- 2006年1月
- 2005年12月
- 2005年11月
- 2005年10月
- 2005年9月
- 2005年8月
カテゴリー
- 講座のご案内・連絡事項 (1,126)
- 新しいむそう塾 2022年 (27)
- 料理は呼吸と同じ (24)
- うれしかったこと (177)
- 玄米の炊き方講座 (213)
- お弁当の想い出 (6)
- 京料理人 中川善博の動画 (82)
- ワーママさんの応援 (4)
- 京都やマクロビオティックのことなど (205)
- 塾生さんのメールから心に響いたこと (82)
- むそう塾 パスポート発表 (202)
- マクロビオティックの指導現場からシリーズ (421)
- むそう塾スタイル (51)
- マクロビオティック京料理教室 むそう塾 (1,173)
- 食べたもののようになる (106)
- 料理人 中川善博の陰陽料理 (173)
- 中川式糠漬け (267)
- 中川式出汁巻き玉子 (24)
- 中川式鉄火味噌の体験談 (25)
- 幸せコース感想文 (36)
- マクロビオティックが楽しい♪ (3,573)
- 子育て・野口整体・アトピー (305)
- 男子厨房に立つ (17)
- 新型コロナウイルス (132)
- からだ (543)
- こころ・想い (523)
- 食べ物あれこれ (324)
- マクロ美風の陰陽落としこみ講座 (17)
- マクロ美風の家事アドバイス講座 (376)
- 陰陽ひとり立ち講座 (93)
- マクロビオティックの陰陽で考えてみよう (114)
- 体験談 (130)
- むそう塾の雰囲気(塾生の体験談を含む) (70)
- マクロ美風の体験的マクロビオティック (78)
- マクロビオティックと歯科治療 (24)
- 桜沢如一先生の陰と陽 (9)
- 本の紹介 (113)
- プロが個人指導するマクロビオティック陰陽弁当 #musobento (89)
- その他 (182)
- 「おしゃべり陰陽cafe 」 (11)
- マクロビオティックわの会 (9)
- 大森英櫻・磯貝昌寛 (8)
- 中川善博の入院日記 (12)
- HP記事更新のお知らせ (9)
macro88のtweet
-
「マクロビオティックの指導現場からシリーズ」カテゴリーアーカイブ
卒乳と離乳食そして子供の食欲(マクロビオティックの指導現場から)
現在幸せコースに通われている塾生さんが育児のことで悩まれていました。
悩み事があっても自分で解決しようとされるタイプなのですが、悶々とする日々が続いているらしく、毎月の授業でも活気を感じられません。
その日はついにご主人と子供の前で夫婦喧嘩をしたそうで、反省の気持ちばかりが先行して今後どうしたら良いのか判断できない状態でした。
そこで授業中にしっかりと悩みに対して問題点をアドバイスしました。
彼女の悩みは育児中の人なら誰しも経験することなのですが、理想の育児をしようとするあまり、自分が疲れてしまってご主人にも優しく接することが出来なくなってしまったのでした。
彼女のお話を聞いて、この問題の解決の糸口は卒乳にあると判断しました。
お子さんが2歳になっているのですが、まだ夜間の授乳もしています。
そのためにお母さんは疲れに疲れて、昼間も眠いしおかずのことまで気がまわらないし、子供につき合うだけで精一杯の日々でした。
ですから、ご主人がお休みになると育児を手伝ってほしいのですが、それが思うとおりにならないと不満になってついに爆発してしまったのです。
