マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

【必見!】ささがき牛蒡の切り方 塾生さんへの指導動画あり

先日の授業の放課後に、塾生の“おたに”さんが『ささがき牛蒡をみてほしい』と、牛蒡を2本持参されました。
彼女は、「参加型お弁当講座1」で習った「黒毛和牛の時雨煮」の復習中なのです。

このお料理では「ささがき牛蒡」を作りますが、これが案外難しいのです。
『動画も観たのですが、速くてよく分からなくて……』とのこと。
わかります。中川さんの手の動きは本当に早いですからね。

ということで、マンツーマンのレッスンが始まりました。
写真はおたにさんの手の動きを指導しているところです。

 
 

 
 

では、動画でその場面を確認してみましょう。

 
 

<ささがき牛蒡のポイント>
牛蒡を浮かせない
手首から先だけ動かす
牛蒡の角を削る

 
 

動画の最後に、中川さんが貴重な絵を描いて、牛蒡のどこに包丁を当てるのかを説明していましたが、手に隠れて見えないのでカットしました。
動画の途中でも話していますので、じっくりと中川さんの言葉を聴き取って、復習の参考になさってください。

おたにさんは「自由人コース」でお菓子を習ったのですが、こうしてまだ出来ていない技術を習得するために、時間を設けたのでした。
有意義な時間だったと思います。
新幹線で遠くから通われているのですから、少しでも多く持ち帰ってくれたら嬉しいです。

 
 

なお、過去のささがき牛蒡の動画も紹介しておきましょう。

【京料理人によるささがきごぼう 1本の場合】 2019.8.16

 
 

【京料理人によるささがきごぼう 5本の場合】 2019.8.16

 
 

【ささがき牛蒡の切り方(3本)】 2019.1.20

 
 
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4年間でこんなにもお料理上手になりました 人は変われるのです

むそう塾のサイトに「きょうの100点お弁当」というコーナーがあります。
2022年5月2日にそこに登場していただいた“Ryokoさん”が、むそう塾に初めて来られたのは2017年11月18日でした。
大病を経験した後の受講で、不安なお気持ちがいっぱい溢れていました。

でも、素晴らしい玄米投稿をされて、見事54点でのパスポート取得となりました。
その後、次のように進まれています。
2018年:幸せコース
2019年:上級幸せコース
2020年:満足コース
2021年:秘伝コース
2022年:自由人コース1

 
 

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昨年は鱧の骨切りにも挑戦して、見事な技術を身に着けました。
(投稿文が素晴らしいので、ぜひお読みください)
特に次の部分が凄い内容です。

今までの人生、いつのころからか負け癖、諦め癖がついていて
自分の限界を低いところで決めつけてきました。
そんな自分を変えたい思いもあり、
桂剥き投稿の時から真剣に練習に取り組んできたように思います。

そして、素晴らしいおせちも仕上げました。
中川さんのブログで「113-2」と入力して、ブログ内検索をしてみてください。
毎月見事な復習投稿をされています。

 
 

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その他にも毎日のようにお弁当投稿をされていたのですから、ものすごい頑張り屋さんです。
でも、ご本人の言葉によると、次のように書かれているではありませんか!

むそう塾に通うまで、お料理をほとんどしてこなかったので、
自分の作ったものを人に食べてもらうのは、とても怖かったのですが、
今では、自信を持って食べてもらえるようになりました!
たった4年でこんなに変われるなんて!
本当に凄いことです!感謝しかありません。

あの素晴らしい復習投稿のすべてが、「お料理をほとんどしてこなかった」人の作品とは思えないくらいの出来栄えですよね。
人は変われるのです。
良き指導者に出会えば、驚くほど成長できるのです。

 
 

では、Ryokoさんの秘伝コース卒業作品を載せておきましょう。

秘伝コース4月の復習  Taさん(113-2)

 
 
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「プロから学ぶ台所の整理術と道具講座」を終えて

昨日は、「プロから学ぶ台所の整理術と道具講座」を開催しました。
参加者のキッチンをお写真で拝見しながら、京料理人中川善博が、お料理をしやすくするための解決策を提案する講座です。
(講座の様子はこちらの記事から)

まずは、中川自身のキッチンの写真をお見せして、驚きの収納方法をご紹介します。
その後、塾生さんがご自分のキッチン事情を説明して、みんなで共有します。
これがとても学びになりますね。

片付かないと嘆く人のキッチンがとても広かったり、ちょっとしたアイデアでものすごくスッキリしたり、狭いキッチンなのに上手に使っているけど限界!というケースだったりしました。
一番困ったのはガスの配線でしたね。

都会の住宅事情は、熱源がどんどんガスから電気になってしまっているので、ガス器具を使いたい時に困るのです。
賃貸物件を探す時に、ガス口が何個あるか確認しておかなければいけない時代になりました。