もともと体力のある人なら2歳すぎまで授乳しても問題はないのですが、細くてキリギリスのような人なので、母乳の源である血液がどんどん消費されてしまって、母体の回復が著しく遅れてしまったのでした。
そもそも女性の体は授乳中は生理を止めてまで赤ちゃんのために血液をまわすようにしているのですが、それはせめて1年くらいまでで、それを過ぎたら赤ちゃんは自分で自分の栄養分は獲得出来るようになるため、母乳は不要になるのです。
母乳の成分は刻々と変化しており、すでに9か月くらいでまずくなってきて、赤ちゃんの方からバイバイするように出来ています。
それでもなかなか赤ちゃんがおっぱいを離さない場合は、スキンシップとしておっぱいを求めていることがほとんどです。
ですから、一般的な言い方でいう断乳や卒乳は1歳のお誕生日あたりが目安です。
さて、この塾生さんは私のアドバイス後「もうおっぱいが出なくなったの」とお子さんに言って、お子さんが泣いても飲ませないことでつらい一日目を過ごしました。
次の日はお子さんにあまり笑顔がなかったようですが、3日目には笑顔も見られるようになって来たそうでヤレヤレでした。
そして卒乳5日目までの変化を昨夜メールで教えてくれました。
ほらね。子供はちゃんと歯の生え方と比例して食べ物の受け入れ体制も準備できているんですよ。
それを阻んでいたのはお母さんの「泣くから可哀想」という気持ちだけだったんです。
育児というのは子供を観察することでもあります。
子供は勝手に育って行きますから、親はそのお手伝いをさせてもらうだけなんですね。
ですから、子供の成長の邪魔をしないように、その子の「今必要なこと」を見極めることなのですが、なかなかまわりの情報や自分の気持ちが相まって、悩みが複雑になってしまう人が多いですね。
では、塾生さんからの嬉しいメールをご紹介しますので、今育児中の方はご参考になさってください。
<塾生さんからのメール>
美風さん
こんばんは。
嬉しい変化があり、メールをお送りしました。
娘の食べっぷりが、本当によくなりました!
自分から『ごはんたべる!』とか、『~たべる!』と言い、お箸やスプーン、フォークなどを使って、モリモリ食べます。
前は椅子に座りたがらず、追っかけて食べさせていましたが、自ら椅子に座って、食べ残しもしなくなりました。
さらに、『おいしいね!』『これ、たべたい』と、食の感心も高まってきたようで、すごくすごく嬉しいです!
数日前、おもちゃのお台所で遊んでいた娘にエプロンをつけてやると、すっかり子どもの姿で、『ママもお料理教室でエプロンするよ』と言うと、得意気にぬいぐるみにご飯を作り、せっせと運んでいました。
その姿をみて、娘の成長を遅らせていたのは、私だったのかな…と思いました。
遊びも食事も、もっとおおらかに行きます!
私自身は、授乳がなくなったことで身体が回復してきて、睡眠時間が短くても大丈夫になりました。
身体が楽で動けるので、心も余裕が出始めました。
寝かしつけはまだ時間がかかりますが、イライラすることが減りました。前は、食事の献立も思い浮かばないことが多かったけれど、これを作ってみようかな?と、チャレンジする気力が湧いてきています。
『むそう塾にお世話になっているのに、こんなに身体が動かないなんて、自分はどこまで陰性なんだ…』と、自己嫌悪に陥いることがなくなるのも嬉しいです。
もっと元気になって、愉しい毎日を過ごしたいです。
上級クラスのお料理を愉しみにしつつ、お箸使いの練習もがんばります。
<マクロ美風より>
Fさん、おめでとう。無事に卒乳が出来ましたね。
2年間の昼夜の授乳、お疲れ様でした。
わずか5日間でも大きな変化があったでしょう?
陰陽だと思いませんか?
お腹がすけば子供は食べるのです。食べてくれないと悩むのではなく、食べなくても良い環境を作り出していただけなんですよね。
今後お子さんが食べるのを嫌がったり遊び食いをする場合は、ズバリまずいからだと思いましょう。
お子さんの方が本能がまだ錆びていませんから、自分の体に入れたくないものは拒否しますので、その時には無理強いしなくても良いです。
大人になるまでに何度も食の好みは変わりますので、今食べないからといって神経質にならないでくださいね。
それから、お子さんはその時の自分に必要な食べ物を本能で知っていますから、「ばっかり喰い」をして栄養的に偏っていても気にしないようにしましょう。
1週間の間にバランスが取れるようならOKとしましょう。
今嫌いなものでも、仲の良いお友達となら食べることもあります。
つまり、「食べたくなる楽しい気持ち」が一番大事なのです。
ですから、お食事の時間をしつけや栄養バランスの問題で小言をいって暗い雰囲気にしないようにしましょう。
あなたはすぐ管理したがる癖があるので要注意です。
これからは、上級幸せコースで美味しいお料理がたくさん習えますから、お子さんが喜んで食べてくれるメニューが増えます。
どうぞご一家で笑顔の食卓にしてください。
マクロビオティックの陰陽はご主人との間にもお子さんとの間にも適用されます。
あなたは万遍なくお二人に愛情を注いで、中庸の立場でいてください。
今までお子さんが最優先だったので、そのバランス配分を少し変えましょうね。
そして、ご主人と昔のように仲良くなってくださいね。
(菜の花の辛子漬け 料理:陰陽京料理人 中川善博)
カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, 子育て・野口整体・アトピー, 体験談
2件のコメント
陰陽の氣を意識するかしないかで人生は大きく変わります
今月の幸せコースの授業では座学の時間をたっぷり取って、マクロビオティックで最も大切にしてほしいところをお伝えしました。
むそう塾生は他のお料理教室よりマクロビオティックの精神はお伝えしているつもりですが、それでも月1回の授業です。
そうすると、どうしても残りの29日〜30日の過ごし方が優位になってしまうのです。
授業で私の話を聴いて「ああ、そうなんだ」と思っても、家に帰ってまた何十年の癖と惰性の生活に戻ってしまうと、ちっともマクロビオティックの良さが現実化せず、お金と時間を費やした割には実生活に変化が起きないことになります。
そうではなくて、月1回の授業でも氣の持ち方一つで劇的に変化できることを昨日はお伝えしました。
それは「意識するかしないか」なんです。意識ってとてつもなく大きな力をもっているのに、それをないがしろにしている人のなんと多いことか! もったいないです。実にもったいないです。
意識って氣を集中させることが前提ですが、この場合は集中より集注という文字を使いたい気がします。
それは単に氣を集めるだけでなく、注ぎ続けることが大事だからです。
良い氣を注ぎ続けるとその部分に変化が起きて来ますので、それを治療に使っているのは皆さんもよくご存知のとおりです。
子育てをするときでも同じですね。離れていても氣をかけられたかどうかで子供の反応は違ってきます。
恋人同士の例だったらもっと分かりやすいかもしれません。恋愛なんて氣の集注の典型例ですものね。ですから恋愛をすると驚くほど変化する経験をした人や、変化した人を見たことがあるでしょう?
陽の氣と陰の氣を誰しももっていますが、そのうちの陽の氣を意識し続けてごらんなさい。
きっと気持ちが晴れ晴れとして、さわやかな風が吹き抜けたようにスッキリするはずです。
ときどき陰の氣が頭をもたげてきてもかまいませんが、最後は陽の氣で終わるようにしてください。
一日24時間を陽の氣ですごすか陰の氣ですごすかは天と地ほどの差があります。
そして当然のことながら結果が変わってきます。
ですから、私はいつも陰陽を意識してねと口を酸っぱくして皆さんにお伝えしているのです。
そうですねぇ、陰陽を意識して何が一番嬉しいかというと、物事の展開が楽しみになることでしょうか。
平たい言い方をすればワクワク感が強まるということですね。
ですから、朝の目覚めからワクワクして一日のスタートが出来ます。
そんな毎日って想像しただけでも愉しいと思いませんか?
可能なのです。意識次第で。
お箸の正しい持ち方もコース生全員にお伝えしました。
果たしてこの人たちの何人がきちんと持てるようになってくれたでしょうか?