ところで、むそう塾生なら誰しも「覚書」があるのですが、その覚書の置き場所のことです。
キッチンに置いている人がいましたが、クラウドに上げて共有できるようにしている人がいました。
そうすると、ご主人にも手伝ってもらいやすくて便利なんだとか。
今の時代らしい保存方法ですよね。
さすがデキル人です。

一人で悩んでいるのではなく、こうして色々な人とアイデアを共有することで、より良い暮らし方ができるようになるのは素晴らしいことです。
可能性が広がりますよね。

 
 

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こんなふうに、キッチンはどんどん整理して効率的にしていくと、お料理がとてもしやすくなります。
反対にカオスの状態だと、捜し物をしたり、動線が悪かったりして、結果的にお料理のベストタイミングを逃しやすくて、美味しいお料理から遠ざかってしまいます。

お料理は分どころか秒を争うときが多々あります。
その時にスッと行動できる環境を整えるのが、この講座の目的です。
ただしまい込むのではなく、人が動き回らなくても済むようなキッチンづくりが、結果としては時間をも生み出してくれることを感じ取っていただければ嬉しいです。

そしてまた、別記事で書きますが、家の中を整えることは、気の流れを整えることでもあります。
気が滞らないように、風の通り道を確保できるような室内にしましょう。
それが結果的に自分の精神状態を左右するのですから。

 
 

 
 
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「中川式ハンドドリップ珈琲実習講座」1回目を終えて

きょうは初めての「中川式ハンドドリップ珈琲実習講座」を開催しました。
ご参加くださった皆様は、千葉2名・東京2名・神奈川1名・京都1名・長崎2名と、相変わらず遠方の皆さんが多かったです。
講座の様子はこちらの記事からどうぞ。

最初に塾長からコーヒーに関しての説明がありました。
その話を聴いていて、私はすぐこの講座は大成功だと思いました。
それほど話の内容が素晴らしくて、いかにもむそう塾らしい「陰陽珈琲講座」になっていました。

受講してくださった皆さんの表情も、キラキラしていてすごく素敵でした。
きっと私と同じ感想を持ってくださったのだと思います。

お一人おひとりがコーヒーを淹れて、そのお味を時間を置いて確認する中川さんを見ていると、玄米炊飯や一番出汁の確認と同じだなあと思いました。
正しくブレなく伝授したい胸の内が伝わってきます。

皆さんが実習で淹れたコーヒーには、微妙に味の差があってお料理と同じです。
これは本当に面白いものです。
一人ずつの実習だからこそ判ることですね。

 
 

 
 

「中川式ハンドドリップ珈琲実習講座」は、あと2回開催日がありますが、もう1回くらい開催してあげたいなと思うくらい素晴らしい内容です。
質の悪いコーヒーを飲んで体調を悪くしている人が多いのですが、コーヒー豆の質の違いでこんなにも結果が違うことを教えてあげたいです。

何しろ私は、コーヒーを飲むと胃が痛くなるタイプだったのですが、中川さんのコーヒーなら胃が痛くならないのですから、違いが歴然としています。
でも、講座を受けてみると、なぜそうなるのか理由がはっきりと分かります。

喫茶店や市販のコーヒーと中川式の違い。
その差は健康への違いでもあります。
毎日摂るものは体への影響がとても大きいのです。

 
 

 
 
カテゴリー: 新しいむそう塾 2022年, マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | 4件のコメント

2021年度のコース授業がすべて終わりました 骨切り講座のこと

本日、2021年度のコース授業がすべて終わりました。
6コース47名(一部ダブル受講あり)の方々が修了されました。
コロナ禍の中を、毎月京都まで通っていただいて、無事修了されたことに、心から感謝とお祝いを申し上げます。

 
 

本日は「満足コース」の最終授業でしたが、桂剥きからスタートして、鯵をおろしてお刺身を作りました。

 
 

(お造り盛り合わせ 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

これを全員がさら〜っとできることに、毎年ですが静かに感動しておりました。
これがむそう塾レベルなんですよね。
授業の詳しい様子はこちらの記事から。

 
 

 
 

このクラスの皆さんは、全員が「秘伝コース」まで進まれますので、気持ちも一つで和気合い合いです。
一日中笑いが絶えない楽しいクラスです。

すでに秘伝コースを修了して自由人コースに通われているのに、満足コースを再受講してくださった先輩たちが3名もいらっしゃいます。
そして、そのまま秘伝コースも再受講してくださるとのこと。
さらに、鱧特訓にも挑戦してくださるのだとか。

いや〜、すごい頑張り屋さんたちです。
今年の鱧特訓も楽しくなりそうですね。

 
 

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ところで、「鱧の骨切り特訓再受講講座」については、こちらの記事でご案内しておりますが、他に受講ご希望の方はおられますでしょうか?
もし、7月21日(木)ではない日程なら受講できると言う場合は、マクロ美風までご相談ください。
日程調整をさせていただきます。

 
 
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