これは1週間ほど真剣に練習をしてくださったら身につきます。
その後はちゃんと持とうとする意識があるかないかです。
今までの自分のままでいいのか、いや、新しい自分になりたいから意識しようと思えるかで人生は結果が異なってきます。
人間はつい楽な方に流れてしまいます。
でも、それに歯止めをかけるのは意識の持ち方です。
お金もかからないし、自分を変える最高の手段なのに、そのことをないがしろにしている人が多いですね。
でも、必ずいます。この記事を読んで実行してくれる人が。そんな人は陽性です。
玄米ご飯に胡麻塩は必ず必要ですか?(質問にお答えして)
「一卵性双生児が経膣分娩で産まれました!」の記事にさわまりさんからコメントをいただきました。
お返事が長くなってしまいますので記事にさせていただきます。
はじめまして。
「出産 マクロビ 双子」というキーワードで検索しまして、こちらにたどり着きました。
私も現在二卵性の双子を妊娠している6か月の妊婦です。
実は双子のうちの一人が標準の半分ほどの体重しかなくて、このままでは厳しいと言われております。
普段は数年前からマクロビオティックな食事をしており、私自身は健康なのですが、子供に栄養が届いていないのは食事内容が間違っているのかと思い、先ほどのキーワードで検索した次第です。
私自身は元気なため、お腹の中の子供の状況がよくわからず不安な日々です。
でも、お会いしたことのない緋乃さんという方が、こちらでのお料理のおかげで素晴らしいお子さんを自然分娩された記事を読みまして、なんだか少しだけホッとしました。
マクロビの教室にも通って勉強しておりますが、まだまだ自分の体の声が聞こえていないのかもしれません。
妊娠するまではゴマ塩の玄米ご飯が好きだったのですが、妊娠してからどうしてもゴマ塩が食べたくなくなってしまいました。妊娠すると陽性になると聞きましたので、そのせいかなと思っていましたが、食べたくなくても陽性なものを食べ続けたほうがいいのでしょうか。
こちらの教室に通っていないので、お答えいただけなくて当然かと思いますが、もし教えてもらえたらとてもうれしいです。
<マクロ美風より>
さわまりさん、初めまして。
一卵性双生児に比べると二卵性双生児はグンと心配なことが減りますね。
それでもこのように体重差が生じるのはこれも陰陽だったりします。
でもご心配でしょうから基本的な考え方をお返事をさせていただきます。
>妊娠するまではゴマ塩の玄米ご飯が好きだったのですが、妊娠してからどうしてもゴマ塩が食べたくなくなってしまいました。
多いですね、こういう人が。でも、玄米ご飯は食べられているのでしょうか?
妊娠すると大好きだった玄米ご飯も受け付けなくなる人がとても多いです。
それはさわまりさんも書かれているように、妊娠することによって陽性さが増すからです。しかし、玄米ご飯の炊き方が陽性なために食べられないケースが多いです。もしさわまりさんが玄米ご飯は食べられているのに、胡麻塩だけ食べられないのなら、無理に胡麻塩を食べることはないと思います。
あなたが通われているマクロビオティックの教室では、玄米ご飯と胡麻塩をセットで召し上がるように指導されているのでしょうが、本人が嫌な時には本人の身体の声を優先しましょう。現にむそう塾では玄米ご飯と胡麻塩はセットにしておらず、食べたい人のみ摂ることになっています。
この記事に登場する緋乃さんは、胡麻塩をかけていません。むそう塾のサイトにある次の記事はお読みいただけましたか? 関連記事とともにお読みくださることをお奨めします。
・マクロビオティックの落とし穴 胡麻塩の盲信
・中川善博の胡麻塩論(プロが研究した胡麻塩)
・マクロビオティックの誤解
あなたのお食事内容が詳しく分からないので、細かいアドバイスは出来かねますが、どうかマクロビオティックを盲信して著しい偏食状態にならないようにしてくださいね。妊娠中は何かと不安がつきまとうものですが、これからの妊娠後期に向けて赤ちゃんだけでなく母体の健康もキープしなければなりません。貧血にならないように多方面から陽性を考えてみてくださいね。胡麻塩だけが陽性ではありませんから、料理方法や水分の摂り方でも陽性を意識してみてください。あくまでも身体の声を重視して。
どうかお二人とも無事にご出産できますように。
(中川式鉄火味噌 料理:子象さん 玄米の粒は鉄火味噌の粒子と比較するため)
マクロビオティックの指導現場から(動物性のこと)
(リマ新宿店にて)
昔はこのような商品は並んでいなかったなあ・・・。
これらの商品が並ぶようになった経緯には複数の理由があるけれど、販売の現場ではこうして消費者のニーズに応えている。
でも、マクロビオティックを啓蒙する人たちは「動物性抜き」を原則として主張する。
しかし、マクロビオティックの理念が一人歩きしているため、動物性を排除するのがマクロビオティックだと信じて疑わない人がいっぱいいる。
体調が悪くなっても、陰陽バランスが崩れているのに気づかず、マニュアル料理を繰り返してどんどん健康から遠ざかっている人もいる。
マクロビオティックは原則として禁じている食べ物はない。
もし体調が悪いなら、避けると良い食べ物があるよと教えているのだ。
その「避けると良い食べ物」がグーンと全面に出てしまって、どんな体調の人にも適用してしまう人が出てくるからおかしなことになるのだ。
ちょっと常識で考えたら分かりそうなことでもあるのに。
海に囲まれた日本で、鰹節くらい食べるのは当たり前じゃないか。
物にはすべて陰陽両面があるのだから、片方だけを見てあーだこーだと目くじらを立てる方がおかしい。
それこそマクロな視点じゃないよね。
もっとノビノビしようよ、息切れしている人たち。
今信じているそのマクロビオティック、本当のマクロビオティックなの?
まっとうな判断が出来てこそ、マクロビオティックを知ってよかったとなるよね。
◆サイトの次の記事も併せてお読みください。
今年のマクロビオティックは拡散から収斂の方向へ
カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ
コメントする
玄米ご飯でかき揚げ丼 マクロビオティックですねぇ
昨日は「じっくりコース」でかき揚げや天ぷらを揚げました。
精進バージョンの天ぷらは、すでに幸せコースでお教えしてあるので、一歩進めて一般的な天ぷらの揚げ方でした。
むそう塾はマクロビオティックの料理教室ですから、動物性を一切使わない天ぷらをお教えしていたのですが、動物性を食べたいご家族がおられる場合にも対応できるようにするためです。
これは幸せコースの土台があるから出来ることで、何年もむそう塾に通ってくださったじっくりコースの皆さんの昔を思い出しながら写真を撮っていました。
マクロビオティックだから動物性を一切使わないお料理しかできないのではなく、動物性を食べたい人にも体への負担を最小限にできる作り方や食べ方をマスターしていて、美味しく召し上がってもらうことを教えるのがむそう塾スタイルです。
美味しいお料理を食べたい欲求は強く、それはマクロビオティックの料理であっても同じことです。
その本能を満足させるため、むそう塾では常に「美味しい!」を忘れません。
「美味しくなければ料理じゃない。それは餌です。」と言い切る中川善博のプロとしての腕に、マクロビオティックの陰陽を重ね合わせると、本当に美味しくて心にも体にもやさしいお料理が誕生するので、いつも感動しています。
昨日は揚げたかき揚げを玄米ご飯の上に載せて、かき揚げ丼が登場しました。
中川式玄米ご飯は白米のように炊き上がるのが特長ですから、玄米ごはんであることを忘れてしまう食感でした。
ムシャムシャ噛み続けなければいけない硬い玄米ご飯だと、この美味しさは味わえないなあと思いつつ試食しました。
単なる美味しいお料理は世の中にたくさんありますが、それを食べ続けると健康に危険信号がともる美味しさが多いですね。
欲求を満たすだけのグルメ料理ではなく、「その一口一口が自分の体と心をつくる認識」のもとで、本当に美味しいお料理を追究するのが真のマクロビオティック料理です。
その判断は、召し上がった後のご自分の体が正確に教えてくれるので、その声(反応)に耳を傾けながら陰陽バランスを取るのが正しいマクロビオティックのあり方です。
揚げ物はご家庭で作るのが一番美味しくて安全です。
天ぷらもフライも唐揚げも、むそう塾でお伝えする揚げ物はご家庭でも大人気なので、ぜひ美味しさと健康を両立できる技術を身につけてほしいと思います。
そのためのサポートも全力で行なっていますので、お伝えした技術を完全コピーしてくだされば良いのです。
そして、陰陽バランスを取ることの心地よさを実感していただけたら嬉しいです。
(かき揚げ丼 玄米ご飯 料理:陰陽京料理人 中川善博)